【平成31年度入試】君津・周西南・八重原・周西、各中学校の内申点を見てみよう

千葉県の高校入試
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今度はアメリカでM6.4だそうです。令和の時代は厳しいですなぁ。こんにちは、なまはげおじさんです。さくら塾のブログへようこそ。

 
 前回の続きの記事です。
 こちらです。
 

公立上位校を目指すなら知っておきたい『算式1』のお話
こんにちは、なまはげおじさんです。さくら塾のブログへようこそ。 内容を差し替えたのです   7月1日(月)に県教委が発表したデータの特集記事を書いていたのですが、気づいたらとんでもなく長いブログになってしまっていたので、分割することにしまし...

 

データの公表がありました 

 7月1日(月)に、県教委が『学習成績分布表』を公表しました。去年よりちょっぴり早いですね。5月のアレのときの遅れを挽回しようと奮闘なさったのでしょうか。
 リンクを貼っておきますね。第9学区のみなさんは、南房総教育事務所の欄をチェックしてください。
 

ご指定のページは見つかりませんでした/千葉県

 
 

学習成績分布表ってなぁに???

 今回公表されたのは、各中学校の『学習成績分布表』です。実物をご覧いただいたほうが早いかな。こちらです。
 

 
 んじゃ、解説いきますね。
 

 
 これは、その年の受験生全員の『評定』(=内申点)データです。ただし、表になっているのは第3学年での成績のみです。このことをカンチガイしがちですのでお気をつけください。
 この表から、この学校の3年生は177名いて、そのうち3年美術の内申点が「5」だった人は17名でそれは全体の9.6%だった・・・なんてことがわかるわけです。

 そして、3年間を通じての『評定』合計、その学年平均(=算式1の)も大きな字で掲載されています。この学校は 92 です。県教委の定めた基準値が 95 ですから、やや低いと判断することができます。
 
 

 まとめますと、今回公開されたデータは、

  第1学年の『評定』 教科別実数   非公開
          
  第2学年の『評定』 教科別実数   非公開 
          
  第3学年の『評定』 教科別実数   オープン 
          
  3年間の『評定』合計 学年平均   オープン ※『算式1』の 

 ということですね。
 
  

『評定』の厳しすぎる・甘すぎる学校はあるのか?

 ちょいとナイーブな話題に踏み込んでみましょう。

 さくら塾周辺にある4つの中学校、君津中・周西南中・八重原中・周西中のうち、やたらに『評定』の厳しい学校や、妙に『評定』の甘い学校はあるのかどうか。

 なんだか怒られそうな話題ですが、大丈夫、どうせ学校の先生方はこのブログなんて見てやしないって。

 第3学年の評定について、各中学校がデータをまとめてくれてありますから、そのうち国語・数学・外国語(=英語)・理科・社会について集計してみました。
 

国語

 まずは国語から。
 5段階で表される『評定』が、それぞれ何%ずついたのかを、縦棒グラフにしてみました。
 

 
 ふむ、君中は周西の割合の2倍ほど「5」をつけたようですが、「4」と「5」を合わせた割合は逆に周西のほうが多いようですね。

 とはいえ、4校に大きな差は感じられません。
  

数学

 2教科めは数学です。

 
 周西は3分の1以上の生徒に「5」をつけたようです。そして、半数以上の生徒が「4」か「5」をもらえたようです。しかし、「1」「2」の生徒も4分の1以上います。数学の得意な生徒と苦手な生徒で、二極化されていたのでしょうね。授業を進めるの、大変だったろうなぁ・・・。
 

外国語(=英語)

 3教科目は英語。
 

 
 この教科でも、周西と南中の2校は、「4」より「5」の方が割合が高いんですね。特に周西は、なかなかユニークなグラフになっていますが、実は国語以外の4教科すべてが同じパターンでした。上位30%とそれ以外とで、大きな差があったのかな。
 

理科

 4教科目、理科です。
 

 
 「5」の割合が少ないのが八重中。しかし、そのぶん「4」が多い。あと一歩のところだったのに、という生徒がかなりいたのかもしれませんね。

 この教科も、4校に大きな差は感じません。
 

社会

 最後は社会。

 
 気のせいかな、4校とも「3」の割合が少ないような・・・。だからどうということではないですけれどね。
 八重中は「4」「5」合わせて半数以上ですか、こりゃ社会大好きな学年だったのでしょうね。きっと授業はもりあがったはずです。
 南中は「5」「4」「3」「2」がほぼ同じ割合になっています。実は南中は数学もこのパターンでした。こういう場合、どの層に合わせて授業をやるべきなのでしょうか。集団一斉型授業の壁を感じるデータですね。
 

平均をとってみよう

 データから、各校の『評定』の学年平均を求めることができます。
 君中の社会科であれば、

  (22.6×5+21.5×4+40.1×3+11.9×2+4.0×1)÷100=3.471

 といった具合です。
 5段階評定の学年平均が、3.471ということですね。
 

 一覧表にしてみました。
 こちらです。
 

 
 同じ学校の中でも、教科によってわりと差があるものなんですね。これは新たな気づきです。まとめてみてよかった・・・。

 ただ、ご覧いただいておわかりいただけると思うのですが、学校間で気になるほどの数値の違いは認められませんでした。
 
 

 君中・南中・八重中・周西の中には、
 『評定』の厳しすぎる学校・甘すぎる学校は、ない。

 
 
 おお、よかった。
 ホッとできる結論を得ることができました。

 4校に通っている中学生のみなさん、『評定』が厳しすぎたり甘すぎたりすることはありませんからね。安心して通知表をもらってきてください(笑)。
 
 

それでは今日はこのあたりで失礼します。『作戦会議』最終日です。ママンのみなさま、お手柔らかにお願いしますね。

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