2学期の始まりとともにぶり返すこの暑さ。しんどいですなぁ。こんにちは、なまはげおじさんです。さくら塾のブログへようこそ。
11校、440人減
なまはげおじさんがこの夏まだかまだかと顔を長くして首を長くして待っていた情報が、ようやく発表されました。
令和2年度の千葉県公立入試(=現中学3年生の挑む入試)の募集定員。別の表現をしますと、令和2年4月の入学式で、各高校が用意している新入生の座席の数、これが発表されたのです。
県教委のサイトは コチラ。
今日の朝刊がコチラ。
全日制についての要旨を箇条書きで。
◎前年度より定員を440人減(対象は以下のとおり)
●普通科;泉・津田沼・船橋豊富・市川東・鎌ヶ谷西・松尾・大網・京葉
●専門学科;市川工業建築科・旭農業園芸科・君津青葉総合学科
公立上位校を削るようなことになったらイヤだなぁ・・・と心配していたのですが、よかった、杞憂に終わりました。
第9学区では、京葉と君津青葉ですね。
毎年定員割れをくりかえしていた君津青葉はいいとして(むしろそうするのが遅かったくらいですからね)、なぜか京葉が指名されてしまいました。市原市の公立高校が多すぎる、そんな判断が県教委にあったのかもしれません。
ちなみに、平成31年度(=現高1の代)の前期選抜;出願のようすがコチラ。
うーん。
中堅校の津田沼や市川東、志願者を集めていたのになぁ。
あえてそこを削ることで、中堅下位校に受験生を移動させようとしているのでしょうか。
次に示す表は、志願者数はそのままで、定員を報道発表のとおりに減らして作成したものです。非常にシンプルで簡易的な、令和2年度前期選抜の予想出願倍率です。
市川東と大網の倍率が、2.7倍を超えてしまいました。
これはひどい(笑)。
とても公立高校の入試のデータとは思えません。
特に、郡部である大網は、受験校の選択肢が豊富にあるわけではありませんから、ちょっと面倒なことになりそうです。
まぁ実際は、合格枠が狭くなったことから敬遠する層が少なからず出ますから、志願者数はもっと減ることになると思われます。
来年の2月に答え合わせにこのページに戻ってきてください(笑)。
君津青葉は、これでもまだ定員割れですか。
公立高校最小ユニットの3クラス編成になりますので、県教委としては、もうこれ以上の手は打てません。
3クラス募集に縮小しても志願者が集まらないのであれば、いよいよどこかと吸収合併を検討することになるかもしれませんね。
ただそうなると、最有力の合併候補と思われていた上総がなくなってしまう今、もはや吸収合併先を探すことが一大プロジェクト。まわりに公立高校がありませんからね。
連続して定員割れを起こしたことで、青葉のブランド力が低下してしまったのが痛いです。県教委はもっと早く手を入れるべきでしたね。地元の中学生が憧れるような高校になれるとよいのですが・・・。
以上、令和2年度千葉県公立入試の募集定員発表についてのお話でした。
公立入試、次回のニュースは10月の予定です。各校の「選抜・評価方法について」。それでは今日はこのあたりで失礼します。
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