【2024インハイ県予選】千葉県の強豪校はどこだ!?

さくら塾日記
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なまはげおじさんです、こんにちは。
君津のさくら塾のブログへようこそ。

今日は、高校の部活動のお話。
 
 
 

2024インハイ県予選

部活動に燃えていた中3生が、
 

このスポーツ楽しい!

高校でも続けたいなぁ

強いところがいいなぁ

強豪校ってどこだろ?

 
なんて考えることもあると思うんです。
 

そんなあなたのために、調べてみました。昨年行われた千葉県高校総体(インハイ県予選)の結果です。ベスト8までを掲載しています。

種目別の強豪校の一覧です。どうぞ参考にしてください。
 
 
 

女子

第9学区の公立校と、県千葉千葉東幕張総合には赤マーカー、地元私立校には黄マーカーをつけました。

まずは女子から、Check it out !
 
 
 

陸上競技
1位   市立船橋
※インハイ本番で全国6位に!
2位   成田
3位   市立柏
4位   日体大柏
5位   西武台千葉
6位   八千代松陰
7位   木更津総合
8位   八千代

陸上競技は、各種目の結果を得点化して、学校ごとの順位を算出しています。市船女子、強し。このデータ記事は2022年から作り始めているのですが、そのとき以来ずっとチャンピオンです。
 
 

ソフトテニス
1位   昭和学院
2位   植草学園大附
3位   西部台千葉
3位   千葉黎明
ベスト8 茂原
     敬愛学園
     柏中央
     千葉敬愛

1位と2位の組み合わせは、22年度・23年度も同じでした。市川市の昭和学院と、千葉市の植草学園大附の2強。この勢力図を突き崩すダークホースは現れるのでしょうか。なお、第9学区はゼロです。
 
 

バレーボール
1位   敬愛学園
2位   市立習志野
3位   市立船橋
4位   市立柏
ベスト8 県立松戸
     柏井
     昭和学院
     植草学園大附

96校が参加した県大会を制したのは、敬愛学園。連覇達成です。残念なことに、この種目でも第9学区の学校はベスト8に入っていません(翔凛ってバレーボール強かったですよね? 県大会出てないのかな?)。
 
 

バスケットボール
1位   昭和学院
※インハイ本番で全国ベスト4!
2位   千葉英和
3位   千葉経済大附
4位   市立柏
ベスト8 八千代
     市立船橋
     幕張総合
     西武台千葉

連覇していた千葉経済大附に待ったをかけたのは昭和学院。全試合圧勝で千葉県大会を制すると、その勢いのまま全国ベスト4にまで駆け上がりました。この競技も地元校の名前はありませんなぁ。
 
 

卓球
1位   和洋国府台
2位   千葉経済大附
3位   千葉商大附
3位   幕張総合
ベスト8 船橋東
     昭和学院秀英
     敬愛学園
     松戸六実

昨年度の王者・和洋国府台が連覇しました。幕総は2年連続第3位、立派だと思います。この競技は木総が2年前のチャンピオンだったのですが、今年は名前がないですね……。
 
 

ソフトボール
1位   千葉経済大附
2位   市立習志野
3位   千葉英和
3位   東海大市原望洋
ベスト8 幕張総合
     柏陵
     千葉商業
     木更津総合

千葉経済大附は3連覇達成です、すごいなぁ。上位4校の顔ぶれが、昨年度とまったく同じなんですよ。古豪・木総、来年は割って入れますかどうか。
 
 

柔道
1位   木更津総合
2位   ?
3位   ?
3位   ?
ベスト8 ?
     ?
     ?
     ?

