内房エリアは有名大学進学に不利!?

なまはげコラム

 
 
 
 なまはげおじさんです、こんにちは。

 君津市のさくら塾のブログへようこそ。

 今日はローカルネタです。お題は、内房エリアは有名大学進学に不利?
 
 
 

内房エリアは有名大学進学に不利?

 このブログでいうところの「内房エリア」とは、第9学区のことです。市原・袖ヶ浦・木更津・君津・富津の5市ですね。地図で表しますと、だいたいこのあたり。
 

  
 この内房エリアは、自然豊かで子育てに向いている土地です。

 しかし、地域の特色として、都市部に比べると子どもを大学進学させるのは得意ではない、という面もあります。次の資料をご覧ください。
 

 
 これは、そのエリアの住民の四大卒業率を示したもの。赤が濃いほど割合が高く、青が濃いほど低いことを表しています。

 都市部は真っ赤でしょう?

 内房エリアは?

 内房エリアは、青いんです。子どもを大学進学させるのは得意じゃないんです。
 

 それはいったいなぜでしょうか。
 
 
 

「大事なもの」がない

 なぜ大学進学が得意ではないのか。

 内房エリアには、大学進学に深く関わる「大事なもの」がない。

 それが大きな理由だと思うのです。
 

 私の考える「大事なもの」とは、次の2つ。

・難関大学や有名大学の学生
・中高一貫進学校

 それぞれ説明します。
 
 
 

難関大学や有名大学の学生がいない

 札幌市には北海道大学、
 仙台市には東北大学、
 名古屋市には名古屋大学、
 福岡市には九州大学、
 もちろん東京は言うまでもありません。 

 難関大学や有名大学のある街は、当然、学生が多い。そこで育つ子どもは、成功体験に触れる機会も多いですし、ああなりたいと思うような身近なロールモデルも多く存在するわけです。ですから、幼い頃からコツコツ机に向かい続けるのは当たり前になる。地域として好循環が生まれています。

 これが内房エリアはどうかと言いますと、残念ながら難関大学や有名大学がない。つまり、難関大学や有名大学の学生がめったにいないんです(ごく少数の進学者は内房エリアを出ていってしまうから)。子どもからすれば、こうなりたいと強く思えるような、学習面での憧れの存在がなかなかいないわけです。

 
 ああいうふうになりたいという身近な憧れがいると、それが強いモチベーションになり、人はグングンと成長していけるものです。

 子供でも、
 大人でも、
 スポーツや楽器でも、
 それこそ勉強でも、

 グングンと継続して伸びていくんですよね。
 

 子どもが憧れるような学習面でのロールモデルとして、難関大学や有名大学の学生が内房エリアに増えてほしいものです。

 有名大学のどこかが、君津にキャンパス移転してくれないかなぁ。土地は結構あるんですけどねぇ。それこそ駅前にも、のび太やジャイアンたちが野球をしてそうな空き地がありますし。

 もしそうなったら、まず地元の高校生の目の色が変わるでしょう。家から通える有名大学を目指して、バリバリと勉強し始めるはず。大学進学実績は間違いなく上昇しますし、内房エリアの中学校や小学校にも正の波及効果が期待できます。エリア全体の教育意識が、グンと上向きますよ。

 ……全学とは言いません、一部の学部だけで構いませんから、どこか来てくれないでしょうかねぇ。
 
 
 

中高一貫校がない

 内房エリアには、中高一貫校が存在しません。蘇我から先の京葉地域になると、渋谷幕張や市川などがあるのに。ここでの中高一貫校とは、中等部であってもどんどん高等部の単元を先取り学習していく学校を指します。

 ご存知の方も多いと思いますが、難関大学や有名大学に進学している生徒の多くは、高校入試を経験していない、中高一貫校の卒業生なんです。

 わかりやすいので東大を例にしますね。今年の合格者が多かった順に並べると、

・開成   144(106)
・灘     97( 75)
・筑駒    89( 70)
・麻布    85( 49)
・聖光学院  79( 69)
・西大和学園 76( 51)
・桜蔭    71( 61)
・渋谷幕張  67( 46)

