【2023】千葉県進学校対抗 「現役」進学率ランキング!

千葉県の高校入試
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なまはげおじさんです、こんにちは。

君津のさくら塾のブログへようこそ。

県内の高校の大学進学実績のお話。
※この記事は2023年版、最新2024年のデータはコチラです
 
 
 

現役で大学進学できる高校はどこだ!?

毎年更新しております、千葉県 「現役」進学率ランキング、今年度版をお届けします。
 
 

『サンデー毎日 2023年7月2・9日合併号』には、全国の進学校について特集が組まれています。難関大学・有名大学への「現役」での「進学者数」が一覧になっているのです。 
※「現役生」とは高校3年生のこと。
 高校卒業後、再び大学受験に挑む受験生のことは「既卒生」「浪人生」などと呼びます。
※「合格者数」ではなく「進学者数」のデータです。
 実際に4月からその大学に通っている人数です。
 
 

今回の掲載校はコチラ。 
 

【掲載されている千葉県の進学校】
公立;県柏/木更津/小金/佐倉/県千葉/市千葉/千葉東/長生/成田国際/成東/東葛飾/県船橋/船橋東/八千代
私立;市川/芝浦工業大柏/渋谷教育学園幕張/昭和学院秀英/専修大松戸/東邦大付東邦/成田/日大習志野

 
今年は県千葉がある! 去年はなぜかわかりませんが、なかったんですよ。よかったよかった。

ただし、昨年の特集記事より掲載校が大きく減りまして、公立14校・私立8校、計22校しかありません。

君津がないのは毎年のことですが、幕張総合のデータも掲載されなくなってしまいました。それどころか、学区によっては「公立も私立も1校もない!」なんて方もいらっしゃるかも。

内房エリアからのエントリーは、木更津1校のみ。ほかは進学校ではないということですか、辛口ですね『サンデー毎日』さん。
 
 
 

今年のランキングも、 「進学率」 に注目して4つ作成しました。
 

進学率=進学者数÷卒業者数×100

例えば、卒業生が200人いる高校から、
50人が国公立大に「現役」で進学したら、
 50÷200×100
で、現役国公立大進学率は 25%となります。
 
 

「合格者数」のランキングはあまり意味がないと思います。国私ともに辞退者がいますし、特に私大では1人の優秀な受験生が合格者数を荒稼ぎすることもできますから。

また、「現役」にこだわったのは、その高校の力をよりはっきり掴むことができると考えるからです。
 

以下の記事における「進学率」は、『サンデー毎日』さんのデータをもとに、私なまおじが算出したものです。うっかりもあるかもしれませんので、参考程度にご覧ください。
 
 
 

国公立大が人気のワケ

なぜ国公立大が人気なのかといいますと、やはり私大に比べると学費が抑えられる点が大きいです(特に理系学部)。
 

日本政策金融公庫によると(2021/12/20)
高校入学から大学卒業までにかかる費用は、
国公立大学
  → 平均 743.0万円
私立大学文系
  → 平均 951.6万円
私立大学理系
  → 平均1083.4万円

 
これはあくまでも平均ですので、学費のかかる学部・学科の場合はもっと国-私で差が出ます(特に医学部医学科)。

国公立大に進学してほしい保護者、憧れる生徒が多いのもうなずけます。 
 
 
 

国公立大「現役」進学率ランキング

それではランキング1発め。

千葉県の進学校対抗、国公立大「現役」進学率ベストテンはコチラ!
 

・矢印は昨年度からの順位の変動を示す
・◆は私立高校

 

今年も県船橋が圧勝です。クラスの半分が現役で国公立へ進学するわけですから、いやはやすさまじい進学実績。

高校入試での合格可能性60%偏差値がほぼ同ランク帯の県千葉・県船橋・東葛飾・千葉東、残り3つのランキングも見てみると、それぞれのカラーを感じるかもしれません。

木更津は第11位でした。惜しかったぁ。
 
 
 

難関国立大「現役」進学率ランキング

2つめのデータは、「難関国立大」。 

【難関国立大】
東京大/京都大/北海道大/東北大/名古屋大/大阪大/九州大/東京工業大/一橋大
 

いわゆる『旧帝大+2』。
※西日本では神戸大も加わります

国公立大の中でも特に合格するのが難しい難関大学に、現役で進学できた生徒は、学年全体で何%いたのか。

いってみましょう!
 

