なまはげおじさんです、こんにちは。
君津のさくら塾のブログへようこそ。
保護者の方向けのお話、リライト。
順序が逆?
中学生あるある。
もっと勉強しなさい!
と親に怒られたとき、
勉強のやり方がわからない。
だからやらない。
とか言って机に向かわない。
それはウチの息子のことですか?
いえいえウチの娘のお話ですね?
そんな声が聞こえてきそうです。
悩める保護者のみなさま、もしそんなセリフを聞いたら、こうやって切り返してやりましょう。お子さんがサッカー部の場合。
勉強のやり方がわからない。
だからやらない。
ハァ?
!?
キミは部活でも
「PKの蹴り方が分かりません」
とか言っちゃうの?
「だからやりません」
って言ってるの?
いやさすがにそれはw
でしょう?
上手な蹴り方がわからなくても
とりあえずやってみるでしょ?
うん、まあ
最初は上手くやれなくてもさ
だんだん
ちょっとずつ
上手くなってくるよね?
うん、確かに
「蹴り方がわからない」
「だからやらない」
そんな選手はいないでしょ
そうだね
「勉強のやり方がわからない」
「だから勉強しない」
それっておかしくない?
……うん
ちょっと尖ったことを書きますが、この地域では、学習面がうまくいってない生徒の9割が「勉強のやり方がわからない」と嘆いていて、実際はその多くがただ机に向かっていないだけだったりします。
「あぁ確かに」
「んー、そうかも」
と賛意を示して下さる方は、その場で拍手をお送りください。
(パチパチパチ)
まじめな話、「勉強のやり方がわからない → だからやろうと思っても勉強できない」というのが間違っているんです。
逆、逆。
順序が逆なんですよ。
机に向かっていないから、勉強のやり方がわからないんです。
乱暴な表現ですが、最初はやり方なんてどうでもいいんです。
まずは机に向かわなきゃ。
時間だって短くていいんです。
10分や15分でもOK。
漢字に計算に英単語、シンプルなものから手をつけてみればいんです。
何なら週に1回だけでもOK。
大事なのは、自分の意志で机に向かい、勉強すること。
それができたら、次は総勉強時間を増やすことを目指すんです。
15分を30分に、
30分を60分に。
日曜だけを週2回に、
週2回を一日おきに、
一日おきを毎日に。
ちょっとずつ、ちょっとずつ、勉強時間を増やしていくことを目指していきます。
※増やしていくペースはお子さんの精神的な成長の度合いによりさまざまです
その過程で、自分なりの勉強の進め方を試行錯誤することになります。「勉強のやり方がわからないから勉強しない」なんて情けないセリフからの卒業です笑
家庭学習を習慣として毎日継続できるようになったら、グッと集中して勉強できるようになりますし、60分、90分、120分と時間も長くなりますから、自学の質も自然に上がってきます。
勉強のやり方がわからない?
だったら
机に向かおうね
以上、中学生あるあるでした。
それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。