なまはげおじさんです、こんにちは。
君津のさくら塾のブログへようこそ。
2020年5月に発表された稲毛高校の改革についてのお話です。用語が難しいかもしれないので、リンクをたくさん貼っておきました。
稲毛、完全型中高一貫校へ
内房エリアのみなさんは、稲毛高校をご存知でしょうか。
京葉線稲毛海岸駅、いなげの浜のすぐ側にある、千葉市立の高校です。
千葉市民憧れの高校
稲毛には普通科(7クラス、新1年生から5クラス)と国際教養科(1クラス)があり、そのどちらでも英語の指導が有名です。
英語大好きな千葉市民憧れの高校。
「憧れ」という表現が過剰でないことは次のグラフを見れば一目瞭然です。
入試での倍率が、普通科で約2倍、国際教養科にいたっては3.5倍なんて年もあるんです。
公立高校の入試データとは思えませんよね。ほかの高校のデータとぜんぜん違いますもん(笑)。
県内屈指の大激戦、超のつく人気校。
※関連記事はコチラ → 内房エリアの前期選抜の倍率、同じく後期選抜の倍率
倍率はおいといて、稲毛の入試における難易度は木更津とほぼ同レベルです。
大学進学実績についてはコチラの記事がわかりやすいかと。上位層がMARCHに現役で進学する、というイメージですね。
稲毛、大改革
その稲毛ですが、附属中もあります。そう、稲毛は併設型中高一貫校になっているのです。
※「併設型」って何のこと?、という方はコチラの記事を。
今年5月、千葉市は、稲毛を併設型から完全型に移行することを発表しました。6年間同じメンバーで過ごしていくことになります。
つまり、高校入試で稲毛を受験することができなくなる、ということです。
千葉市の描くイメージは、
・6学年すべて4クラス(160人)
・普通科のみ(国際教養科がなくなる)
・対象は千葉市民
とのこと。あぁ、千葉市民のみの高校になるのか。内房の民は締め出されてしまいました。もう潮干狩りやらせてあげないからね!
公開されている移行スケジュールです。
令和4年入学生(現中3)後期課程(=高等部)2つ減って6クラスに
令和6年入学生(現中1)最後の高校入試実施
令和7年 (現小6)高校からの入学不可
2021年に小学生の人は、中学入試をしないと稲毛中等教育学校に進学できなくなります!
この改革で、稲毛の大学進学実績がどう変わるのかに大注目です。
……それより何より、内房の民としては、千葉市民は選択肢が豊富でうらやましいなぁ、というつぶやきを最後に今日のお話をおしまいにしようと思います(笑)。
以上、稲毛高校の改革についてのお話でした。
それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
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