【2021】1学期期末テストをふり返ろう

さくら塾日記
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 いかにも梅雨の時期らしい朝になりました。こんにちは、なまはげおじさんです。

 君津のさくら塾のブログへようこそ。

 今日は、期末テストについてつらつらと。
 
 
 

1学期期末テストをふり返ろう

 先週のうちに、さくらっ子全員から答案用紙を見せてもらいまして、そこでこの特集記事を書いています。

 問題用紙はですね、実はまだ揃っていないのですよ。最近は、なぜか解答用紙といっしょに問題用紙まで回収されてしまうことがあるようなんです。

 まぁそれはそれとして、期末テストの結果と、私なまおじの備忘録を残しておきます。なお、結果についてはまだデータが揃っていないため未完成です。7月半ばまでには更新する予定。
 
 
 

結果

 得点と学年順位に分けて掲載します。
 
 

得点

 ちっちゃな塾ですし生徒数も多くないので、学年別にした詳細なデータを掲載すると、だれの得点なのかすぐに特定されてしまいます。そこで、3学年すべてのさくらっ子の資料をごちゃまぜにして集計したものを公開します。 

 なお、一の位は切り捨てて表示しています。
 例;418点 → 410

 それでは、こちらが2学期期末テストの5科計集計結果です。
 

480
470
470
470
460
450
440
420
380

 
 自己記録更新は2名。

 3年生は大崩れこそなかったものの、悔しそうな表情の人の方が多かったかな。「たまたま失敗しただけ」と強がるのではなく、「これが今の実力なのだな」と結果をまっすぐに受け止めるべきでしょう。

 2年生はまだまだこれから。爆発的に伸びた人も、そうでない人も、ね。ここからのキーワードは「中だるみ」しないことと「部活動との両立」でしょうか。

 1年生は今回大活躍でした。全員が5科目すべてで90点以上でしたもの。次回のテストは出題範囲も広がり難易度も上がるはずなので、油断せずコツコツ努力していきましょう。
 
 

 各教科の平均点です。

 国語 85.8
 社会 92.4
 数学 92.9
 理科 90.0
 英語 93.0

 5科計平均は、454点でした。
 英語は本当にホッとしました。
 
 
 

学年順位(未完成)

 さくらっ子のおおよその学年順位です。

 3年 平均   ~10位
 2年 平均 20~30位
 1年 平均   ~10位
 ※中学校ごとに生徒数に違いがあるので、あくまでも目安
 

 学年1位は1名、2~3位は3名、4~10位は3名でした。
  

 さくら塾では、以下のうちどれか1つを満たすと、私からごほうびがあります。

 ア 100点満点(5教科)
 イ 475点以上(5科計)
 ウ 学年順位上位5%

 今回は、5名にごほうびでした。
 
 
 

備忘録

 次回、2学期中間テスト対策に入る前に、私なまおじが読み返すためのコーナーです。説明不足気味でしたらゴメンナサイ。
 
 

出題範囲の消化率

 各中学校がテスト2週間前に配布している出題範囲表。それをもとに、出題範囲の消化率をまとめました。

 例えば、出題範囲が教科書30ページ分とあったのに、それがあとで訂正されて27ページ分に縮小されたとしましょう。この場合、全体の10%がカットされたことになるので、消化率は90%となります。

 こちらです。
 

 
 消化率が低くなった(=出題範囲が狭くなった)場合は、テスト勉強計画の大幅な変更を迫られることになります。「せっかく勉強進めてたのに……」と、まじめな子ほど損をすることになってしまいます。それはよくないですよね。テスト直前になって範囲の縮小を連絡されて喜んでいるようでは、満足できるような結果は得られないでしょう。

 ただ、教育実習生の授業のフォローがあったり、体調を崩してしまったり、何かしら先生にトラブルが発生しての範囲縮小かもしれません。けっして各中学校を批判するつもりはありません。

 そこで、どこの中学校のデータなのかわからないようにするために、「南3」「東1」といった謎の暗号にしておきました。これならクレームは来ないでしょう、うむ。
 

 やはりどの学校・学年も、英語は大変みたいです。新しい教科書はハイレベルですし、去年までのものとはコンセプトがまるで異なりますからね。みんなついていけてるのかな、心配です。
 
 
 

英語について

 どんな出題になるのか、注目していたのが英語です。

 新しい教科書は、5つの領域、すなわち、

・Listening
・Reading
・Writing
・Speaking(発表)
・Speaking(やりとり)

を強く意識した構成になっています。このうち、定期テストで出題できるのは、最初の3つ。ですから、100点÷3と考えて、今回から Listening の配点が30~35点くらいにまで増えるのではないかと予想していました。千葉県公立入試では、Listening の配点は33点です。

 あるさくらっ子の答案を見てみると、やはりそうでした、配点32点。高くなりましたね、文科省の要請通り……なんて思ったのですが、学校によっては配点が10点しかない(ひょっとしたらヒトケタかも)ところもありました。大丈夫なのかな、同じ学年でも学校によってずいぶんテストの出題傾向が違うみたいなんですけど。普段の授業の中で十分に LIstening の評価はできているから問題ない、ということであればよいのですが。
 

 今年度から英語の教科書が大きく変わりました。新出英単語が増え、本文の語数が多くなり、使われている英文法も高校から降りてくるなど、とんでもなく難しくなっています。千葉県公立入試の大問7/8/9より、新しい教科書の本文の方が難しいですもん。

 私、情報収集目的で twitter をやっておりまして、全国の英語のテストのようすを注意深く観察していました。「1年英語の平均点が50に満たない」なんてところもありましたね。1年の英語の教科書、前半は小学生で学んできたことをテンポよくふり返る構成になっているので、おさえなければならない英文法が膨大ですし、小学校で学習済みとなっている(けど書いたことはない)英単語も多いし、新出英単語も少なくないしで、出題者が加減を間違えると学年全体が撃沈するようなテストになってしまうんです。

 2年・3年も、今年度は過渡期にあたるので、教科書本文に入る前に未習の英文法を高速で学ばなければなりませんでした。文科省は英文法指導に偏った授業は時代遅れと考えているようですが、この春は全国どこの中学校も英文法漬けになっていたものと思われます。

 このような事情があったので、さぞやテストも難しくなるのだろうと身構えていましたが、……んー、このあたりの中学校ではそんなことはありませんでした。さくらっ子も安定して高得点がとれていましたし。ちょっと拍子抜けしました。 

 教科書本文をそのまま出題するようなことこそなくなりましたが、それでも本文のちょっとしたアレンジ程度の出題がチラホラと。初見の英文を読ませる出題もありはしましたが、長文といえるものではなかったので、大意をつかむのに苦労することもなかったはず。
 

 同じ千葉県内でも、都市部とこちらとでは、定期テストの問題の難易度に違いがあるのでしょうか。気になりますが、長くなりましたのでお話はここまでといたしましょう。
 
 
 
 
 

 以上、1学期期末テストをふり返って、でした。

 それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
 
 
 

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