【ママンのひとりごと】20年5月度

ママンのひとりごと
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 野球選手感染のニュースを見て思ったのですが、実はすでに感染しているけれど発症していないだけという人が、相当な人数でいるのではないかなぁ・・・。マスクや手洗いは大事ですな。こんにちは、なまはげおじさんです。さくら塾のブログへようこそ。
 
 
 

 さくら塾では、月度の終わりにひとりひとりに個人レポートを作成し、お渡ししています。下の画像の左側が、個人レポート、右側が『ママンのひとりごと』、保護者返信コーナーです。
 
 

 
 
 保護者のみなさまの生の声をうかがえるので、私は『ママンのひとりごと』が届くのをとても楽しみにしています。

●『ひとりごと』のルール
・提出を強制しません
・無理にいいコトを書く必要はありません
●掲載上のルール
・原則として本文はいじりません
 例外は「個人情報にあたるもの」「公開するとご迷惑がかかりそうなもの」など
・さくらっ子の個人名はすべて 我が子 で統一します
・誤字・脱字・表現のゆれは気づいた範囲で修正をします

 
 私が書いた『個人レポート』に対しての返信という形をとっていますので、読んでも意味のつかみづらいところもあるかもしれませんがご容赦ください。
 
 

ママンのひとりごと 5月度

 それでは、5月度をふり返ってのひとりごとです。

 長く続いた休校が終わりを迎え、下旬には「慣らし登校」があるなど、ようやく日常生活に向けた動き出した1か月でした。 
 
 

これからが大変

ママン
ママン

 休校中もずっと塾を続けてくださり、本当にありがとうございました。おかげさまで日常の中にメリハリがつき、学習と縁遠くなることもなく過ごすことができました。心から感謝申し上げます。
 さあ、これからが大変です。徐々に日常が戻るにつれ、新たなストレスや疲れがたまってくることでしょう。あせらず、ゆっくり、慣らしていかなければなりませんね。

 
 床面積の広い塾・予備校は営業自粛を求められた緊急事態宣言。さくら塾は対象外でしたので授業を継続しましたが、正直「自粛警察」が怖かったです。さくらっ子がイヤな目にあわないよう、授業時間を夜から昼間に移したり、自転車ではなくなるべく送迎をお願いしたり、ヒヤヒヤしていました。ちなみに、さくら塾の電話はコードを抜いておりました。意地悪なイタズラ電話対策です。

 ひと段落ついた今、あらためて感謝のメッセージを見ると、なんだかウルッとしちゃいます。さくら塾保護者のみなさま、ご協力ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

 ひと段落ついたとはいえ、このママンのご指摘のとおり、これからが大変です。何とかして「いつもの」学校生活に戻っていかねばなりません。少しずつ少しずつ、日常を取り戻していかねばなりません。これまで以上にさくらっ子のようすをしっかり見ていこうと思います。
 
 
 

ときには我が子とぶつかる勇気を

ママン
ママン

 いつも大変お世話になっております。今月の個人レポートでは我が子の人柄を褒めてくださりありがとうございます。率直にうれしかったです。
 細かいことを気にしないおおらかさが、このたび悪いクセとして、私(鬼)の目にたまたま目にとまったのです。休校中の課題の漢字ノートの字のひどいこと!中2男子に勇気を出して書き直しを命じました
 先生には本当に困らせている問題だと思われます。そして私の悩みのひとつでもあります。

 
 初めに断っておきますが、このさくらっ子は問題児ではありません。ずるがしこいとか意地が悪いというタイプからものすごく遠いところにいる、いわゆる爽やかなナイスガイです。細かいことを気にしないおおらかな人なのですが、学習面でもそれが出てしまうことがあるのです。何と言いますか、雑な感じ(笑)。

 いやはや印象的なエピソードですね。漢字ノートの書き直しを迫りましたか。これは大変なことですよ。

 だって考えてもみてください。中2男子からすれば、ただでさえメンドクサイ漢字ノートを、ダメ出しされ、しかもやり直しさせられるなんて、そんなのなかなか許容できないじゃないですか。私が中2男子だったら、間違いなく親子ゲンカ突入確定ですよ(笑)。
 親の立場で考えても、誰だって我が子とぶつかりたくはないですし、嫌われたくもないはずです。家の中の雰囲気を悪くするくらいなら見なかったことにする、という選択肢もあったはず。

 しかしこのママンは逃げませんでした。「ここは見過ごしてはならない」「ここは強く出なくてはならない」「やったるぞ」「開戦のホラ貝を吹け」と判断なさったんでしょう。非常に勇気のある決断ですし、立派だと思います。

 ときには我が子とぶつかる勇気を持つことは、子育てをする上でとても大事なことなのかもしれません。
 
 
 

今月の「何それうらやましい」

ママン
ママン

 「本当によく努力しています」という先生からのコメント! 親の私が言うのもおこがましいのですが、本当にそう思います。こちらから勉強に関しては、ほとんど口を出したことがありません
 きっちりやりたい性格なので、与えられた課題などに対して自分を追い込みすぎるのではないかと心配になることがあります。

