中学校にスマホを持ち込んではいけません

ローカルなお話
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パソコン絶不調のなまはげおじさんです、こんにちは。さくら塾のブログへようこそ。

 
 昨日のお話の続きです。
 

中学校にこっそりスマホを持ち込む生徒が少なくないらしい
朝晩冷えてきました、風邪にご注意。こんにちは、なまはげおじさんです。さくら塾のブログへようこそ。   2019年11月7日(木)の日記   この日は学校の先生方の授業研究会があったようで、小中学生が早い時間に下校していました。給食食べたらす...


 最近中学校にスマホを持ち込む生徒が増えてきてるらしいよ、それは良くないことだよ。誰が悪いのかというと、それは先生方ではなくて、持ち込んでいる生徒本人とその保護者だよ。そんなお話でした。
 
 
 

ルールは守らなきゃ

 今、中学校にスマホを持ち込む生徒が増えてきています。だれが悪いのかと言えば、間違いなく持ち込んでいる生徒本人が悪いです。 
 

 スマホを持っていても、学校に持ち込んでいない人もいます。ちゃんとルールを守っている人がいるわけです。

 ルールは守らなきゃダメだという、そうですね、大げさに言えば順法精神、そういったモラルが低下しているのが今の中学生なのかもしれません。

 こっそり持ち込むスリルを味わいたいのかもしれませんが、でもそれ、ルール違反ですぞ。
 
  
 

昔の「こっそり」とはちょっと違う

 あとですね、保護者世代の「こっそり持ち込む」こととは、ちょっと意味合いが異なると思うんです。

 昔もね、学校にマンガやCDやゲームソフトをこっそり持ち込む生徒はいました。私のことです(笑)。しかしそれは友だちとの交換であって、貸したり借りたりですね、校内で楽しむためではありませんでした。これがまず今と中学生とは違うところですね。

 昇降口で背後から突然センパイにぶん殴られたり(実話)、よその学校とケンカするからオマエも来いとか引きずり込まれそうになったり(実話)、金髪にタバコにバイクは日常の風景(実話)、卒業式には校門にパトカーが待機してたりと(実話)、まぁ今よりずっと校内の治安は悪かったですが、それはあくまでも一部の人。

 トイレでこっそりゲームをするような人はいなかったと思います。
 

 ルール違反で持ち込んでいたものだって高価なものではありませんでしたし、万が一紛失・盗難なんてことが起こったとしても、中学生のお小遣いでなんとかなるレベル。

 今、スマホを持ち込んでいる生徒は、それが誰かに盗まれたらとか、失くしてしまったらとか、そういった心配はしないのでしょうか。ここでは詳しく書きませんが、大金を失うことになったり、中学校生活を続けられなくなってしまうような、とんでもないトラブルに巻き込まれることになりますよ。
 
 
 

 ルールを守る意識が低下している、そんな生徒が増えつつある今の中学校に、あえてこっそりスマホを持ち込むなんて、「神よ、我にとんでもないトラブルを与えたまえ!」「ワタシをボロボロにしてください!」と祈っているようなものですよ。やめとけ、やめとけ。
 
 
 

あなたのお子さんは???

 ここで、我が子にスマホを持たせている保護者のみなさんに質問があります。
 

 あなたのお子さんは、学校にスマホを持ち込んでいますか?

 A)持ち込んでいるし、それを許可している

 B)持ち込んでいるが、許可はしていない

 C)おそらく持ち込んではいないはず

 D)わからぬ

 E)持ち込んでいないと断言できる

 
 ちょいとコメントを。

 Aは、何かしら特別な事情があってのことでしょう。これを選ぶご家庭は、きっと担任の先生にも伝えてあって、登校後スマホを預けているのではないでしょうか。そうであればまったく問題ありません。問題なのは保護者が現役バリバリのヤンキーで学校の秩序は我が家がぶっ壊すという愉快なポリシーの場合と、無自覚に我が子にコントロールされてしまっている病んだ親子関係の場合。後者は厄介。

 Bもマズイですね。我が子を制御できなくなっています。制御なんてあまりいい表現ではありませんが、あえて使いますね。まだ精神的に未熟な中学生ですから、いざというときには保護者がビシッと制御しなければなりません。コレは保護者が頑張らねばならないパターン。

 CとDが、今回のブログに当てはまる層かなぁ・・・。軽い気持ちで中学校にスマホを持ち込んじゃっている。それを保護者が気づいていない、というパターン。スマホを与えるときに、『スマホを充電する場所はリビングです』というルールを設けてやれば防げるんですけどね。登校後、スマホがリビングになければ持ち込んでいることが発覚します。スマホにまつわるトラブルを防ぐには、与えるときが勝負。このお話はまたいずれ。

 理想はEですよね。そうありたい。「あのコは悪いコトをしている」なんて、後ろ指をさされたくはないですもの。
 
 

 お子さんにスマホを持たせている保護者のみなさま、あなたはA~Eのどれでしょうか。
 
 
 

保護者にも大きな責任があります

 お子さんがスマホを中学校に持ち込んでいるとしたら、その責任は、保護者であるあなたにもあります。
 

 スマホの持ち込みは、家庭の教育と努力で防げるからです。これについては上に書いたとおり。

 子どもに負けずに踏ん張るしかありません。

 ダメなものはダメの精神。
 
 

 私思うんですけど、保護者はスマホを買い与えたわけではなく、あくまでも子どもに貸しているじゃないですか。だって、毎月の通信料を支払っているのは子どもではなく、保護者ですもん。

 ですから、もっとスマホのコントロール権を(スマホの利用のハウスルールと言い換えてもよいでしょう)主張してもよいのではないでしょうか。それはあなたのものではない、私が貸しているだけだ。これは詭弁でも何でもないでしょう。
 
 
 

 中学生の保護者のみなさん、ときには強くいかなきゃいけませんよ。

 ダメなものはダメ、って。

 スマホの持ち込みをなんとかしないと、中学校の先生方を疲弊させてしまいます。そうなってしまうと、学校の雰囲気が悪くなり、授業準備の時間も削られてしまうので、授業の質も下がるかもしれません。結局、その中学校に通う生徒みんなが損をすることになるのです。
 
 

 スマホの持ち込み、やめましょう。やめさせましょう。
 
 
 

それでは今日はこのあたりで失礼します。

 

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