内房は穏やかな大みそかになっています。山陰地方のみなさまは警報級の大雪だそうです、どうぞお気をつけください。なまはげおじさんです、こんにちは。
さくら塾のブログへようこそ。
今日は今年最後の更新です。昨年に引き続き、吐き出すべきものをここに書くことで、気持ちよく新年を迎えようと思います。
2020年をふり返って
本当はねぇ、東京オリンピック素晴らしかったね、なんて言ってるはずだったんですよね。数年前、さくらっ子に「東京の大学に進学しなよ。ちょうど東京オリンピックの時期じゃないか。ボランティアで参加するのもすてきな経験になるかもよ。」なんて言っていたんですけど、現実はまったく異なる2020年になってしまいました。
今年をふり返っての話題なんて、もうこれしかないですよね。
新型コロナウイルスの感染拡大。
ため息しか出ないです。
生徒目線でふり返ると、実におもしろみのない1年でした。
現高1生。
中学の卒業式が簡素化され、楽しみにしていたディズニーランドも閉鎖、高校入学直後の高揚感すら味わえないまま休校期間に突入。あまりに気の毒。これは現小1生や現中1生もいっしょかな。
6月になり学校がようやく再開。
さくらっ子は目に見えて元気になっていきました。学校生活に復帰できたことはもちろんですが、やはり家の外に出られるようになったというのは、誰にとっても心身ともに大きなプラスになったようです。
しかし、楽しい気持ちでいられることばかりではありませんでしたね。
修学旅行と校外学習。
実施か延期かとみんな気をもんでいましたが、結局中止になってしまいました。さくらっ子はさぞガッカリするだろうなと心配していたのですが、冷静に現実を受け止めていました。「しょうがないですよ」、そう淡々と語る姿にある種諦観のようなものを感じました。
部活動。
総合体育大会の中止は大きな話題を呼びましたが、イチフナ・バスケ全国大会・清和大柔道部・日大野球部とこの冬立て続けに部活動クラスターが発生していることを考えると、中止にしたのは正解だったのでしょう。
夏休み。
3週間にも満たない、短い短い夏休み。休校措置からの授業時数回復のため、8月になっても学校で授業は続きました。今年の夏は暑かった。本当に暑かった。生徒だけでなく先生方も大変だったろうなぁ……。
ただ、この夏を過ごす中で得たものもあります。それは、エアコンが設置されるようになった現在の学校であれば、8月でも授業ができることが実証されたこと。このコロナ騒動が落ち着いたあとも夏休みの縮小を継続して、そのぶん冬のウイルスが活発になる時期のお休みを拡大する自治体はあるかもしれません。
秋の行事。
体育祭と合唱コンクール。縮小して実施するところもあれば中止するところもあり、同じ市内の中学校でも対応が分かれました。クラスターが発生しなかったのですから、結果論としてはみんな正解だったといえます(県外では合唱を原因とするクラスター発生が複数報告されていますから)。君津市内の学校がラッキーだっただけなのかもしれませんが。
うーん。
何か楽しいエピソードを書きたかったのですが、ダメですね。
おのれコロナめ。
ちなみに私はメンタルが谷底へ落ち込むようなことはありませんでした。
さくらっ子のおかげだと思っています。
たわいのない話をしたり、
キャッキャと一緒に笑ったり、
真剣に授業をしたり、
珍回答に吹き出したり、
質問への対応にうんうんうなったり、
この教室の中だけは去年までと同じように過ごせたんです。みんなマスク着用で窓は開けたままではありましたが。
さくらっ子のみなさん、本当にありがとう!
ふり返りはここまで。
現在、そしてこれからのお話を。
懸念されていた二度目の緊急事態宣言こそ発令されてはいませんが、全国一斉閉校措置がとられていた頃よりもはるかに情勢は厳しくなっています。今回の流行のピークはおそらくこれからですよね。感染者数はまだ増えるはず。
私の最大の心配は、受験が成立するのかです。
受験生たちが無事に入試を終えられるのか。
コツコツと努力を重ねてきた受験生たちに、その成果を発揮する場をどうか与えていただきたい。当日運悪く発熱してしまって会場に入れてもらえない、なんて悲劇が起きないことを、強く、強く願っています。
受験生のみなさん、できる予防策はすべてやりましょうね!
以上、2020年をふり返って、でした。あのぉ、みなさん、もしよかったら、2020年、もう1回やり直しませんか? 今回のは明らかにバッドエンドですし、ぜひトゥルーエンドを目指して再挑戦しましょう!
それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。来年こそ、みなさん良いお年を。
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