キンキンに冷えたなまはげおじさんです、こんにちは。
さくら塾のブログへようこそ。
今日はちょっとしたジェネレーションギャップのお話です。
ジェネレーションギャップ
先日の中1・数学の1コマ。
問題演習の前に、教科書の記述を確認していました。
円錐の「錐」って、大工道具の「キリ」のことって書いてあるね
キリ?
あれ、知らない?
技術の授業で木工制作やったでしょ?
……?
(なんのことやら)
ホラ、釘を打つ前に下穴を開けるアレだよ
こう、こうやって使うアレ
参考;こうやって使うアレ ↓
数秒の間のあとに、
あッ! コレですね!
(握った拳を上から下に下ろすしぐさ)
あぁうん、そうそう
(ははーん、学校のキリは電動なのか)
理解を深めるのに役立つだろうという意図で「錐」についての小話が教科書に掲載されているわけですが、しかし今の中学生は「大工道具の錐」を知らないのであります。「錐」という字はとがったものを表しているんだね、と話して納得してもらいました。
理解を深めるため、
より身近に感じてもらうため、
われわれ大人は具体例やたとえ話をするのですが、使うネタについては十分吟味しないと中学生の頭の中を「????」としてしまうだけ。
気をつけないといけません。
数年前衝撃を受けたのは、「ナカジマくん」というキャラの認知度が低下してしまっていること。英語の授業、人名の使われている疑問文を代名詞を用いて応答する練習で、サザエさんのキャラを多用していたのです。
A Does Nakajima come to school ?
B Yes , he does .
あるとき、ナカジマとは誰なのかというつぶやきを耳にしまして、いやぁ、ショックでしたねぇ。キミはあの野球大好き少年を知らないのか(笑)。
参考;あの野球大好き少年 ↓
今は日曜夕方に家族みんなで揃って「サザエさん」を見るようなことはないようですな。昭和は遠くなりにけり。ちなみにその日以来、さくら塾の英文プリントは「ドラえもん」のキャラでいっぱいになりましたとさ。「ドラえもん」が通じなくなったらどうしよう(笑)。
以上、ジェネレーションギャップのお話でした。
それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
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