基礎学力は突然レベルアップしたように感じる説

さくら塾の勉強法

朝のあの雷雨、なまはげおじさんのパワーで吹き飛ばしてやりましたよ。えへん。さくら塾のブログへようこそ。

ファンファーレのないドラクエ 

 がんばればがんばっただけ、勉強はできるようになっていく。

 これに異を唱える人はあんまりいないでしょう。

 今日はこれについて、ちょっと突っ込んで考えて見ようと思います。
 
 

 それでですね、がんばれば勉強はできるようになっていくということをグラフで表してみよう、そう中学生に投げてみると、たいていこんなイメージで考えていることがわかります。まぁ本当に多いですよ。

 

 
 
 長い時間をかけて勉強すれば、成績は向上するんじゃないか。

 そうだったらいいのにな。

 もし現実がこんな右肩上がりだったら、きっと勉強は今よりずっと楽しいでしょうね。
 
 

 しかし。

 現実は、こんなグラフにはなりません。

 ただ机に向かっていたずらに時を過ごしているだけでは、成績は上がるものではないのです。
 
 

 テストに失敗したあとの中学生なら、こんなグラフをイメージするかもしれません。
 
 

 
 
 グラフの形はいっしょですが、横軸の文言が変わりました。「勉強時間」ではなく、「どれだけたくさんの問題を解いたか」。

 がんばればがんばっただけ成績は右肩上がりで伸びていくはず。今回そうならなかったのは、テスト勉強のやり方が間違っていたからだ。そう考えることができたわけですね。うむ、成長。

 ただ机に向かっているだけで、ぼーっとしていた時間がもったいなかったな。教科書にマーカーを引いているだけでよかったのかな。そんな後悔があるのかもしれませんね。
 「今日は3時間勉強したから、もうおしまーい!」
 なんて言っているようでは、全力でテスト勉強に取り組んだなんて言えないのですぞ。作業してるわけじゃないですからね。

 
 
 

 なまはげおじさんの考え方は、ちょっと違います。

 グラフの形も、横軸のことばも、そして縦軸のことばも。
 
 

 さくらっ子にときどき話すのは、こんなグラフです。
 
 

 
 
 初めて話すときには、グラフの形状を見てビックリした顔をする人もいます。
 

さくらっ子
さくらっ子

グラフは右肩上がりじゃないの・・・?

マンガやドラマみたいに、順調に右肩上がりになっていくものじゃないと思ってるよ

  
 やればやっただけ成績が上がるというわけではありません。テスト本番に緊張して大失敗をすることもあるし、得点にはさまざまな要因がからんでくるものですからね。

 やればやっただけ上がるのは、「基礎学力」だと考えています。一度身につければ、だれにも奪われることのない、君だけの一生ものの財産。それが「基礎学力」。

 そして、その「基礎学力」も、レベルアップはなかなか実感できないはずです。レベルアップを実感できるそのうれしい瞬間は、ある日突然訪れるのです。
 
 

 そう、まるでドラクエです。
 
 

 
 
 ゲーム「ドラゴンクエスト」では、敵を倒すとポイントがたまります。そのポイントがある値を超えると、軽快なファンファーレが鳴って、上の画像のようにキャラクターが突然グッと強くなるのです。レベルアップですね。

 
 
 残念なことに勉強していてもファンファーレは鳴らないので(笑)、本人は自分の「基礎学力」がレベルアップしたことになかなか気づくことができません。

 定期テストや復習確認テストの結果を見て、
 

さくらっ子
さくらっ子

あれ・・・? こんなに点数とれてるぞ・・・!?

 
 と初めて気づくわけです。これだけ得点できるようになったということは、「基礎学力」は相当アップしてきたぞってね。ニヤニヤしながら(笑)。
 

 いやね、毎日コツコツ勉強すれば、ホントはじわじわーっ、じわじわーっと「基礎学力」は上がっているんですよ。でもね、本人はその自覚がないですし、当然自信を持つこともできないのです。

 ですから、まるである日突然(それがテストなわけですが)グンッとレベルがあがったかのような錯覚を覚える・・・ホントにドラクエみたいです。
 
 
 

どうすればレベルアップまでの期間を短縮できるか

 さてさて、ここからは重たいお話。

 困ったことに、テストのたびにレベルアップを実感できるわけではありません。むしろそうならないことのほうがずっと多いです。

 この現象は、真剣に勉強と向き合うようになったすべての中高生が体験するものです。努力しているのに結果が出ない・・・!

 この苦しい状況をグラフで表すと、こんなイメージです。
 
 

 
 
 くり返しになりますが、継続的に机に向かえている人の「基礎学力」は、ホントは少しずつ上がってきてはいるんですよ。結果には表れていないだけで。

 でもね、結果に表れないというのは、本当に苦しいものなんですよね。

 「コツコツやってるのに、ずうーーーーーっと成績が変わらない。」「こんなにがんばって勉強に取り組んでいるのに、なかなか目に見える結果が出ない・・・。」「つらい!」「もうイヤだ!」・・・なんて気持ちになったことのある人、さくらっ子の中にもずいぶんいるのではないでしょうか。現在進行形でまさにそうです、なんて人もね。 
 

さくらっ子
さくらっ子

(ワタシのコトかな???)

ママン
ママン

(ウチのコのことかな???)