結果が見当たりません(涙)。インターハイに出場したのが木総なので、県大会に優勝したのでしょう。3連覇達成。それ以外の結果はわかり次第まとめます。
 
 

バドミントン
1位   西武台千葉
2位   千葉明徳
3位   千葉敬愛
4位   敬愛学園
ベスト8 千葉聖心
     東葉
     松戸六実
     昭和学院

ベスト4の顔ぶれは、昨年度とまったくいっしょです。西武台千葉は3連覇達成。第9学区の高校の名前は去年も今年もありませんでしたが、さて来年はどうなりますか。
 
 

剣道
1位   東海大浦安
2位   翔凛
3位   拓大紅陵
3位   東海大市原望洋
ベスト8 木更津総合
     船橋北
     市立柏
     千葉経済大附

この競技は第9学区の私立がとっても強い! 高校でもバリバリやりたい剣道ガールは、実際に練習を見学して、自分に合う学校を探してみてください。
 
 

この特集記事も3年め。競技ごとに強い高校が固定化されています。それだけに、郡部の公立校がランクインしていると驚かされますね。
 
 
 

男子

ほい、男子です。こちらもやはり私立校が強いですよ。

なお、野球部は他の部とは異なり、「高等学校体育連盟」に所属していないので、県総体はありません。そこで、甲子園大会の県予選について最後にまとめました。
 
 

陸上競技
1位   市立船橋
※インハイ本番で全国6位に!
2位   八千代松陰
3位   成田
4位   西武台千葉
5位   東京学館
6位   市立柏
7位   木更津総合
8位   東京学館船橋

うーむ、陸上競技といえばやはり市船なのでしょう。2年連続で男女ともチャンピオンになりました。地元校からは、男女とも木総が入ってきましたね。
 
 

ソフトテニス
1位   木更津総合
※インハイ本番で全国ベスト4!
2位   西武台千葉
3位   昭和学院
3位   千葉黎明
ベスト8 千葉商業
     拓大紅陵
     国府台
     敬愛学園

この競技はやっぱり木総。3連覇達成ですが、おそらくそんなに喜んでないんでしょうね。インハイベスト4まで来ましたから、「次こそは全国制覇」と本気で目指しているのかも。
 
 

サッカー
1位   市立船橋
※インハイ本番で全国ベスト8!
2位   流経大柏
3位   東京学館
3位   日体大柏
ベスト8 中央学院
     八千代
     市立習志野
     千葉明徳

私なまおじは、サッカー大好きなので、ちょっとだけ詳しいです。
高校サッカーには高円宮杯というレベル別のリーグ戦があります。高校世代での強いチームとは、よりレベルの高いリーグに所属しているチームを指します。
上から順に、プレミアEAST(青森山田や柏レイソルU-18など)・プリンス関東1部(横浜Fマリノスユースや帝京など)・プリンス関東2部(ジェフ千葉U-18や山梨学院など)・県1部・県2部……となっています。
中学生のスター選手の多くが、プレミアやプリンスに所属しているチームを目指します。なぜなら、プロのスカウトの目に止まりやすくなるからであり、また大学へ推薦入学の道も期待できるからです。よって能力の高い選手が強豪校だけに集まってしまい、階層の固定化が進んでいるのが現状です。
県総体でベスト8に残った学校の所属リーグはコチラ。

市立船橋   プレミアEAST
流経大柏   プレミアEAST
東京学館   県2部 
日体大柏   県1部
中央学院   県1部
八千代    県1部
市立習志野  県1部
千葉明徳   県2部

地元校では、暁星国際が県1部、翔凛・木総・紅陵が県2部所属です。
 
 

バレーボール
1位   市立習志野
※インハイ本番で全国ベスト8!
2位   市立船橋
3位   八千代松陰
4位   東京学館船橋
ベスト8 白井
     市立銚子
     幕張総合
     成東

第9学区では、男子バレー部のある中学校はあまりありません。そういう事情もあってか、県ベスト8には地元校の名前は1つもありません。寂しいですなぁ。
 
 

バスケットボール
1位   市立船橋
2位   八千代松陰
3位   八千代
4位   匝瑳
ベスト8 拓大紅陵
     市立柏
     木更津総合
     長狭

男バスは木更津の私立2校が今年も活躍しています。県大会のトピックは、匝瑳・長狭と郡部の公立校が奮闘したことでしょう。
 
 

卓球
1位   東京学館浦安
2位   千葉経済大附
3位   千葉商大付
3位   拓大紅陵
ベスト8 松戸六実
     木更津総合
     木更津
     幕張総合

え、木高!? 第9学区では男女とも卓球が盛んなのは知っていましたが、まさかの第9学区一番手校がベスト8入りです。いやはや、これは驚きました。
 
 

柔道
1位   木更津総合
2位   ?
3位   ?
3位   ?
ベスト8 ?
     ?
     ?
     ?