・矢印は昨年度からの順位の変動を示す
・◆は私立高校

 

TOP3が突き抜けています。

渋谷幕張は104人のうち、東大が59人だそうで。アイヤー。

ちなみに、木更津からも東大に合格者が出ました。何年ぶりだろう。パチパチパチパチ
 
なお、毎年指摘していますが、この『旧帝大+2』は最難関グループではありません。医学部医学科という理系最高峰もありますし、海外大学に挑戦する人も増えています(特に渋谷幕張)。また、地方にも高偏差値の公立大学があります。このことは、頭の片隅に置いておいてください。
 
 
 

早慶上理「現役」進学率ランキング

3つめのデータは私立大学。

稲田大
應義塾大
智大
東京科大

私大の頂点、早慶上理のベストテンはコチラです!
 

・矢印は昨年度からの順位の変動を示す
・◆は私立高校

 

早慶上理、このグループは扱いが難しいです。第一志望として進学した人もいますが、中には難関国立大の滑り止めとして受験した人もいるからです。

去年は上位4校を私立が占めましたが、今年は県船橋県千葉が割って入りました。浪人せずに進学する人が増えた、ということなのかもしれません。
 
 
 

MARCHG「現役」進学率ランキング

最後、4つめのデータはMARCHGです。

明治大
青山学院大
立教大
中央大
法政大
学習院大

関東の人気私大をひとくくりに MARCHG と呼んでいます。ベストテンはコチラ!
 

・矢印は昨年度からの順位の変動を示す
・◆は私立高校

 

MARCHGへの進学率といえば、毎年市立稲毛小金(松戸市)が争っていますが、今年は稲毛のデータがないので、小金の不戦勝でございます。

早慶上理のデータとは、掲載校がガラッと変わりましたね。ランクインした学校の特徴は、都市部であること、そして学区2番手校であること、でしょうか。
 
 
 

今年のまとめ

今年のデータを見て私が感じたことは3つ。

一強状態の渋谷幕張。
 追いかけるのは、県船橋と県千葉。

この3校の進学率が突き抜けている印象。私立中高一貫校の市川が、今年はあまり目立ちませんでした。ゆっくりと沈んでいるのか、それとも今年調子が悪かっただけなのか。
 

MARCHG、同偏差値帯だと郡部より都市部の方が高実績。

国公立狙いと私大狙いでは、受験科目の数も違いますし、その内容・深さも異なります。「高校入試のような感覚でMARCHGを滑り止めに受験して全滅」、そう珍しい話じゃありません。国公立にこだわりすぎるのは考えもの。実力はあるのに、結果としてMARCHGの1つ2つ下の大学群に進学することになるからです。都市部の高校生の方が、そのあたりの割り切りが上手なのかな。
 

「旧帝+2」など大学群としてみると、進学率は公立高校も私立高校もあまり変わらない。
 しかし、大学別にチェックすると実は大きな差がある。

例えば、県民なら誰でも知ってる千葉大への現役進学率を見てみると、
 

 
公立高校が第9位まで独占しちゃうんですよ、なんでだろ。
学費や交通費などを考えると、千葉県民には「公立高校→千葉大」がもっとも家計に優しいルートかもしれませんね。

今年のデータから考えると、千葉県公立高校4強の傾向はこんな感じかな。
県千葉;上位の国公立へ
県船橋;国公立に現役で
東葛飾;筑波大へ
千葉東;千葉大へ
 
 
 

今年の特集はここまで。

大学入試で全国の猛者たちとバチバチやり合えるようにするために、中学生のうちに身につけさせるべきことは何か。

それを常に意識しながら、さくらっ子の指導にあたりたいです。
 
 
 
 
 

それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
 
 
 

この記事についてのコメント

  1.  いろいろな分析を楽しく興味深く拝見しています。北西部の私立進学校は東京寄りの千葉県だったり都内からも通う生徒が多く、千葉大は下り方面(しかも各駅停車)になるのであまり興味をそそらないということもありそうです。

    • なるほど、地理的な要因は無視できませんね。
       
      コメントありがとうございます。

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