公立入試、『皆勤』は加点対象ではなくなります

千葉県の高校入試
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なまはげおじさんです、こんにちは。

君津のさくら塾のブログへようこそ。

今日は高校入試のお話。
 
 
 

がんばれ県教委

昨日、『令和5年度千葉県公立高等学校入学者選抜に関する協議会』での配布資料を、県教委が公開しました。

この協議会は、先月25日、つまり先週の火曜日に行われたばかり。資料を見ると、令和6年度入試についてこれから決定することばかりであることに驚かされます。

なかなか情報開示が進まないなと思っていましたが、なるほど、現在開示できるものがまったくないんですね。大丈夫かコレ。
 
 

そもそも県立高校改革は今年大きく動き出すはずでした。第2の幕総をつくるとか、理数科にメスを入れるとか、10校が統合されるとか、非常に大規模なものばかり。

ただでさえ大忙しなのに、そこに例の採点ミス騒動への対応が加わり、県教委はまるで余裕がなくなっているようです。昨年はお盆明けに各校の募集定員を発表しましたが、今年はいつになるんだろ。
 
 

さて、話を戻して、昨日開示された資料をチェックしてみましょう。資料には、令和▲年度、という表現が出てきますが、

 令和5年度入試 現高1
 令和6年度入試 現中3
 令和7年度入試 現中2

をそれぞれ表しています。混乱しないでくださいね。

それでは、資料の中から気になったところをシェアします。
 
 
 

インターネット出願

ネットを使っての出願が、これからの主流になるようです。

令和5年度入試
 県千葉と東葛飾のみ採用

令和6年度入試(=現中3生)
 県立12校+市立3校に拡大

令和7年度入試(=現中2生)
 すべての公立がネット出願に

 
ネット出願の何がいいって、わざわざ県収入証紙を買いに行かなくてもOKってことですよね。市役所に行く手間を省けるのはありがたい。いいぞ、県教委。

これにともない、直接受験校に行って出願するのではなく、郵送になります。ラクチンですなぁ。

ラクをできるようになるのは現中2の代からです、間違えないでね。

インターネット出願の具体的な流れはコチラ
 
 
 

思考力を問う問題

出題方針や配点などの変更はありませんが、気になる文言がありました。

「マークシート方式(一部記述式)導入を検討しています」というもの。

ん?

記述式がメインで一部マークシート方式、じゃないの??? ホントに思考力を問うことができてんの???

思考力を問う問題については、思うところがあるので、いずれまた記事にします。
 
 
 

高校側からの要望

開示された資料には、高校側からの要望の一部が掲載されています。なかなか興味深いです。
 

①1日目に5教科の学力検査、2日目に学校設定検査にしてほしい

②学校設定検査は実施しないという選択肢も検討してほしい

③国語の聞き取り検査をなくすことを検討してほしい

 
ほほぉ。

①は、おそらく採点の時間を確保したいのでしょう。2日目を午前中のみで終わらせて、午後は採点に集中したい、と。わかります。

②が高校側から出てくるのは意外でした。ひょっとしたら、「部活を頑張ってた子を集めたいから『自己表現』をやってるんじゃなくて、ほかに適切な学校検査がないから仕方なくやってる」なんて高校もあるのかな。

③は大賛成。聞き取り検査に条件作文、千葉県の国語はやりすぎですって。もっと時間に余裕を持てる問題に変えてあげてください。どうしても聞き取り検査が必要だってんなら、面接の中でやってみてもいいのではないでしょうか。
 
 
 

中学校側からの要望

中学校側からの要望もありました。
 

・調査書の「行動の記録」の記入欄を削除し、「皆勤」を記入しないことで統一してほしい

 
「行動の記録」とか「皆勤」って何のこと? という人は、コチラの特集記事をご覧ください。
 

なお、この要望については、県教委が次のように明言しています。
 

まず、出欠の記録について。

『皆勤』は加点の対象としない

欠席・遅刻・早退ゼロのがんばり屋さんにとっては、悲しいニュースです。新型コロナやインフルエンザの感染拡大などもあり、時代にそぐわない価値観になったのかもしれませんね。
 

そして、行動の記録について。

『○』についての加点はしない
「『○』の数については、総合的に判定する際の参考とすることはできないものとする。ただし、審議の対象とすることはできる。」

学校生活をしっかりやれる真面目な人は『○』がいっぱいつきますが、そうだとしてもおトクになることはなくなりました。

合否を決めるギリギリのボーダーラインに2人の受験生がいて、高校の先生方が話し合って最後の合格者を決める場があったとしても、『○』がいっぱいあるからという理由で選ぶのはやめてね、ということ。

……じゃぁ、この欄をなくしちゃえばいいんじゃない? 必要ないでしょ。
 
 
 

こんな内容の資料を昨日開示したんです。大変ですね、県教委。決めなきゃならないことが多すぎて。県立高校改革もお忘れなく。おじさんは顔と首を長くして待っております。

開示された資料はコチラ
 
 
 
 
 

それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
 
 
 

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