独り机に向かい続けた経験は、人生の宝物

なまはげコラム
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こんにちは、なまはげおじさんです。

君津のさくら塾のブログへようこそ。

今日はコラムです。
 
 
 

自学は大事よ

千葉県の公立入試は、難しい問題があまり出ない。ほとんどが、基礎・基本の定着を問うもの。

だから、進学塾に通わずに、県千葉や千葉東に合格するような人もいる。そんなに珍しいケースではない。

中には、特に受験勉強らしいことをしないまま、持って生まれたジアタマだけでそうした上位校に進学してしまうツワモノもいる。
 
 
 

ところで――。

高校の勉強は難しい。

どの科目も深みが増す。

あまりの深さに、学習中に「溺れる」ような感覚を持つこともしばしば起きる。
 

「学校の授業についていけない」

「勉強がわからない」

という生徒が増えるのだ。
 

小中時代は優等生だった人でさえも。
 
 

勉強で挫折するという体験、

これはまさに険しい壁であり、

大きな試練だ。
 
 
 

この試練を乗り越えるにはどうすればいいのだろうか。
 

――武器が必要だ。

武器とは何か。
 
 
 

強靭なメンタル?

精神面も確かに重要だが、

それだけでは足りない。

乗り越えられない。
 
 

必要なのは中学生のときの経験、

自学に真剣に取り組んだ経験だ。
 
 

夜に独り黙々とペンを走らせ、

正解を求め試行錯誤し、

辞書や教科書を愚直に調べ、

自分で暗記テストを繰り返し、

勉強法をアップデートし、
 

……中学時代に真剣に自学してきた人は、強い。

自分なりの勉強法が身についているから。

「苦しんで、それを乗り越えて」というちっちゃな成功体験をたくさん積んでいるから。

だから、高校の勉強につまずいても絶対に立て直せるし、高校でさらに学力が伸びる。
 
 
 

中学時代の自学の経験は大事。

人生の宝にもなりうる。
 
 
 

自学に励むことなく、高校受験をジアタマだけで乗り越えてしまった人でも、高校の勉強についていけなくなることはある。
 

初めての挫折である。

勉強に対する自信を失い、

周りと比べて劣等感を抱き、

教室に居心地の悪さを感じ、

学校から足が遠のいて、

中退という選択に至る人もいる。

進学校のホームページ、大学進学実績を見てほしい。公立校は1クラス40名なので、卒業生もその倍数のはずだが、どこも数名不足していることに気づくはずだ。
 
 
 

中学生のうちに、真剣に勉強に向き合うべきだ。

独り机に向かう時間を大切にすべきだ。

その経験が、あなたのこれからを力強く支えてくれるから。
 
 
 
 
 

以上、文末を常体にしてお送りしました。

それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
 
 
 

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