なまはげおじさんです、こんにちは。
君津のさくら塾のブログへようこそ。
めちゃくちゃ重たいお話。
『英語のフタコブラクダ』
某中学校の2年生は、新学期早々に行った復習確認テストを、先生方が採点しているそうで。業者さんに任せるよりも早く結果がわかるみたいです。
授業前にその結果報告を受けまして。
はい、コレです
ありゃりゃ、英語やっちゃったねぇ
いや、ソレ平均よりずっと上なんですよ
え、コレで?
なんか、平均が30点くらいだとか
え!? 30点ッ!?
コレ、私のです
おおぅ……英語ォ
英語の平均点、30点に届かなかったらしいですよ
30点に届いてないッ!?
平均が30点を割る。いやはや、久々に衝撃的、さくらっ子の前で奇声を発してしまいました。どんな問題だったのでしょう、ものすごく気になります。
さて、時間になりました。
教室に入って、こんな話をしました。
「現高1の代の入試、
千葉県全体のデータはこんな感じでした」
「おそらく、みなさんの学年はこのヒトコブめの人数が多いのでしょう」
「真ん中の層というのがないのかもしれません」
「ですから」
「平均より上でも、それで満足してはダメですよ」
キビシイですね笑。
でも、公立上位校を目指す人のための進学塾ですので、たまにはね。
現在の中学英語について少々。
この『英語のフタコブラクダ現象』は、県教委のデータを見る限り、千葉県全域で起きていると考えるべきでしょう。某中の2年生だけではないはず。
そしておそらく、これは私の指導現場で感じる肌感覚なのですが、小学校卒業の時点で『フタコブラクダ』はでき上がってしまっています。
中学校の英語の先生、めちゃくちゃ教えづらいだろうなぁ。生徒一人ひとりのレベルがバラバラですもん。その上、この4月から教科書がとっっっっても難しくなりましたし。
数学だけでなく英語も、到達度別(=レベル別)で2つ3つにクラスを分割して授業をやらないといけないんでしょうね。
Aクラス
・8人程度
・指導者2名以上
・「書くこと」「読むこと」重視
・教科書使用にこだわらない
Bクラス
・15人程度
・授業は日本語で
Cクラス
・15人程度
・授業は英語で
・『話すこと(発表)』も行う
……ダメか。教員の数も、教室の数も、授業時間も、何もかもが足りてないか。
どなたか妙案を思いついたら、市教委や文科省に教えてあげてください。
以上、重たいお話でした。最後までお読みくださりありがとうございます。
さて、君中さくらっ子は明日が『〆切日』ですぞ。頑張りましょうね。
それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
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