 ……となるのですが、これ全部中高一貫校なのです。カッコ内は現役合格者数。圧倒的なんですよ。

 中高一貫校では、中学内容を高速で終わらせて、だいたい中2の秋くらいから先取りで高校内容の学習が始まります。同世代の多くが高校入試のための受験勉強をしているときも、どんどん高校内容を進めています。大学入試だけに絞って、ハイレベルな仲間たちと6年間切磋琢磨し続けるわけです。そりゃずば抜けた進学実績になりますよね。

 これら中高一貫校の独占状態に待ったをかけようと、高校入試組の都立日比谷や県立横浜翠嵐が果敢に挑んでいるのが現状です。千葉県公立勢も頑張れ。
 

 内房エリアにも、優秀な子どもはいます。鍛え上げれば、中高一貫校の高速授業にも十分ついていけそうな子どもたちが。ただ、地元に中高一貫校がないんですよねぇ。毎日通勤ラッシュの中、片道70分かけて渋谷幕張に通うなんて、中学生にはあまりにもしんどいでしょう。

 もし内房エリアに中高一貫校ができれば。

 中学受験に向けて頑張ろうとするご家庭が増えるでしょう。小学生のうちから毎日こつこつ机に向かい続けることが当たり前、それが地域のスタンダードになってくるかもしれません。

 悔し涙を流して地元の中学校に進学する人も出てくるでしょう。中学3年間がんばって絶対に難関高校に進学するんだ、大学入試で逆転してやるんだとメラメラと燃えているわけです。いわばリベンジ組、彼ら彼女らが学年トップ層を形成し、学年全体を引っ張っていきます。公立中の学力レベルも向上するのです。連動して地元公立高校も伸びるはず。

 そうなっていけば、地域全体の大学進学率も大きくアップすることが期待できます。地図も赤く塗られることになるんじゃないかなぁ。
 

 私立でなくてもいいんです、実際、茨城県は大改革に着手しましたし。今冬の入試でえらいことになってしまった君高あたりが、先取り学習アリの中高一貫校になってくれたらなぁ……。
 
 
 

内房エリアの中学生、がんばろう!

 内房エリアに住んでいて、将来大学進学を考えている中学生のあなたへ。

 今日特集してきたように、内房エリアには、難関大学や有名大学はありませんし、あなた自身も中高一貫校に通っているわけではありませんよね。

 大学受験では、中高一貫校に通っている生徒こそがライバルになります。将来のライバルたちは、高校入試に参加しません。それどころか、今すでに高校内容を学んでいます。あなたが高校に進学した時点で、ずうっと先を全力で走っているのです。

 じゃぁもうムリじゃん、と投げ出してはダメ。

 先行しているライバルたちを全力で追いかけるのです!
 

 そのためにみなさんに強く伝えたいのは、高校進学をゴールと考えてはいけないということ。高校に進学してからが、本当のたたかいの始まりなのです。このことを絶対に忘れないでください。 
 

 そして、もうひとつ。

 将来のライバルたちに追いつくために今できることは、基礎学力を高めていくほかはありません。高い基礎学力の上に、高校での学習を積み重ね、全国のライバルたちを全力で追いかけていくのです。 

 いいですか、基礎こそがすべてですよ。この意味でも学校の授業を大切にしてください。
 

 コツコツと基礎・基本を積み上げて、中高一貫進学校のライバルたちを、いつか、いつの日にか、ぶち抜いてやりましょう!
 

 内房エリアの中学生、がんばろう!
 
 
  
 
 

 以上、内房エリアは有名大学進学に不利かも、というお話でした。

 それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
 
 
 進学塾 木更津高校 君津高校 木高 君高 高校入試

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