中学校の部活動、学校から地域に移ります

なまはげコラム
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こんにちは、なまはげおじさんです。

君津市のさくら塾のブログへようこそ。

今日は久しぶりに部活動のお話。
 
 
 

スポーツ庁、動く

昨日の毎日新聞に、『中学校の部活動、地域に移行「平日も視野」スポーツ庁が議論開始』という記事が掲載されています。

文科省の外局であるスポーツ庁が、中学校の休日の運動部活動の地域移行についての会議を開いたのだそうです。

2022年7月をめどに提言をまとめるとのこと。
 
 

文部科学省は、

23年度から(現中1が3年生になる年ですね)
土日祝日の部活動を
学校ではなく地域クラブで行う

方針です。 

今回始まったスポーツ庁の会議は、それに間に合わせるスケジュールなのでしょう。
 
 

記事を要約すると以下の通り。
 

●中学校の運動部の現状は問題アリ
●スポーツ庁の会議
 指導者の育成方法や質の保証
 活動場所の確保
 現在は学校単位で参加している大会のあり方
 教員が関わらずに済む体制づくり
●スポーツ庁の担当者
 「平日の地域移行も視野に」

毎日新聞

 
みなさんはどんな感想をお持ちでしょうか。
 

私が「お!?」と感じたのは、大会のあり方を変えようとしていることです。

現在はどの大会でも学校対抗ですが、これが変わるかもしれません。少子化が加速して、部員数が揃わない学校も珍しくないので、まぁ当然かな。

私は大賛成です。学校対抗でなくなれば、部活動に対する「熱」もだいぶ落ち着くんじゃないでしょうか。

1週間に数学や英語は4コマ合計200分ほどですが、部活動に費やす時間はそれよりもずっと多かったわけで。やりすぎでしたもん。
 
 

ただ、全面地域移行は、現実的には相当難しいと思います。

指導者が集まらないからです。

まずは、数。
週末はまだしも、平日の活動を地域の方にお願いするとなると、いったい何人必要になるのか。

そして、質。
そのスポーツの専門性だけでなく、人格的なものまで考慮すると、人選は難しそう。
 

「指導者の育成方法や質の確保」は、スポーツ庁の会議でもっとも頭を悩ませる議題になっていくんでしょうね。
国家資格のある半公務員みたいな形にするのかな。
 
 
 
 
 

以上、部活動の地域移行についてのお話でした。

君津市の現状については、『【部活動】小6保護者は中学入学前にお読みください』でご確認ください。

それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
 
 
 

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