(きっとさくらっ子みんなだよ)

 
 
 

さくらっ子へのアドバイス

 ここからは、いま苦しんでいるさくらっ子へのアドバイスです。そうではないさくらっ子も、いつかハマるときが来ると思うので、いっしょに聞いておいてね。
 
 
 

 まず、いちばん伝えておきたいことからね。

 あのね、コツコツ自学を続けていけたら、必ずだれにでもレベルアップの瞬間は訪れるよ。ファンファーレはないけどね。これは絶対です。

 あなたがいま進んでいる道は、間違っていない。

 コツコツ積み上げていることは、間違ってなんかいない。

 きっと、昨日より今日、今日より明日と、少しずつ前に進んでいるはず。

 どうかこれまでの努力に、自信を持ってほしいです。
 
 
 

 次に、その苦しい状況からなるべく早く抜け出すにはどうすればよいか、すなわち、どうすればレベルアップまでの期間を短縮できるかについて。

 そのキーワードは、グラフの横軸に書いてあることです。
 
 

 
 
 自学の質と、自学の量。

 レベルアップまでの時間を短くするには、自学の質を上げて、自学の量を増やしていけばよいのです。シンプルでしょう? ですから、中学生の勉強は質か量かと問われたら、断然、量だと思います。
 
 
 

 話をさらに進めるね。どうすれば自学の質が上がるかについて考えてみよう。

 これはどんなことにも言えるんだけど、まずはやること、だよね。うだうだしていないで、とにかく行動に移すこと!

 例えば、歯磨き。電動ハミガキ器を使い始めた頃はおっかなびっくりやることになるけれど、慣れてくれば短い時間でツルツルにすることができるはず。

 頭を使うことでもいっしょだよ。例えば、読書。チビッ子は見開き1ページを読むだけでも大変しんどいものだけど、慣れてくればどんどん読むスピードが上がっていくんだよね。スピードだけじゃなくて、頭の中で登場人物たちが生き生きと動き始めるようになる。

 歯磨きのような単純作業だろうと、読書のような頭を使うことだろうと、やればやっただけ洗練されていく。つまり、質が上がっていくのです。
 

 ですから、自学の質を上げたければ、とにかくやること。自学の量を増やすこと。そうすれば、自然と質は上がっていきます。

さくらっ子
さくらっ子

えぇー、あれだけやったのに???

 
 という人もいるかもしれないね。

 きっとね、君がレベルアップするまでには、まだ問題演習量が不足してるんだと思うよ。間違いなく前に進んでいるけど、もうちょっと必要なんだよ。※勉強時間をさらに拡大しなさい、という意味ではないよ。

 ここでめげずに、さらにコツコツやっていこうよ。
 

 いつか必ず君に訪れるレベルアップ。

 そのときを楽しみに、今日もコツコツと努力を積み上げていこうよ!
 
 
 

ママンのみなさまへ

 高校入試を終えたあとのお話を。

 それぞれの高校で学校生活を送るようになると、その学習内容の高度さ・難しさを感じるときが来るはずです。さくらっ子全員が、です。それがいつになるのか、そしてどの教科でなのかは今はわかりませんが。

 そんな苦しい状況になって、「中学生の頃のように、誰かに勉強方法を教えてもらえないと、何をどうすればいいのかわからない!」なんて嘆いているようでは、大学進学なんてうまくいきっこありません。
 
 

 来るべきそのピンチのときに、さくらっ子自らで試行錯誤していけること。

 自分の作り上げた 私なりの勉強方法 を積極的に壊して、さらに質の高いスタイルを目指していくこと。

 さくらっ子をそんな生徒にしたい。

 そんな生徒になることができれば、希望する大学への進学も、夢ではなくなるからです。
 
 

 そのために、現在、さくら塾では自学する力の育成に注力しています。

 継続的に机に向かえるようになったら、自学を計画し(P)、実行し(D)、ふりかえり(C)、改善する(A)ことを意識させる。

 まだまだ道半ば、完全に手放しをする状態にはなりませんが、ひとりひとりの段階に合わせてアドバイスしているところです。

 これからもご理解ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
 
 
 

おわりに 

 おおぅ、えらく長いお話になってしまいました。

 最後にひとつ、なまはげおじさんが、自習しているさくらっ子のこんなところも見てますよというお話をしておしまいにしますよ。
 

 継続的に机に向かえるようになってくると、勉強道具の使い方も洗練されてきます。

 代表的な勉強道具と言えば、何と言っても机でしょう。

 机の使い方、机の上のどこに何が置いてあるのかを見れば、その生徒の自学のレベルがわかります。

 消しゴムのカス。
 隅にまとめておけば机を広く使えます。

 ペンや消しゴム。
 利き手側の端に固めておくと使い勝手がよくなります。

 テキストの問題文とルーズリーフ。
 なるべく近くに寄せてあげるほうが目の移動が減って効率が上がります。

 1・2年さくらっ子はまだまだかな。

 ようすを見ながら声をかけるようにしています。

 机の上を上手に使うことが、自学の質の向上につながる・・・まだそんな意識が育っていないさくらっ子もいますから。

 これから、これから。
 
 
 

インフルエンザの予防接種、予約完了しました。みなさんもいかがですか。それでは今日はこのあたりで失礼します。

タグ さくら塾 君津 進学塾 公立上位校 県千葉 千葉東 木更津 幕張総合 君津 高校入試

この記事についてのコメント