川崎を止められるのはジェフしかないと確信しているなまはげおじさんです、こんにちは。
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今日は、千葉県の高校情報です。
県立高校の統合情報
現中3生が高校に入学するのは、令和4年度の4月。そのタイミングでの改革が予定されている県立高校の統合情報です。
どちらも定時制絡みです。
船橋&行徳 定時制課程
第2学区のお話。
船橋&行徳、両校の定時制課程を統合するそうです。具体的には……
・行徳の定時制課程は募集停止
・普通科ではなく総合学科に改編
つまり、船橋定時制が行徳定時制を吸収する形ですね。
佐倉南
第4学区のお話。
佐倉南を三部制の定時制高校にするんだそうです。生浜・松戸南についでの3校目の設置になります。具体的には……
・佐倉南の全日制課程は募集停止
・佐倉東の定時制課程は募集停止
佐倉東定時制課程の在校生は佐倉南へ転入
佐倉東は全日制課程だけに、佐倉南を定時制課程だけに、それぞれ変更するようです。
第9学区
第9学区の県立高校については、特に統合や合併の予定は発表されていません。
これから
上記の統合までで、県教委が計画し進めてきた『県立学校改革推進プラン・第4次実施プログラム』のすべてが完了します。
これでしばらくは大きな変更はナシ……のはずだったのですが、状況が変わってきました。
今冬の公立入試の惨状、みなさん覚えていますよね。全日制126校203学科のうち、定員割れを起こして2次募集を行ったのは69校103学科。なんと定員割れを起こした学校のほうが多かったんです。
公立高校側の地域へのアピール不足もありますが、行政(=県教委)の責任も小さくありません(募集定員の設定を間違えましたね)。
それに加えて、このコロナ禍です。不景気の大波がこれからやってくるでしょう。経済がうまく回らなくなるので税収は減るのに、補助金など緊急の出費がこれからもかさむはず。状況は極めて深刻、県の財政は大ピンチになることが予想されます。
ですから、県立学校も安穏とはしていられません。不人気の学校は募集定員を減らしてスリム化することで人件費を削り、また、複数の統合を進めることで運営費そのものの削減を図ろうとするのではないでしょうか。
「千葉県」が民間企業であれば、どうにか支出を減らさねばと矢継ぎ早に改革を打ち出すはずですが、実際はお役所ですからね。いろいろのんびりしていますし、特に県教委は地域のニーズに合っていないことばかりするし、うーん、大丈夫かな、かなり心配です。
以上、県立高校のお話でした。
それでは今日はこのあたりで失礼いたします。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
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