こんにちは、なまはげおじさんです。
君津のさくら塾のブログへようこそ。
今日は中学生の保護者向けのお話。
音楽と内申点
さくら塾では、先週から『作戦会議』集中ウイークというイベントを開催しておりました。
『作戦会議』。
それは私がふざけてつけた呼び名でして、いわゆる保護者面談のことです。
学校の三者面談のあとに教室に来ていただいて、私とおしゃべりしたり困っていることについて話し合ったりしています。
希望者のみの自由参加制です。
毎年、夏と冬の2回『作戦会議』ウイークを行っていまして、そのあとには、何かしらシェアできることがあればこのブログで発信しています。
今回は、2つのお話をシェアします。
勉強中の音楽

ウチの子、
勉強中に音楽聞いてんの
あれってどうなの?
お、中高生定番のネタですね。
勉強中の音楽、アリ? ナシ?
私なまおじは、無音で勉強したり作業したりするのは苦手でして。
生活音でも何でもいいのですが、何かしらの音があった方がグッと集中できます。
ですから、音楽アリ派でございます。
ただし、私が実際に流す音楽は、2つだけ条件があります。
・音量は小さめに
・歌詞のないもの
このどちらかでも外してしまうと、集中できなくなっちゃうんです。
勉強にしろ作業にしろ、集中モードに入ると外界から切り離されたような状態になるわけですが、音が大きいとすぐに現実世界に引き戻されてしまいます。
また、歌詞がある曲は、気づけば口ずさんだりしてしまい(これ、私だけでしょうか笑)、やはり集中モードがOFFになってしまいます。
音楽を聞きながら勉強したいなら、自分の普段聞いているアーティストから離れるのがコツですね。
3年生の内申点
このブログ、君津市・木更津市の方だけではなく、千葉市や船橋市、はたまた遠く離れた北海道や九州の方からもご覧いただいております。
ありがたいことです。
このエリアではですね、3年生の三者面談(三者懇談という呼び方もあるそうですな)で、内申点を教えてもらえないことが多いんですよ。
ですから、自身の内申点がわからない状態で、国公私立の高校に出願することになるんです。
「へぇ、そりゃタイヘンだなぁ」
とつぶやいちゃう人もいるでしょうし、
「え、教えてもらえるところもあるの???」
と驚いてる人もいるでしょう。
全国いろいろでして、11月末から12月頭にかけての三者面談、おおむね5つのパターンがあるんです。
ア;第3学年の年間評定を開示してから、三者面談
イ;三者面談で年間評定を開示
ウ;三者面談では教えてもらえないが、2学期通知表に年間評定記載あり
エ;三者面談では教えてもらえないし、2学期通知表にも載ってない
オ;三者面談では教えてもらえないし、そもそも2学期通知表がない
生徒・保護者の立場だと、やっぱり ア がいいですよね。
事前に内申点を教えてもらい、お家で受験校の変更も含めた話し合いをしてから、三者面談で先生とやり取りする。
『生徒ファースト』で考えるなら、これがベストです。
イの三者面談の場でデータを教えてもらえる、これもいいんですけど、
子「どうしよう!?」
母「どうしよう!?」
とアワアワしてるうちに、どんどん面談時間が長くなりそう笑
このエリアでは、ウ の通知表掲載のパターンが多かったんですが、……残念なことに、近年採用する中学校が減ってきております。
ここ最近は、エ と オ が増えました。
えぇ、内申点を教えてもらえないんですよ……
君津エリアの中3生の多くが、
内申点がわからないまま、
「たぶんこれくらいかな?」
とふんわりと想像して、受験校を決めております。
これっておかしくないですかね。
せめて千葉県内は、県教委が号令をかけて、すべての中学校が対応を統一すべきだと思うんです。
そうでないと、自分の内申点をはっきりわかってる受験生の方が有利になりますもん。
フェアじゃない。
公正さに欠けています。
できれば、ア か イ。
すべての受験生が、納得して出願できるようにしてほしいものです。
それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。


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