うおぉーん、また台風が来るのぉ!? 気を失いそうになっているなまはげおじさんです、こんにちは。さくら塾のブログへようこそ。
1年さくらっ子も自己記録更新したよ
またまた中間テストの結果のお話。
土曜は2年さくらっ子が自己記録を更新できたというハッピーなお話でしたが、1つ下の学年もやってくれました。
ニッコニコの結果報告。
念願の450点突破を達成し、一気に460点台に到達!
これにはさすがのなまはげおじさんも、
ッヒィヤァァァァーーーッ
・・・とヘンな声が出てしまいました。
だって、1年生2学期のテストですよ!?
これって、相当すごいことなんです。
1年生2学期の中間テストってね、みーんな、点数が落ち始めるものなんです。そして、2学期期末テストで、誰の目にもわかるくらいハッキリと、5科計が急降下・・・。最後の3学期期末テストでトドメをさされて、低迷したまま『内申点』が確定してしまうのです。
コレ、めずらしくないですからね。
「1年生あるある」ですよ。
1年生が2学期以降に成績不振に陥りがちな原因は、大きく3つあります。
まず、良くも悪くも中学校生活に慣れ始めることが挙げられるでしょう。まとっていた緊張感がほどけてきて、ちょっと失敗しても大丈夫、といういわば弛緩した空気が漂い始めます。これは居心地の良さにもなるのですが、自らに厳しくいることを難しくさせてしまいがち。
次に、大きな行事が連続して、学習に気持ちが向かわないこと。体育祭に新人戦に合唱、人によっては駅伝大会もあるのかな、毎週毎週大忙しです。友だちとおしゃべりする話題も、勉強とは関係のないものばかり、そんな期間がだいぶ長く続くわけです。ミンナ勉強シテナイ。そりゃ勉強から心が離れてしまいますよね。
そして、これが一番の問題なのですが、まだ授業内容が難しくないと錯覚しがちであること。ひたすら計算ばかりだった数学、ろくに勉強しなくても1学期期末テストで高得点を取れた英語、特にこの2教科に対しての誤解が深刻です。数学は方程式・関数・図形と具体と抽象を行き来する単元ばかりになります。英語は中高6年間の土台作りが本格化し理解すべきこと覚えるべきことが一気に増加します。深く考えなくてもなんとなくできていた時代はおしまいなのですよ。もう十分難しくなっているのです。
以上3つの原因が重なり、1年生は「そんなにがんばってテスト勉強しなくても大丈夫じゃないか」と考えがちになるのです。
するとどうなるかといえば、
2学期中間テストでかげりが見え始め、
2学期期末テストで「あれれ?」となり、
3学期期末テスト後にようやく自覚するわけです。
「中学校の勉強、なめてたかも・・・」と。
千葉県公立高校の入試システムでは、中1の成績から『調査書』に記載されてしまいます。下表をご覧ください。5教科がオール「3」の受験生とオール「5」の受験生とでは、中1終了の時点でもう 10点も差がついているわけです。
※上段が5教科オール「3」の生徒、下段がオール「5」の生徒
これを取り返すには、中3冬の入試本番で 10点多く取らねばならないわけで、これって、すっっっごく大きなハンデですよ。これを読んでぴんとこない1・2年さくらっ子は、3年さくらっ子に聞いてみるといいですよ。「入試本番でライバルより 10点多く取るのってタイヘンですか?」って。血走った目で「あ・た・り・ま・え」って答えてくれるから(笑)。
※次年度から入試システムの変更が予定されていますが、1年生の成績から『調査書』に記載するという点は、おそらく変更されないものとさくら塾は考えています。県教委には強いこだわりがあるようなので。
・・・話を戻しますよ。
よっこいしょ。
中間テストの報告を聞いて、思わず奇声を発してしまったなまはげおじさんの気持ち、ご理解いただけたでしょうか。
驚きと、
そしてうれしさと。
コツコツ努力してきた姿、ずっと見守ってきましたからね。
そりゃ出るよね、奇声(笑)。
台風19号にも負けず、
「1年生あるある」にも負けず、
1年某さくらっ子、大変よくがんばりました。
さて、周西南中は金曜に予定していた答案返却を取りやめて、今日から一斉に行うようです。なんでかな。南中さくらっ子のみなさん、うまくいった人もそうでなかった人も、報告お待ちしております。
養生テープの出番なのかな。天気予報を注視したいです。それでは今日はこのあたりで失礼します。
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