男子も女子同様に結果がわかりません(泣)。インターハイでベスト4に木総が入っているので、木総が優勝したのは間違いないと思います。
 
 

バドミントン
1位   西武台千葉
2位   千葉敬愛
3位   市立千葉
4位   昭和学院
ベスト8 国分
     東葛飾
     木更津総合
     敬愛学園

地元校は木総だけなんですね、この競技。第9学区の中学生には、バドミントンボーイってあんまり多くないんでしょうか。
 
 

剣道
1位   東海大浦安
2位   木更津総合
3位   翔凛
3位   幕張総合
ベスト8 東海大市原望洋
     日大習志野
     拓大紅陵
     君津

ナニコレ、地元校ばっかりだぞ。内房エリアの熱い剣道熱を感じますな。君高の名前があります、うれしいですねぇ。来年は地元校のどこかがチャンピオンになるのかな。
 
 

野球 ※選手権千葉大会
1位   木更津総合
2位   市立船橋
3位   東京学館
3位   市原中央
ベスト8 中央学院
     拓大紅陵
     志学館
     東京学館船橋

いつも木更津・松戸・船橋の3つのエリアの高校で甲子園出場をかけて争っているイメージがあります。今年は木総でしたが、さて来年はどうなるかな。
 
 
 
男子の部活動、木総を中心に第9学区にも強豪校があるようです。しかし、サッカーとバレーは、ベスト8に地元校がありませんでした。前者はライバルが多すぎるし、後者は中学生プレーヤーが多くありません。来年も同じような結果になっちゃうのかな。
 
 
 

中学生のみなさんへ

地元の強豪校!

憧れるなぁ……!

 
 
と、強く心が惹かれている人もいることでしょう。

でもね、ちょっと待って。

いったん落ち着こう?
 
 

あのね、上のリストに載っている強豪校(特に毎年ベスト4に入るようなところ)で「部活動でセイシュンする」のは、めちゃくちゃ大変ですよ。
 
 

まず、部員数が多すぎる。

人気スポーツでは、部員が100人以上いることも珍しくありません。しかも、そのほとんど全員が、中学時代はエース級。技術も基礎体力も兼ね備えた、たくさんのライバルに囲まれるわけです。中学時代はチームで一番上手かったのに、高校では自分がビリになる、なんてこともあるわけです。

しんどいよ。
 
  

次に、練習がハード。

中学生より要求されるプレーレベルが上がることもあり、強豪校では基礎の走り込みからとてつもなくキツいものになります。まぁ人数が多いので振り落としの意味もあるのでしょう。ついていけずに退部する人も少なくないようです。退学に至るケースもあるよ。

しんどいよ。
 
 

そして、推薦制度。

強豪校の指導者は、スカウトの名手でもあります。中学生の大会で見ているのは、プレーや振る舞いだけではなく、数年後どんな選手になり得るか。これはと思う選手に「推薦でウチを受けませんか」と声をかけるのです。
ですから、強豪校の部活動は、部活動推薦で入部した選手を中心に回っていきます。一般選手は、大会に出るチャンスをあまりもらえません。

しんどいよ。
 
 
 

まとめますね。
 

和気あいあいとした楽しい部活動が好みの人は、強豪校への進学は避けるべき。

強豪校を目指すなら、常に競争を強いられるピリピリとした雰囲気を覚悟しましょう。まずは保護者の理解を得て、それから、中学校の顧問の先生やクラブの監督さんに相談だ!


 
 

元データはコチラ。23年度の特集記事はコチラ

それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
 
 
 

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