ゲリラ豪雨で飛び起きたなまはげおじさんです、こんにちは。
君津のさくら塾のブログへようこそ。
今日は『調査書』の特集記事、2022年度版をお送りします。
お隣と比べると
国立・県立・市立・私立とさまざまな高校がありますが、どこを受験するにしても必ず必要になるのが『調査書』です。
『調査書』とは、いわば自己紹介シートのようなもの。中学校でこんな生活をしてましたよ、という情報を記入する書類なんです。
※3年時の担任の先生が作成します
まずは実物を見てもらいましょう。
こちらが現行バージョンの千葉県の『調査書』です。
A4サイズ1枚の用紙に、びっしりとデータを記入するんです。かなり大変。
3年生のみなさん、作ってくださる担任の先生に感謝の気持ちを!
千葉県の『調査書』の特徴
千葉県方式の『調査書』の最大の特徴は、「必修教科の評定」でしょう。
評定;その教科の成績を「5」「4」などで表したもの
画像を拡大したものがコチラ。
「第1学年」「第2学年」「第3学年」とありますな。
千葉県の『調査書』では、3年生だけでなく、1・2年生の評定も記載されるのです。
これが千葉県最大の特徴であり、神奈川県や東京都との大きな違いなんです。
ほかの県の『調査書』も見てみましょう。
神奈川県の『調査書』
神奈川県教委のサイトから。
やはり千葉県のものとはいろいろ異なりますねぇ。
気づきましたか?
1年生の成績についての欄がありません。
1年生の時に「1」をとっていたとしても、高校入試では一切関係ナシなんですねぇ。
東京都の『調査書』
東京都の現行のものは見つけられなかったので、古いデータをダウンロードしたり情報をつなぎ合わせたりして自作してみました。
剛田武くんという架空の生徒、
深い意味はありません。
東京都の『調査書』、だいたいこんな感じのようです。
注目は、用紙中央の「各教科の学習の記録」。
1年生の記録なし、
2年生のデータもなし。
都立入試で使われるのは3年生の評定のみです。
1・2年生の頃は、
提出物なんて一切提出せず、
授業中は寝てばかりで、
定期テストもひどい点数、
……だったとしても、3年生になってからしっかりやればOK!?
千葉県は1・2年の成績も
お隣とはだいぶ違いますね。
『調査書』に乗るのは、
東京都 3年の成績のみ
神奈川県 2年・3年
千葉県 1年・2年・3年
千葉県の特徴、おさえておきましょう。
千葉県では、1年生の成績から『調査書』の記載対象!
以上、『調査書』特集第1弾でした。
それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
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