おのれコロナめ

さくら塾日記
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 趣味のドラッグストア巡りを卒業できたなまはげおじさんです、こんにちは。さくら塾のブログへようこそ。
 
 
 

 昨日、某ママンからアルコール消毒液を分けていただきました。これがどこのお店に行っても置いてないんですよ。トイレットペーパーは店頭に並ぶようになりましたし、マスクもたまに見かけるようになりましたが、消毒液だけは見当たらない。それだけに昨夜の差し入れはとてもうれしかったです。某ママン、ありがとうございます!

 ……というわけで、今日のブログは新型コロナウイルスの話題その2です。前回のお話は2月17日(月)に書いたコチラ。

●「これからの2週間がヤマになる気がするんです
 

 では、まず前回の未来予想の答え合わせから始めましょうかね。
 
 
 

実際はどうなった?

 前回のブログで、これからの2週間がヤマになるかもと書いていますが、実際にはどうなったのかチェックしてみましょう。

今週から来週にかけて、日本国内でも多くの感染者が出る

 → 正解

 これは予想していたとおりになってしまいました。日本全国、さまざまな場所で感染者が出ています。発生当初は感染者ゼロだった大阪でさえ、日を追うごとに数字がどんどん増えているありさまです。

 前回のブログでは「もし、この2週間にそれほど陽性反応の方が出なかったとしたら、流行せずにすむかもしれません。そうであってほしい!」と書きましたが、残念ながら願いかなわず。
 
 
 

3月に入る頃には、国内の空気は一変している

 → 正解

 予想したように、スポーツやイベントの中止が相次いでいます。エンタメだけでなく、公共施設も同様で、各地の博物館も軒並み閉鎖です。さくら塾の目の前の生涯学習センターも閉鎖されてしまいました。

 2月17日には「こうならないといいなぁ……」という気持ちで書いたのですが、残念ながら現実になってしまっています。個人で経営している旅館では廃業したところも出ましたし、飲食店は規模の大小を問わずすでに大きなダメージを受けているようです。

 コロナ騒動の影響で航空機の稼働が落ち、路線運休が相次いで発表されています。乗客によると飛行機の中はガラガラらしいです。そうした背景もあって、原油の価格が下落。連鎖的に先進国で株安になり、世界中で経済危機が迫っています。

 特に日本では、昨年秋に消費税増税に踏み切ったためもともと消費が落ち込んでおり(昨年10~12月のGDP年率換算で -7.1%に)、そこにこのコロナ騒動です。世界でもっとも経済面でダメージを受ける国かもしれません。数ヵ月後には閉店・廃業するところがもっと増えて、街の景色も様変わりしているかも。
 
 
 

後期選抜は無事に行えるか

 → 行えました

 受験生も、その家族も、受け入れる高校側も、見守る中学校の先生方も、おそらくみんなが不安でいっぱいの中、何とか後期選抜を実施することができました。

 今のところ県教委からは、新型ウイルスに感染した受験生のために対検査を行います、という発表はありません。

 いやぁ、良かったぁー!
 
 
 

中学校の卒業式や高校の入学式は?

 → 卒業式は短縮して決行!

 国内の多くの大学や一部の高校では、卒業式そのものが中止になってしまいました。これは本当に気の毒でなりません。

 しかし、昨日のブログで特集したとおり、近隣の中学校では、短縮してのものではありますが卒業式を行えたようです。良かったぁ、ホッとしました♪
 

 ……さて、入学式はどうなるでしょうか。

 ポイントは、4月上旬に日本の社会を取り巻く雰囲気がどうなっているのかをイメージすることです。ここでいう『雰囲気』とは、『世論』であり、『ムード』です。

 「重症化している方はもともと基礎疾患を持っていたりお年寄りがほとんどである、すなわちこれは新種の風邪、あまり騒ぎすぎてもよくないのでは?」という世論が多数を占めているようであれば、昨年度までと同じように入学式が行われるでしょう。体育館の中は、全員が白いマスク、そんな入学式。

 逆に、現在と同じように「閉鎖空間に大勢の人が集まるようなイベントは避けなければ」というムードのままであれば、入学式は中止されるでしょう。

 どちらの可能性も十分ありえそうです。

 ちなみに……すでに現時点で、入学式の中止を発表している大学もあります。それどころか、早稲田大学では新年度開始を4月20日以降に遅らせるとアナウンスしています。首都圏の規模の大きな大学は、みな同じような対応になるかも。
 
 
 

オリンピック???

