あれ? 秋はどこいった? こんにちは、なまはげおじさんです。さくら塾のブログへようこそ。
われながらどうかしてるね、今日のタイトル。
この地域では、定期テストの2週間前に『出題範囲表』が配布されます。もうすぐ2学期期末テストですので、私のもとにも集まり始めました。
『出題範囲表』。
じっくり見ていると、さまざまなことに気づきます。まぁたいていは驚きですよ。それがあまりに度がひどいと、嘆き、そして喚いたりするわけです。これは「塾の先生あるある」かもしれませんね。
・・・それでですね、今日は私の嘆きを3つだけブログにして吐き出そうと思っております。なお、中学校の先生を責める意図はありませんので、校名は伏せさせていただきます。もうね、とにかく吐き出したいの。
ひとつめの嘆き。
「授業中に連絡します」って、それじゃぁ『出題範囲表』の意味がないじゃないかぁ(泣)
それほどしょっちゅうあるわけではないのですが、たまに『出題範囲表』に「授業中に連絡します」という記述があるんですよ。こやつがクセモノ。
何がマズイのか、3つほど挙げますね。
まず、先生方が計画的にものごとに取り組むようすを生徒たちに見せてほしいな、という点。「授業中に連絡します」としてしまうと、計画ができていませんと公言しているようなものですからね。
次に、中学生には口頭では正確な伝達は期待できないですよ、という点。それは国語科の先生方がよぉくご存じでしょう。大問一「聞き取り検査」、びっくりするくらい得点できませんからね。やはり重要事項の伝達には、印刷物は大事ですよ。
そして、教室に通えない生徒への配慮、という点。これについては細かくは書きませんが、外から見ているとヒヤヒヤします。
「授業中に連絡します」はアカンですよ。
ふたつめの嘆き。
3年数学の出題範囲に図形が一切ないけど、何かの間違いですかぁ(泣)
このお話、かなり専門的になってしまうので、できるだけライトになるよう頑張って書きますね。要するに、某中3年数学の授業進度がとんでもなく遅い、ということです。9月末・10月頭の時点でこんなことを書いていましたが ↓
・・・どうやら心配していたよりもさらに遅れてしまっているようです。教科書会社の資料で説明しましょうか。たぶんそれがもっとも伝わりやすいと思うので。
さくら塾では、卒業したさくらっ子たちの代の定期テストについて、問題用紙・答案用紙は破棄しますが『出題範囲表』だけは資料として保管しております。・・・台風の被害で、古い『出題範囲表』も破棄することになったのですけどね(泣)。現存する資料(←大げさな表現)をチェックすると、もっとも進度が順調だった年は、2学期期末テストで「5.図形と相似」「6.円の性質」「7.三平方の定理(の初めの部分)」まで出題していました。
図形問題が出題範囲に入らないのは、過去5年間で初めてです。さくら塾をオープンさせて10年になりますが、そんなの私の記憶にないのです。
年内に教科書指導を終えるのは、私がやるのでしたら今のままならまずムリですね。緊急事態といって差し支えない状況ですので、学年主任・教務主任の先生方と相談して、数学を週5回、できれば6回に増やしてもらって、やっと何とかなるかなぁ・・・。
先日お問い合わせくださった、塾に通わせていない3年生の保護者の方へ。お話していたよりも、深刻になってしまいました。この場合の勉強法について、近いうちにブログで特集できればと思っております。もう少々お待ちください。
みっつめの嘆き。
『出題範囲表』にある6つの単元のうち、実際に授業をしたのはまだ1つだけってさくらっ子が言ってるんだけど本当!?(泣)
期末テストまで残り日数がヒトケタしかない状況での実話ですよ、コレ。教科は国語。小説も説明文も論説文も和歌も、どれもまだやってないですぅウフフとか言われたなまはげおじさんの心境を120字程度で述べなさい。ぷんすか。
この件についてはしばらくようすを見守るしかできないのでここまで。
最後に。
あのですね、中学校の職員室には、『週報』というものがあるのですよ。翌週の予定についてまとめられたもので、教務主任の先生が作成なさるものです。周西南中は、これをホームページ上で公開しています。情報公開に積極的であろうとする姿勢は本当に素晴らしいと思います。
教科担任の先生方へお願いがあります。テストまでにあと何コマ授業ができるのか、この『週報』をチェックするまでもなくわかるはずですよね。三者面談や君研にも注意を払えば。もうちょっとだけ計画的にやっていただけると大変助かります。真面目に定期テストに取り組もうとする生徒が振り回されてしまって、本当に気の毒ですよ。
はぁ~、ちょっとスッキリした。それでは今日はこのあたりで失礼します。
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