学校は、変わるべき時期に来ている 2

さくら塾日記

 
 
 
 こんにちは、なまはげおじさんです。

 さくら塾のブログへようこそ。

 今日のブログは前回の続きです。
 

「最近の学校、おかしくない?」

 twitterをのぞくと、全国いろいろな場所に住んでいる保護者のみなさんが、学校教育についての不満をつぶやいています。

 前回取り上げたのが、「もっと勉強に力を入れてほしい」という不満と、「先生方にもフツーの生活を送らせてあげたい」と心配する声でした。

 それでは続きをどうぞ。
 
 
 

「学校対抗って今の時代に合ってない」

 3つめの話題は、学校対抗について。
 
 

 このエリアでは、春の陸上に秋の駅伝という学校対抗行事があります。大会は平日に行われますが、当日の留守番組は授業を進めずひたすらプリント学習に明け暮れます。

 保健体育の先生に「やってみないか?」と声をかけられたら、選手として半強制での参加が決定です(涙)。内申点があるので断ることは難しいのです(涙)。陸上・駅伝の練習はハードで、その期間はクタクタで帰宅することになるため、とても家庭学習に取り組める状況ではなくなります(涙)。

 ・・・という内容のコメントを先日いただいたのですが(実際には、+朝練、+放課後の練習、とひどいことになっているようです)、一部の生徒に多大な負担を強いるのはいけませんよね。
 
 

 話がそれてしまいました。

 「中学校で学校対抗行事?」
 「今の時代に合ってないよ」

 という声が増えているんです。
※ここでいう「学校対抗行事」には、部活動の試合も含まれます。
 
 

 理由は2つ。少子化と地域格差です。
 
  
 

少子化

 都会でも地方でも、少子化は進行しており、小中学校の統廃合が増えています。その対象になっていなくても、昔に比べれば生徒数がグンと減った学校も珍しくありません。

 身もふたもないことを書きますが、学校対抗行事なんて生徒数が多い方が有利なのは当たり前。

 生徒数に大きな差がある中で、学校全体に大きな負担をかけてまで学校対抗行事に参加する意義はいったい何なのでしょうか。得られるものより失っていることの方がはるかに多いのでは・・・。

 うん、時代に合っていない。 
 

 もうひとつ。

 少子化が進行し、学校によっては活動している部の数が少なくなっているところもあります。これはみなさんイメージできるでしょう。

 すると何が起きるか。

 自分のやりたいスポーツがあるのにその部が学校に存在せず、その上、部活動全員参加を強制されるため、あまり好きでもないスポーツに取り組まざるを得ないという中学生が出てきてしまうのです。

 例えば、サッカーが大好きなのにサッカー部がないのでしかたなく▲▲部に入ってる、なんて子がいますよ。高校で念願のサッカー部に入るかといえば、小中とやってきた連中の中に素人が飛び込むのは相当の勇気が必要です、多くは「見る専門」になってしまいがち。

 部活動も、学校対抗なんてやめてしまえばいいのに。
 
 
 

地域格差

 地域格差も深刻です。
 

 人口がどんどん減っている地域もあります。そういう地域では、子どもたちと継続的に関われる人材も減っているわけです。例えば学童保育であったり、また部活動のコーチであったり、楽器の指導者などですね。
 

 んー、楽器のお話をしましょうか。

 高校吹奏楽部において、千葉県は全国屈指のハイレベルです。市立習志野・市立柏・幕張総合あたりは全国レベルのコンクールでも受賞を重ねています。

 ただし、全国レベルなのは千葉県「北部」の高校ばっかりなんです。みんな都市部。

 こうした名門校で活躍している人は、その多くが小学生の頃からその楽器を演奏している人ばかり。つまり、自宅のまわりにその楽器の演奏を教えてくれる人材がいたということ。環境に恵まれていたわけです。

 中学生のコンクールも学校対抗形式で行われていますが、県南部だと人数がなかなか揃わないですし、経験者なんてまず見かけません。地域の中には実力者もぽつりぽつりといるのかもしれませんが、校区で区切ってしまうと、地域格差があらわになります。県南部の中学校はほとんど受賞できないのが現実なのですが、そりゃぁしかたがないですって。
 

 「中学生が学校対抗形式で部活動の大会をやるのは、もうやめたほうがいいのではないか」という声を耳にするようになってきましたが、私もそう思います。
 
 
 

時代に合っていない

 学校は、変わるべき時期に来ています。

 陸上&駅伝にしろ、部活動にしろ、学校対抗方式は生徒がたくさんいた頃のスタイルです。今の時代には合っていない。もうやめにしましょうよ。
 
 
 

「コロナの時代の学校って?」

 4つめの話題は、コロナです。

 これをtwitterで見かけるようになったのは、比較的最近ですね。いろいろなつぶやきを見てきましたが、

 「マスク着用での学校生活は大変」
 「コロナの時代の学校を考えなきゃ」

 という点については、みなさん意見が一致しているようです。
 
 
 

コロナか熱中症か

 この暑さの中でのマスクですからね。まるで、コロナか熱中症かの二択を迫られているような、そんな気分になってしまう保護者の方もいるようです。 

 早くマスクなしの学校生活に戻してあげて、素顔の友だちと思いきりのびのびと過ごしてほしい、それがみなさんの願いなのでしょう。

 しかし、複数の学校で集団感染が発生していますから、マスクなしというのはまだしばらく先の話になりそうです。
 
 
 

コロナの時代の学校

 ではどうすればよいか。

 みなさんいろいろな意見を出しています。 

 「教室では密を避けられない」から「集団での一斉授業にこだわるのはもうおしまい」にして、「リモート授業や映像授業をもっと活用しよう」という意見もありました。

 ネットを活用したリモート授業への関心・期待がかなり高まっているようです。
 

不登校だった我が子が、閉校期間中のリモート授業には積極的に参加できていた。これからもリモート授業をやってもらえないか、そこでの参加を出席扱いにしてもらえないか、そうお願いしたが断られてしまった。

 
 ・・・というお話も目にしました。

 高額過ぎる日本のネット使用料を何とかできれば、リモート授業や映像授業も現実的になるのですが・・・。
 
 
 

クラスをなくしませんか

 学校は、変わるべき時期に来ています。
 

 おそらく、これから学校の授業スタイルは大きく変化していくことでしょう。

 日本中のネット環境はこれから改善し、通信費も今より下がるはずなので、リモート授業や映像授業はもっと身近なものになってくるかも。
 
 

 ここからは私の想像のお話。

 教室でクラスのみんなが同じ内容をいっしょに学習する、この日本の学校システム自体が変化するかもしれませんよ。

 「●年▲組」のようなクラスをなくす。そして、必ず登校しなければならないという縛りもなくして、

 映像授業も選択可、
 テストで単位認証、
 無学年式で学べる、
 単位が揃えば卒業認定、

 この4つを導入することができれば、勉強が分からなくて学校の授業が苦痛になっている生徒も、簡単すぎて退屈で仕方がない生徒も、どちらも救うことができます。

 「救う」なんて書きましたが、ひとりひとりに合った学習ができるのであれば、それこそが本当の意味での教育ですよね。

 クラスそのものがなくなるので(何なら登校しなくてもよい)、友だちとふれあう機会が減ってしまうのが痛いところですが、その反面、いじめや不登校も激減するはずです。
 

 コロナの時代の学校。

 文科省のみなさん、ご検討ください。
 
 
 
 
 

 以上、2回にわたってお送りした、学校は変わるべき時期に来ている、というお話でした。みなさん、これからの学校はどういうスタイルを取るべきだと思いますか?

 それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
 
 
 

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