君津市学校再編プログラム、舞台は八重原地区へ

ローカルなお話
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 今日もティッシュ会社の売上に貢献しているなまはげおじさんです、こんにちは。ヘクショイ

 君津市のさくら塾のブログへようこそ。

 今日は君津市学校再編のお話です。
 
 
 

舞台は八重原地区

 これから児童・生徒数がどんどん減っていく君津市、小中学校の整理・再編を進めています。現在検討されているのは、八重原地区です。

 君津市教委の学校再編推進課が中心になって、八重原地区通学区域協議会という会議を立ち上げています。公開されている資料によると、対象校は、

・八重原小
・外箕輪小
・北子安小
・南子安小

 の4校です。 
 

八重原地区通学区域協議会資料

 
 詳しく見ていきます。
 
 
 

進む少子化

 八重原地域の課題として指摘されているのは、次の4つ。

八重原小・北子安小・外箕輪小が小規模校になっている
八重原地区全体の少子化が進んでいる
・南子安小は施設規模に対して児童数が多い
・北子安小学校用地は借地である

 
 少子化についてですが、公開されているものを参考にさくら塾で作成した「小学校ごとの学級数の推移予測」についてのデータがコチラ。
 

R3R4R5R6R7R8
八重原小10109898
外箕輪小666666
北子安小876666
南子安小171716161616

 
 外箕輪小はすでに全学年で1クラスのみですし、北子安小ももうすぐそうなります。

 中学社会の教科書には少子高齢化社会についての記述がありますが、それはこの君津市でも進行中なんですなぁ。
 

 学校再編推進課は、八重原地域は2校ないし3校にしたいと考えています。
 
 
 

さて困った

 さて、八重原地域の小学校の合併・統合ですが、ちょっとむずかしい問題に直面しているようです。

 ひとつは、国道127号線。通称ダンプ通りです。この交差点を小学生に渡らせるのはどうなのかという意見があるようですね。

 もうひとつが、自治体の区割りと小学校の学区にズレが生まれてしまうこと。小学校は地域との関連が強いので、これは無視できないでしょう。

 場合によっては、同じ小学校を卒業しても、住んでいる場所によっては友達と異なる中学校に進学するケースもありえます。でも、これはしょうがないことなのかも。
 
 
 

現在検討されている案

 八重原地区通学区域協議会で検討されている案は、なんと10もあります。すべて掲載します、大きな画面でご覧になることをオススメします。
 

 
 A~Dが第1回会議でたたき台として提案されたもの。私が気づいた限りでのそれぞれの問題点は、

A 小規模校が解消されない
B 小規模校が解消されない
C 北子安から八重原中が遠い
D 小学生の127号線問題

 といったところでしょうか。

 E以降が、第2回会議の資料に掲載されているものです。どの案も一長一短、学校再編推進課のみなさんのご苦労を感じます。こりゃタイヘンだ。

 一番のポイントは、何を最優先に考えるか、なんでしょうね。学年1クラスのみという現状を解消しよう(クラス替えで救われることもありますし)ということかもしれませんし、まずは1つだけでも小学校の数を減らそうという行政的な視点かもしれません。

 ご意見をお持ちの方は、各学校の保護者代表や地域代表の方にお伝え下さい。
 
 
 
 
 

 以上、君津市学校再編のお話でした。

 それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
 
 
 

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