こんにちは、なまはげおじさんです。どうも冷夏にはならないようですなぁ。さくら塾のブログへようこそ。
どこを減らすのかな?
1日(木)に、県教委のサイトに動きがありました。
リンクを張っておきますね。
画像はこちら。
令和2年度千葉県県立入試入試の募集定員は、440人の減を予定しているそうです。まぁ減ること自体はわかっていましたし、今さら驚くほどのことでもありません。以前ブログでもふれたとおりです。
現中3生がこの冬に挑戦する入試でのお話です。
440人減といいますと、クラス換算で 11クラスの減。
おそらく、県立高校のうち、11校が1クラスずつ定員を減らされることになるのでしょう。
問題は、いったいどこの高校の定員を減らすのか、です。
県教委はこう述べています。
なお、各県立高等学校の募集定員の設定に当たっては、都市部・郡部ともに地域の状況を十分に精査し、慎重に募集定員を検討していく必要があると考えています。
千葉市以西のことですよね、都市部って。
人口も多いし、中高一貫校もあるし、有名大学もある。
公立入試の倍率も高い。
君津市は第9学区、郡部です。
人口は減少傾向、小中学校の統廃合が進んでいます。
公立入試では、特に後期選抜で定員割れが続出です。
(この春のデータが ↓)
こう見てくると、郡部の不人気の県立高校の定員をカットするのが筋なのでしょうが・・・。
いくつか具体名を出して推測してみましょうか。そうですね、二次募集を行った高校をチェックしてみましょう。県立高校では、学年3クラスを最小とするのが原則のようなので、すでに3クラス(=120名)募集の高校は外しました。それでは、学区別に見てみましょう。
第2学区、船橋豊富。このリストで唯一の都市部の高校です。6クラス240名募集ですが、二次募集を終えても53名分の席が埋まりませんでした。これ、募集計画そのものが失敗ですよね。1クラスの減になると思われます。
第5学区、銚子商業の海洋科。80名2クラス募集でしたが残念ながら定員割れ。二次で45名募集したのに誰も出願しませんでした。1クラス減かな。
第8学区の1番手校の安房、定員割れ→二次募集(募集12名受験者1名)→さらに定員割れという衝撃がありました。OBのみなさんには大変なショックだったことでしょう。この高校も、1クラス減になる可能性がありそうです。
もう1校、館山総合の海洋科、80名2クラス募集でしたが二次募集(募集56名→受験者3名) でもまったく受験生が来てくれませんでした。おそらく1クラス減。
第9学区では君津青葉、ここも二次募集(募集54名→受験者4名)でも集められませんでした。現在4クラス募集をしていますが、おそらく1クラス減になるのではないでしょうか。ただ、それでも定員割れは解消できないかもしれません。
ここまでで5校。
うーん、あと6校かぁ。
どこを削るんだろう???
県教委のみなさんがどういう結論を出すか注目です。
上位校や人気校の募集定員をカットすることで受験生を下へ下へと移動させよう、なんて考えるのは、どうかどうかやめていただきたい。だって、郡部の中学生はみんな移動しないもの。受験倍率がひどいことになるだけですよー。
県立高校募集定員減のお話でした。それでは今日はこのあたりで失礼します。
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