【令和6年度入試】公立出願のようすをチェックしよう!

千葉県の高校入試
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こんにちは、なまはげおじさんです。

君津のさくら塾のブログへようこそ。

公立入試のデータ特集です。
 
 
 

出願のようすをチェック!

令和6年度入試、出願についてのデータが公表されました。第9学区を中心に、さっそくチェックしていきましょう。
 
 
 

各学区のようす

まずは各学区の一番手を見てみましょう。
 

全日制の全県平均倍率は 1.11倍なので、今日の特集記事では、

倍率が1.11より大きければ
小さければ
1.00割れは

で表しています。
 

コチラです。
 

 
県船橋東葛飾は2倍を超えてしまいました。公立高校の入試とは思えない高倍率です。両校とも、昨年度は志願変国で50人(!)が近隣の2番手校へ移動したのですが、さて今年も大移動が起きるのか。

佐原・成東、今年は定員割れを回避できました。地域のみなさんもホッとするのではないでしょうか。安房はあと2人来てくれると二次募集を回避できるのですが、んー、どうだろう。
 
 
 

1月アンケートから

先日特集した公立高校の進路希望調査、いわゆる1月アンケート。上位校ではどれだけ動きがあったのか、見てみましょう。
 

 
どこもこれまでの傾向どおりでしょう。驚くような動きはありませんでした。
 
 
 

第9学区公立上位校のようす

それでは内房エリアの上位校の倍率をチェックしましょう。
 

 
ここ数年間のデータと倍率を比べてみます。
 

 
県千葉は1.5倍を上回ってはいますが、この高校にしてはおだやかです。志願変更で県船橋からここに切り替えてくる人がどれくらいいるでしょうか。

千葉東は隔年現象が起きませんでしたね。昨年とほぼ同水準です。去年の春ごろ、「ここは1.5倍は超えちゃうだろうなぁ」なんてイメージしてたんですが、大外れです。

木更津普通科は激戦になります。「去年の反動」「隔年現象」などさまざまな表現がありますが、やはり予想通り昨年度を大きく上回る高倍率になりました。志願変更したい人、いっぱいいるよね。でも、変更先が見つからないんだよねぇ……。

君津普通科も去年より高い倍率になりそうです。少なくとも定員割れにならないことは確実でしょう。しっかり受験勉強しなくちゃいけませんぞ。
 
 
 

第9学区のようす

最後に、毎年恒例のランキングです。

第9学区の学校・学科に県千葉・千葉東・幕張総合を加えて、倍率の高い順に3グループに分けてまとめました。
 
 

まずは多くの受験生が集まったグループです。
 

 
来週水曜から2日間行われる『志願変更』は、このグループに出願している人が検討しているんじゃないでしょうか。

ただ、県千葉以外は、どこも大移動は期待できないでしょう。動きがあったとしても数人かな。県千葉も10人減るかどうかと予想します。
 
 
 

次は、県平均より倍率は低いけれど、定員割れにはならなかったグループです。穏やかな入試になりそうです。
 

 
どこの学校の先生方も「志願変更しないでこのままいてね!」と祈るような気持ではないでしょうか。数人減ってしまったら、二次募集しなければならなくなってしまいますからね。

君津園芸科は初めて1倍を上回りました。今年は急に人が集まったな、なんでだろう。園芸科ですが、第9学区には市原高校にもありますね。志願変更する人はいるんでしょうか。

木更津東普通科は入試をやらずに入学式をやろう(提案)。
 
 
 

3つめは、定員割れになってしまったグループです。
 

 
木更津東家政科、あと3人なんですが、……どうでしょう、枠が埋まるでしょうか。「3人増える」、十分ありえそうなだけにドキドキします。

君津商業は、次年度募集を1クラス減(=40人減)にして、学年4クラスにすべきなんでしょうかねぇ。ここ数年ずっと定員割れになってしまっています。地元の人間として大変心配です。
 
 
 

今年度は、入試における採点ミスを防ぐための改革を、急ごしらえでやっつけた県教委。次年度は、ストップしたままになっている公立高校の統廃合計画、そろそろ中身を発表してほしいところです。
 
 
 
 
 

以上、公立高校出願のようすの特集でした。県教委発表のデータはコチラ

それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
 


 
 
 

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