なまはげおじさんです、こんにちは。
君津のさくら塾のブログへようこそ。
昨日のお話の続きです。
第9学区の選抜・評価!
現在中3生のみなさんが来年2月に挑むのは、令和6年度入試です。令和6年度の入学生を選抜するための試験というわけですな。間違えないでね。
それでは特集を始めましょう。
昨日の特集記事は、上位校に絞ったものでしたが、今日は第9学区全体にスポットを当てます。
第9学区の公立高校
第9学区の公立高校について、それぞれの項目の配点、『調査書の加点』の有無など、一覧にまとめました。
コチラです。

君津商業は大きな変更ナシ。『調査書の加点』がとても大きく、『検査の得点』が100点もあることから、部活動絡みが非常に有利であると考えられます。
木更津東も大きな変更ナシ。感染症もあって今や千葉県では少数派になった集団面接、今年も実施します。基本的な礼儀や言葉遣いも採点対象です。
君津園芸科は、個人面接の配点が84点とかなり大きいです。なぜ園芸科を志望したのか、入学後にどのようなことを学びたいのか、そういったことは必ず聞かれることでしょう。
君津青葉も大きな変更はありません。今年も10分間の個人面接が100点満点、第6の教科といえるでしょう。受験予定の人、ここは普通科ではありませんよ、そのあたりも対策を。
袖ヶ浦も変更ナシ。『調査書の加点』がない、というのが特徴。生徒会役員をがんばって務めても、入試ではプラスにならず。『検査の得点』が大きいので、部活動で活躍できた人には有利。
京葉のHPには、大きな目立つ字で「実技による自己表現を選択する場合は、高校入学後入部する意思のある部活動種目を選択してください」とあります。
市原緑は、生徒会役員だけでなく、「部活動に3年間所属」や「英検3級」なども加点対象だそうです。なお、面接では「礼法・態度」「服装・頭髪」なども採点対象になるとのこと。
姉崎は、「調査書の加点」が50点に増えたことが昨年度との違いです。2日目の検査では、2分間の個人面接だけでなく、自己表現も行います。配点が大きいので頑張りたいところ。
市原八幡は大きな変更はナシ。検査が自己表現なので部活動絡みが有利なのはよそといっしょですが、ここは学校行事の頑張りについても加点があるようです。
天羽は地域連携アクティブスクール。2日目の検査は自己表現ですが、スピーチ・作文・部活動の実技、と3種類用意されています。
市原も地域連携アクティブスクールなので、入試のシステムがやや異なります。資料をきっちり読み込むことを強くオススメします。
……第9学区の公立高校って、部活動頑張りたい人を優遇しますってところばっかりですなぁ。どこも同じように見えてきちゃいません?
おおまかな傾向
最後に、千葉県公立入試のおおまかな傾向について、短くまとめておきます。
◆大学進学実績の良い進学校
→「内申点」の比重が小さい
「調査書の加点」ナシ
◆すべての高校に好まれるのは
→ 休まず3年間通ってくれる生徒
◆すべての高校が嫌がるのは
→ 問題を起こしそうな生徒
以上、公立高校の選抜・評価方法についての2回目の特集記事でした。
それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
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