【令和6年度入試】千葉県公立入試のルールブックが発表されたよ!

千葉県の高校入試
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なまはげおじさんです、こんにちは。

君津のさくら塾のブログへようこそ。

今日は公立入試のお話です。
 
 
 

大きな変更はナシ

県教委から、令和6年度入試の要項が発表されました。

いわば入試のルールブック。

『一般入学者選抜』、さっそくチェックしましょう。

全部で11の項目に分かれています。
 

第1 募集
第2 出願
第3 志願又は希望の変更
第4 調査書及び学習成績分布表
第5 入学願書等の提出期間等の特例
第6 受験票等の交付
第7 本検査
第8 追検査
第9 選抜方法
第10 入学許可候補者の発表及び選抜結果の通知
第11 その他

 
その1つ1つにコメントしていくと大変ですので、前年度と比較して気がついたもののみピックアップしますね。
 
 

前半は、細かな表現の変更が数箇所あるのみなのでカットします。
 
 

第7 本検査

特に変更はありません。
 
 
 

第8 追検査

インフルエンザや新型コロナを念頭に置いて設定されている追検査、記述の変更があります。

どのような人が追検査を受けることができるか、すなわち受検資格の説明文です。
 

昨年度インフルエンザ罹患による急な発熱で別室での受検も困難である等、やむを得ない理由により本検査を全く受検することができなかった者のうち、……
今年度感染症罹患による発熱で別室での受検も困難である等、やむを得ない理由により本検査を全部又は一部受検することができなかった者のうち、……

初日の帰宅後や2日目の朝に発熱した場合、本検査をリタイアして追検査に挑戦することができる、と明記された。そうとらえてよいでしょう。
 

もう1つ変更があります。追検査の検査の内容についてです。
 

昨年度学校設定検査の実施については学校ごとの裁量とし、実施する場合にあっては、「Ⅰ 一般入学者選抜」の本検査に準じた学校設定検査を実施する。 
今年度学校設定検査は、「Ⅰ 一般入学者選抜」の本検査に準じた検査とし、実施方法については学校ごとの裁量とする。

 
昨年度の追検査では学校設定検査はやらなくてもよかったのですが、今年度は実施方法が本検査と異なってもよいので必ず実施すること、となりました。
 
 
 

第9 選抜方法

記述が変わっている部分もありますが、さくらっ子の合否に関係するほどの大きな変更ではないためカット。
 
 
 

第11 その他

ネット出願の対象校が拡大されます。

昨年度千葉県立千葉高等学校及び千葉県立東葛飾高等学校において、インターネット出願を実施する。詳細は、別に定める。
今年度県立高等学校12校(千葉千葉東、船橋、東葛飾、柏、佐倉、佐原、匝瑳、成東、長生、安房、木更津)の全日制の課程及び市立高等学校3校(千葉、稲毛、柏)において、インターネット出願を実施する。詳細は、別に定める。

 
昨年度のネット出願は、普通の出願よりも早い、1月13日~26日に行われました。それだけ受験校の決定を早いタイミングで迫られるということになります。県千葉千葉東・木更津を受験する予定の人は要注意ですな。
 
 

なお、今年も次の文は変更ナシでした。

「受験者の数が募集人員に満たない学校においては、各学校の実態に応じて可能な限り入学許可候補者とする。」

独特の言い回しですが、どういう意味なのかわかりますか。

定員割れになったとしても、その高校の実態に合わなければ受検した人全員を合格にしなくてもよい、ってことです。
 

これが千葉県スタイル。
 
 
 
 
 

以上、公立入試のお話でした。

令和6年度千葉県公立高等学校入学者選抜実施要項はコチラ

それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
 
 
 

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