日本の給料は、ここ30年ほど上がっていない

なまはげコラム
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日曜日、いかがお過ごしですか。こんにちは、なまはげおじさんです。さくら塾のブログへようこそ。

 
 日曜はこのブログはお休み。

 ・・・なのですが、今日はテスト対策の関係で教室を開けるので、ブログも更新します。

 今日のお話は、お金について。
 
 

 3年社会の公民で、経済について学びます。

 身近な経済のお話でございます。
 
 
 

 まずは、動画を見ていただこうかな、と。

 こちらの動画、シンガポールで活動しているYoutuberで、台湾人の友人とお金についてお話しています。3分間ほど続く内容が非常に興味深いです。※場面が切り替わるところまでで結構です。
 
 

 
 
 いかがでしたか。聞き取りやすい英語でしたね。

 異国の経済事情、なかなかに興味深いです。台湾、特に台北市の地価高騰は有名ですね。台中あたりに転居する人も出てきていると聞いたことがあります。シンガポールは日本より物価が高いというのが、私が旅行で訪れたときの印象。あとシンガポーリアンの英語は聞き取りづらい。
 

 日本の経済状況について、ズバッとこんなこと言ってましたよね。
 
 

 
 
 うむぅ・・・。グサリときますね。

 日本の給料は、ここ30年ほど上がっていない。

 まったくもってそのとおり。

 安い物価、低所得、利益を生みにくいし投資もしにくい企業、生まれないイノベーション、逃げ出す人材、減り続ける労働人口。これらが複雑に絡み合っているのが現在の日本の経済事情。かつての日本には高度経済成長期がありましたが、ここ30年ほど長期経済停滞期になってしまい、なかなか抜け出せずにいます。
 
 
 

 どうしてこんな話題を持ち出したのかといいますとですね、きっかけは某塾の冬期講習のチラシだったんです。おぉ、懐かしいなぁ、と。

 そこは内房エリアでもっとも大きいところで、県千葉・千葉東・木更津に多くの合格者を送り込んでいます。君津駅南口にも立派な教室がありますね。保護者のみなさんの中にも中学生の頃に通っていたという方がいらっしゃるのではないでしょうか。
 

 何が懐かしいのかと言いますと、実は私、大学生の頃、あの塾でバイトをしてたことがあるのです。大学に合格して初めての夏。申し込んで、簡単なテストをして、5回ほど研修をしたら即配属、即授業(笑)。五井校でしたね。

 「え、こんなんで授業やっていいの???」なんて戸惑ったことを覚えています。数か月前まで高校生だった自分が、言ってしまえば経験ゼロのどシロウトが、ネクタイ締めて授業やるわけですから。足を引っ張るのではないか、この塾の看板に泥を塗るのではないかとひどく緊張していたのですが、数日後、周りもみんな大学生で、正社員は2名だけであることに気づき、肩の荷が下りました(笑)。

 あの頃のいただいていた時給が、たしか50分1コマ2000円くらいだったような・・・。コンビニなどに比べると、非常に魅力的でした。

 魅力的ではありましたが、バイトは夏だけですぐにやめました。授業をやるなら予習をしなけりゃいけませんが、そうなると大学の勉強時間がガリガリ削られてしまいますし。今はどうだかわかりませんが、当時は大学生講師も講習生のご家庭に9月からも継続しませんかと営業電話しなくちゃいけなかったんですよ。ノルマは3件。これがいまにもつながる大の営業嫌いの原点でもあるわけですが(笑)。
 
 

 その塾の冬期講習のチラシを見て、大学時代のバイト生活を思い出したんです。懐かしいなぁ。

 それでですね、今のバイト講師さんたちはどれくらい時給をもらえてるのかと思ってgoogle先生に聞いてるうちに、冒頭の動画にたどりついたというわけです。
 
 

 今はバイト情報誌じゃなくて、ネットで探すのかな。うん、すぐに見つかりました。
 
 

 
 
 2200円かぁ。

 あれから20年以上経ったけれど、あんまり上がっていないんですね。

 日本の経済が長く停滞しているのは、こうした身近なことからも実感できます。動画の中の指摘のとおり。まわりの国にどんどん追い抜かれています。
 
 
 

 ひょっとしたら、さくらっ子の中にも、将来日本ではなく他国でバリバリ働くような人が出てくるのかもしれませんね。その可能性は、かなり高いかも。

 カギは英語、ですね。

 英語の指導、がんばらなきゃ・・・!
 
 
 

それでは今日はこのあたりで失礼します。

 

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