なまはげおじさんです、こんにちは。
君津のさくら塾のブログへようこそ。
大学無償化のお話、続きです。
ガッカリ
先日書いたこのブログ、
――続報が届いています。
政府がこの新制度について大まかなイメージを明らかにしました。……うーん、やはりそれほどおいしい話ではありませんでしたよ。
まず、無償化の対象について。
「子ども3人以上の多子世帯」というのは正しい表現ではなく、「扶養される子どもが3人以上いる多子世帯」のようです。
つまり、長子が就職して扶養を外れ、「扶養される子どもが3人以上いる多子世帯」でなくなると、第2子・第3子の大学授業料は無償ではなくなるわけです。
さすがは岸田政権。
次に、「無償化」の内容について。
私大医学部(6年間の学費は安くても2千万円弱、高いところでは5千万円弱)も対象になるかと話題になりましたが、これもそうはならず。
国公立大なら年54万円、私大なら年70万円を上限にするとのこと。え、少ないぞ。
君津から無理なく通える国公立大こと千葉大は、年間授業料が約64万円です。また、私大はおおよそ年100万円かかると言われています。
補助してくれるのはありがたいんですけど、どうせならもう少し上げてほしかったなぁ。どうしてこんな中途半端な額を上限に設定したんだろう。
最後に、この新制度の財源です。
増税です。
「支援金」名目で、平均1ヶ月に500円程度になるとのこと。たぶん現役世代が多く払うことになるんでしょ? アタイ知ってるよ。
この新制度を有効活用するアイディアとして、長子を大学卒業させずあえて留年させることで第2子・第3子の学費を補助してもらったり、仲の良い3つの家族でタッグを組んで養子縁組し「ある日突然3きょうだいに!?」など、さまざまな悪巧みを思い浮かた方もいらっしゃるでしょう。
でもねぇ、補助される金額が期待していたよりも少なかったので、そこまでやろうとする人もいないかなぁ……。
2025年から実施予定だそうです。共同通信の記事を貼っておきますね。
それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
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