こんにちは、なまはげおじさんです。
君津のさくら塾のブログへようこそ。
今日はみかんのお話。
スーパーに連れてこう
春期講習でのひとコマ。
国語で文学的文章読解をしてたんです。小説ですな。少年たちがみかんの木によじ登ってもぎ取るシーンがありまして。
そこにこんな問題があったんです。
問.この物語はいつ頃の話か。
ア 晩春
イ 晩夏
ウ 晩秋
エ 晩冬
「みかんは冬の食べ物、それを収穫しているのだから秋、すなわち、ウ」というのが出題者の意図するところだと思うんですけど、なんとさくらっ子は誰ひとり正解できず。
みんなして イ を選んだんです。
え、夏???
今の子にとって、みかんって夏のイメージなの? もうね、おじさんビックリですよ。
↑ アイスのせいなのかな?
家族みんなでコタツに入って、みかんを食べながらテレビを見る……なんて今の子は経験してないんかしら。
ひょっとしたら、お家にコタツがないのかも? うーん、ありえるな。生活様式の変化ですな。だとしたら、みかんは冬、ってイメージは湧きにくいのかも。
でもね、真面目な話、たかがみかんと笑い飛ばすわけにもいかんのです。
入試問題の出題者は、「中学生ならこれは知ってるよね」という『常識』をふまえて問題を作成しているんです。
その『常識』には、旬の野菜や果物についての知識も含まれます。
知らなきゃ答えられないんです。
このブログをお読みいただいている保護者のみなさま、たまにでいいのでスーパーにお子さんを連れて行って、旬の野菜や果物を実際に見せてあげてください。
それも大事な勉強でございますよ。
それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
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