なまはげおじさんです、こんにちは。
君津のさくら塾のブログへようこそ。
短いコラムでございます。
命の危機
昨夜のTV番組で、暑さ指数(WBGT)の予報をチェックして従業員の働き方を変えている企業があることが報道されていました。
この猛暑の中で無理に出社させたり、屋外での作業を命じたりするのはよくない、ということですね。
このとんでもない暑さ、これまで日本人が経験していないレベルなので、大人も本気で対応し始めています。
ちなみに、今日25日(木)と明日26日(金)、君津市の暑さ指数(WBGT)はこんな感じ。
「危険」なんですよ、暑さが。
運動なんてやっちゃダメ。
倒れちゃうよ。
でもね、きっと今日も部活動は行われてる。県大会が近いのかもしれないし、そもそも計画表を配っちゃったので中止にするのがタイヘンだからってこともあるだろうし。
大人ですら経験したことのないような酷暑の中で、汗をダラダラ流しながら。
良くないよ。
絶対良くない。
死んじゃったらどうすんの。
地域の大人の一人として、本当に心配しています。
このままじゃいつか死人が出るよ。
学校を止めなくちゃ。
先生方だってわかってるはず、昔とはもう気候が違うんだってこと。夏でも最高気温が30℃前後だった日本はもうないんだってこと。今の日本の夏は、東南アジアみたいだってこと。
それなのに、学校のスケジュールは、ずっと変わってない。
例えば、部活動最後の大会、総体。
昔からずっと支部総体が7月上旬開催で、月末の県総体につながってる。この時期に実施しようとするから、熱中症にならないことを祈りながら練習することになるわけで。
そろそろ変えるべきでは?
現行の学校スケジュールって、どこもだいたいこんな感じです。
夏に部活動の大会をやろうとすると、どうしても猛暑の中で運動することになり、命の危機につながってしまいます。
そこで、7月から9月中旬あたりまで、運動禁止期間とするのはどうでしょう。
「運動」には当然、保健体育も含みます。この時期は、体を動かす体育ではなく、教室で保健を学習するのです。部活動はもちろん禁止。
はっきりと「禁止」にしなくちゃ、学校は止まらないと思うんです。
部活動の大会ですが、
・総体 5月開催
県総体まで
※関東/全国大会ナシ
・新人戦 12月開催
県大会ナシ
・1年生大会ナシ
と開催時期を動かしましょう。
こんな感じになります。
私の大好きなサッカーの世界でも、この暑さは大きな問題になっています。
プロ選手ですら、試合直後のインタビューで「日本の夏はサッカーしちゃいけない。夜やってんのにこんなきついんだから、子どもたちとかやばいよな」とこぼしています。
高校の監督も、ジュニア世代のコーチたちも、街クラブの指導者たちも、夏の活動をやめるべきではないかと考える人が増えているようです。
地球温暖化が進んだ今、夏に運動するのはもう無理! 猛暑の中で練習せざるを得ない状況を改善するために、夏の大会をなくしましょうよ。
今後10日間の君津市の予報。
市長なり市教委なりが「運動やっちゃダメー!」って学校長にキツく伝えてくれないもんかなぁ。危ないよ。
それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
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