SもぎとVもぎ、会場模試が始まるよ

千葉県の高校入試
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こんにちは、なまはげおじさんです。

さくら塾のブログへようこそ。

今日は中3生向け、外部模試についてのお話です。 
 
 
 

SもぎとVもぎ

受験と言えば業者による外部模試。

千葉県ではSもぎとVもぎの2つが有名です。
 
 

今年は新型コロナウイルス感染防止のため、私立高校を借りて本番のように模試に挑戦する、という例年のスタイルはできずにいます。

自宅受験、ですね。

うーん、残念ながらこれはあまり意味はない、かなぁ。

中学生が、まるで本番のように緊張した雰囲気で模試に挑戦する、ただし自宅で・・・なんてできるわけがないですから。
 
 

こういった事情はあまりメディアでは取り上げられないので注目を集めませんが、今年の受験生は例年より経験不足なのかもしれません。
 
 

しかし、ここにきて、動きが出てきました。

会場模試がついに始まったのです。

や、やるの!?

もう今年は開催不能だと思ってましたよ。
 
 

それでは、まだ予約可能な、君津市近隣で行われる、会場模試の予定をまとめてみました。
 
 
 

Sもぎ

それでは、Sもぎの予定です。
 
 

Sもぎ 会場模試の予定

9月27日(日) 木更津総合高校

10月25日(日) 木更津総合高校

11月3日(祝) 翔凛高校

11月15日(日) 木更津総合高校

※12月以降 未定
 

総進図書さん、強気です。去年までのように、県内の私立高校を会場校としておさえてきましたよ。第9学区も、おなじみの木総合と翔凛です。

強気と書いたのはですね、もし第3次流行期に入ってしまったら、模試はおそらく中止になるし、返金の対応はあるしで、まさに非常事態。多大な臨時業務に苦しむことになってしまいます。

それだけのリスクを冒してまで模試を実施してくれるのは、受験生(と応援する大人)としてはありがたいですが、いろいろと大丈夫なのか心配になってしまいますな。

無事に実施できますように・・・!
 
 

Sもぎの特徴

Sもぎは、千葉県公立入試に特化した模擬です。 

難易度は比較的やさしめ。
データの信頼性は、都市部では高い。

私立高校を第1志望にしている人には勧めません。
 
 
 

Vもぎ

次に、Vもぎについて。
 
 

Vもぎ 会場模試の予定

Vもぎはいまだ慎重な姿勢を崩していません。

次のようなアナウンスをしています。

 新型コロナウイルス感染予防と拡大防止の観点から、会場実施を自粛させていただいているVもぎですが、「新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン」を踏まえた上で、10月4日(第1回)から『個人申込限定』で会場受験を設定させていただくことになりました。
 ただしお申込みに当たっては、昨今の情勢から十分な会場確保が難しく座席に限りがあること、感染再拡大による会場実施の急な中止の可能性があることをあらかじめご了承していただいた上で、お申込みくださいますようお願いいたします。

 
申し込みの多かった地区で会場を探し、見つかったら実施する、という段取りなのかな。まあ進学研究会さんならいろんな高校とコネもあるでしょうし、ムリなことではないのでしょう。違ってたらごめんなさい。
 
 

Vもぎの特徴

「そっくりテスト」のような名称で、千葉県公立入試に特化した模試を行ってくれます。「都立そっくり」「神奈川県そっくり」などもアリ。

難易度は普通。
データの信頼性は、そこそこ。

私立高校を第1志望にしている人は、「そっくりテスト」は避けてくださいね。受ける意味がないので。
 
 
 

いつ受けるべきか

最後に、外部模試はいつ受けるべきか、という悩ましい問題について。
 

データは多い方がいい。

ですから、可能であれば毎月受けた方がいいです。

それを否定はしません。
 

しかし、いまだコロナ禍の真っ最中なので、閉鎖空間に多数が集まる外部模試に参加するのはかなりの勇気がいりますし、おそらく今年の受験者はあまり多くないことが予想されます。そうなると、データの信頼性は例年より高くないかもしれません。

また、2学期は「内申点」が確定する大事な大事な定期テストが予定されており、そちらの対策にも時間をかける必要があります。模試に挑むとなると、当然その日は帰宅後も模試の問題の復習にかかりきりになりますから、定期テスト対策ができなくなってしまいます。
 

ですから、内申点対策に自信がある人なら毎月チャレンジするのもよいでしょうし、そうでないなら無理に挑戦することもない、というのが私の結論です。
去年までは、期末テストが終わる11月末以降に挑戦する人が多かったですよ。ただ、今年に限っては、インフルだけではなく、コロナもありますからね。冬に爆発的流行なんてならないことを祈っています。
 
 
 
 
 

以上、SもぎとVもぎのお話でした。

たまに、SもぎとVもぎのどちらを受けるべきかと聞かれることがありますが、どちらでも構わないと思います。実施日や会場をチェックして、都合のよいものを選んでください。

それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
 
 
 

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