 前回のブログの答え合わせはここまでにしましょう。

 これから先のお話を。
 

 2020年前半、日本が予定していた大きなイベントは、中国の習近平さんの訪日と、東京オリンピックの2つでした。

 習近平さんの訪日は延期だそうですが、このまま自然消滅になってしまうかも。日本も中国も、外交よりも、国内をどうにかしないといけませんからね。
 
 
 

 さて、一方のオリンピックですが、はたしてどうなるでしょうか。開催強行か、延期か、中止か。みなさんはどう予想しますか?
 

 現在の日本は、感染のピークが一気に来ることのないよう、社会全体で頑張ろうとしています。

 中には、陽性を告げられているのに飲みに行っちゃうような頭のおかしい困ったおじさんもいたようですが、そんなのは例外中の例外。今のところ、患者が押し寄せてきて病院が通常の業務をまともに行えないとか、全国の病院が機能不全状態だとか、そういった状況にはなっていません。

 このまま耐えることができれば、オリンピック開催も可能、かもしれません。
 

 一方、世界はどうかというと、初期対応に失敗した国が苦しんでいます。特に、韓国・イタリア・イラン。日本・中国を含めたこの5か国が、世界中から渡航制限をかけられてしまっています。

 しかし、この5か国だけの問題では終わりそうにありません。ヨーロッパ諸国にはまさに今感染者が広がっているところです。中東諸国もそれは同じ。オバマケアを廃するなど国民皆保険制度のないアメリカはおそらく全土でひどい混乱になるはず。

 世界的な流行のピークはこれからやってきます。それがいつ頃になり、世界全体が落ち着きを取り戻すのにどれだけ時間がかかるのかはわかりません。ただ、7月までに、世界中のみんなで集まってスポーツイベントを楽しもうという状況になるかというと……それは難しいのかなと私は予想します。強行したとしても、不参加の国が出てくるでしょうし。

 この夏のオリンピックは延期または中止になる、と私は考えています。 

 あまり話題になっていませんが、今月26日(木)、福島県から聖火リレーが始まることになっています。千葉県には7月2日(木)から3日間。最後は東京都、7月24日(金)の開会式会場がゴールです。オリンピック中止の判断は5月末という報道がありましたが、もしそのタイミングで本当に中止なり延期なりを決断することになったら、聖火リレーも宙ぶらりんの状態で途中でストップということになるのでしょうか???
 
 
 

新年度、授業日が増える?

 これから先の学校についてもあれこれ考えています。

 今現在、君津市内では総理の要請で学校を3週間閉鎖しています。このぶんの授業時間をどうするか。新年度、例えば土曜を登校日にして、追加授業を行うことになるのか。

 これについては、文部科学省が「今年度は授業時数が不足していても仕方がない」という旨の声明を出していますので、新年度に特別な動きはないものと考えられます。

 つまり、授業日は増えないはずです。例年どおり。

 ということは、次年度は、「今年度の未習単元」+「新年度の学習」+「指導要領改訂による移行措置内容」をすべて既定の授業時数のみでこなすことになるわけです。こいつはタイヘンですぞー。

 ひょっとすると、授業時数確保のために、学校行事が縮小・削減されるかもしれませんね。中学校の最大の行事といえば「動」の体育祭と「静」の卒業式の2つですが、今年度は台風とコロナ騒動でどちらも短縮で行いました。そう、やろうと思えば短縮でもやれちゃうことが証明されちゃったのです。そうなれば準備時間も大幅にカットできます。そのぶん、授業時数を例年以上に増やすことができるわけです。これはもう、ちょっとした学校革命ですぞ。
 

 最後に、新年度はいつ始まるかについて。

 私は、1週間程度遅らせるのではないかと予想しています。もうそろそろ内房エリアからも感染者発生の報告が出るでしょう、そのリアクションとしてそのような対応をとることになるのではないかな、と。新2年さくらっ子にこの話をしたら、みんな「いや予定通り4月6日スタートだ!」と言っていました。うん、そうなるといいねぇ……。
 
 
 
 
 

 以上、新型コロナウイルスについてのお話でした。結果論ですが、PCR検査の対象を絞りに絞ったことが、初期対応として正解だったのかもしれませんな。

 それでは今日はこのあたりで失礼します。
 
 
 

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