こんにちは、なまはげおじさんです。
君津のさくら塾のブログへようこそ。
今日は英検のお話、保護者向け。
第1回英検は6月
英語検定試験、通称「英検」。
年に3回受検機会がありますが、今年度一発目は6月です。申込み期間はすでに始まっていて、締切は5月頭。学校でもお知らせが出ているのではないでしょうか。
6月の英検、挑戦させますか?
受けさせたいと考えている方は、
英検受けないの?
と声をかけてあげてください。
受けるなら、6月です。
英検、受けとこう
英検持ってると、
いいコトあるの?
ありますあります
入試でね……
千葉県の高校入試では、大阪府立入試ほどの大きなプラス効果はありませんが、それでも挑戦するだけの価値はあると思います。
お金のかかることなので、学校の先生はあまり強めにプッシュすることはないと思うのですが、可能であれば英検はチャレンジすべきでしょう。
※大阪府立入試について
英検2級(高校卒業レベル)を持っていると、入試本番で80%得点できたものとして扱われる。90点満点なので、72点とれたものとみなされる。実際の得点と72点、高い方の数値で合否判定される。
最上位校の受験生のうち、約95%が英検2級に合格していた年もあったらしい。入学時点で、卒業レベルの英語力。高校の英語の先生は、授業やりづらいだろうなぁ笑
準備は大変かも
ただし、英検への挑戦は結構大変です。学校の行事といろいろぶつかるので、じっくり英語だけに取り組むことが難しくなるからです。
6月の第1回は、各校の体育祭の直後(または直前)に行われます。
体育祭期間はスタミナが削られまくるので、帰宅後に机に向かうのが非常にしんどくなりがちです。
6月の英検に挑戦するとしたら、疲労とのたたかいになります。ラクではありません。
じゃあ10月と1月の英検の方がよいのかと言えば、そんなことはないと思うんです。
10月は、2学期中間テストと丸かぶり。特に3年生は、調査書に大きく影響するテストです。そんな時期に英検対策まで追加で取り組むのは、かなりしんどいですよ。
※ただし、学校によって中間テストの実施時期は大きく異なります。10月に定期テストの予定がない人は、10月の英検を選ぶのもオススメです!
1月なんて、受験シーズン真っ只中です。理科や社会の総仕上げの時期です。受験勉強だけに集中したい、時間がいくらあっても足りないなんてときに、英検の筆記対策や2次面接の練習に力を入れる人はあんまりいません。感染症も怖いですし。
こう考えてくると、結局、6月に挑戦するのが一番いいのかな、という結論になります。ラクではないですけどね。
昔は3級
英検についてよく尋ねられるのが、
入試までに何級を目指すべき?
という質問です。
昔は3級でしたよね。
3級に合格していれば十分でした。
でも今はねぇ、教科書内容がグッと難しくなりましたし、状況は変わりつつあります。
千葉県の中学生は、まずは3級(中学卒業程度)、そして可能であればその上を目指す、というのがよいのではないでしょうか。
あ、そうそう、2025年度から、英検に新しい級ができるそうですよ。
・準2級 高校1年程度
・準2級プラス 高校2年程度 ← NEW!
・ 2級 高校卒業程度
来年からですよー。
それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
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