 
 さくら塾はひとりひとりをじっくり指導していく塾です。言い換えると、生徒はじっくり「見られている」わけで、これはこれでなかなかのプレッシャーかもしれません。無気力に塾に来て授業時間をぼんやり過ごして帰りに友だちとコンビニでダラダラするのが楽しみ、なんていうこのあたりによくいる中学生にとっては、さくら塾は相当「メンドクサイ塾」であることでしょう。
 その「メンドクサイ塾」にあえて(笑)集まる生徒は、みな頑張り屋さんばかり。あとから入塾する人も、そんなさくらっ子たちの姿に触発されて、少しずつ変化が生まれ、やがては自分なりの自学のスタイルを築き、家庭学習に励むようになっていきます。

 ・・・とまぁその話は置いときましょう。

 「こちらから勉強に関しては、ほとんど口を出したことがありません」。ワォ(笑)。そうなんです、このさくらっ子は、入塾する前からずっと家庭学習に取り組めている人なんです。ステキ。

 このブログを読んでいらっしゃる中学生の保護者のみなさん、アピタやいなげやでママ友と立ち話する中で、 「勉強について口を出したことないのよね」なんて言ってみたくありません? そんなこと聞かされた側は即答で「何それうらやましい」って返してくれそう(笑)。

 気になるのは、どうすればそういう自ら勉強しようとする子に育つのか、ということ。どういうことに気をつけて子育てしてきたのか、今度インタビューしてみたいです。
 
 
 

長期の休校の影響はこんなところにも

ママン
ママン

 いつもお世話になっております。長い休校も終わり少しホッとしています。が!! 今の英語・・・ため息しか出ません。実際、ほかの教科も積み残しが山盛りですが。問題演習量を増やせるよう、わからないところを明確にしたり、先生に質問したり・・・頑張ってほしいなぁと。
 我が子には「時間をムダにするな!」と言いつつ、説教の時間が一番ムダでした・・・。サポートすることを私も身につけるよう努力していきます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

父さん
父さん

 お世話になっております。親から見ても受験生としての自覚が今一つ足りない気がしており、そのことがテストの点に・・・何とかしたいこの頃です。

 
 今月もご両親揃ってコメントを寄せてくださりありがとうございます。

 受験生としての自覚について。

 中学生がスポーツや習い事でグンと伸びるのは、精神的に充実しているときです。実現したい大きな目標があり、そのステップとしての身近な目標を設定し、充実した毎日を送っていると、グンと伸びるもの。若さですな。

 これは、学習面でも同じことが言えます。中学生が基礎学力を伸ばしていくには、メンタル面の充実が必要不可欠。特に受験生であるなら、第一志望という大目標に向かって、前向きな気持ちでバリバリと問題演習に取り組んでほしいところ。

 しかし、今年の受験生は、そういったメンタル・コントロールが簡単ではなかったかもしれません。コロナ禍による長期の休校の影響です。例年であれば、すでに1~2回復習確認テストを経験し、第一志望までの距離を実感していたはず。また、この時期には出題範囲表が配布されて、期末テスト対策に集中していたはず。そういった学校生活における受験生としてのステップが、今年はまったくなかったのです。
 ですから、「私は受験生なんだ!」という意識が、去年までの3年生に比べると、ちょっと劣っているのかも。そう分析しています。

 受験生に「なっていく」のは、学校が再開した「これから」なのかもしれません。復確も期末テストもありますからね。少しずつ、意識を高めていってもらいたいです。
 
 
 

代償が大きすぎる

ママン
ママン

 いつもご指導ありがとうございます。
 長い休校が終わり、やっと新学期が始まりますが、受験生には3か月間の休校の代償が大きすぎますね・・・。夏休みの短縮には、先生からのお手紙にもあるように「夏期講習の期間が例年の半分しかない」と思うと、親としては不安しかないです。
 それに加え、いつまた来るかわからない第2波の不安を思うと、何事も先へ先へ計画的に進め、いざそのとき焦ることのない状態でいられるようにしてほしいと思います。

 
 おっしゃるとおり、受験生にとっては今回の休校期間は影響の大きいものになりました。受験生とその保護者のみなさんのうち、どれだけの方がこの事実を真正面から受け止めているでしょうか。案外、気づいてらっしゃらない方もいるかもしれませんね。

 このさくらっ子も、久しぶりの学校のようすをうれしそうに教えてくれましたが、話題が学校の授業に移ると、表情は一転して曇ってしまいました。はたして教科書の学習は終えられるのか、また、受験はどうなってしまうのか、大きな不安があるようです。

 タイミングの悪いことに、千葉県立高校の入試制度の変革初年度です。また、君津高校と上総高校の合併も予定されています。正直に言うと、私もこれからの展開がものすごく不安です。胃のあたりがモゾモゾします。

 だからといって、いつまでも頭を抱えていてもダメですし、ヤケになってもいけません。不安なときこそ、今やれることをリストアップして、そのひとつひとつを丁寧に計画的に進めていくしかないんですよね。PDCAサイクルを回していくしかないんです。

 大変なときだからこそ、丁寧に、計画的に、進んでいきましょう。
 
 
 
 
 

 以上、5月度のママンのひとりごとでした。さくら塾保護者のみなさま、今月もご協力ありがとうございました。

 それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
 
 
 

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