【令和8年度入試】どういう基準で合格者を決めるのか、各公立高校が発表したよ②

千葉県の高校入試
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なまはげおじさんです、こんにちは。
君津のさくら塾のブログへようこそ。 

昨日のお話の続きです。
 
 
 

第9学区の選抜・評価!

令和7年10月現在中3生のみなさんが来年2月に挑むのは、令和8年度入試です。
令和8年度の入学生を選抜するための試験というわけですな。
間違えないでね。
 
 

それでは特集を始めましょう。

昨日の特集記事は、上位校に絞ったものでしたが、今日は第9学区全体にスポットを当てます。
 
 
 

第9学区の公立高校

第9学区の公立高校について、それぞれの項目の配点、『調査書の加点』の有無など、一覧にまとめました。
 

コチラです。
 

 
君津商業は変更ナシ。R8入試でも、『調査書の加点』が最大45点もあります。学級活動、生徒会活動、部活動、資格取得などが対象になるようです。

木更津東も変更ナシ。『調査書の加点』は最大30点。学級活動、生徒会活動、部活動、検定など。普通科も家政科も、選抜・評価方法は同じです。

君津園芸科も変更ナシ。個人面接の配点が84点とかなり大きいです。なぜ園芸科を志望するのかは、必ず聞かれることでしょう。ここは出願時に『志願理由書』が必要です。

君津青葉も大きな変更はありません。R8入試でも、個人面接が100点満点。もはや第6の教科といえるでしょう。なお、面接時間が10分間から8分間に短縮されました。

袖ヶ浦は、R8入試でも2段階選抜を採用。2段階目は『検査の得点』を5倍にするそうなので、部活動絡みが有利な入試になるのでしょう。普通科も情コミュ科も変わりません。

京葉も変更ナシ。発表されたデータから判断するに、この学校も部活動を学校活動の中心に据えていくようです。なぜに公立高校は部活動ばかりを推していくのでしょうか。

市原緑も変更ナシ。ここは内申点重視です。第9学区唯一の『K=2』。つまり、内申点を2倍して合否判断に使うそうです。中学校の授業を真面目に頑張った人がほしいのでしょう。

姉崎も変更ナシ。ここの特徴は、『調査書の加点』が第9学区最大の上限50点もあること。学級活動、生徒会活動、学校行事、部活動の実績等が加点対象です。学校行事も入るのか。

市原八幡も変更はナシ。検査は自己表現、もし『口頭による自己表現』を選択すると、持ち時間はたったの1分間だけ。『実技による自己表現』を選ぶほうが有利かも。 

市原は地域連携アクティブスクールなので、入試のシステムがまわりの高校と異なります。資料をきっちり読み込むことを強くオススメします。2日目の検査の得点が非常に大きいです。対策必須。

天羽も地域連携アクティブスクール。2日目の検査がユニークです。まず、面接が200点と非常にウエイトが大きいこと。そして、自己表現もあり、スピーチ・作文・部活動から選択できることです。
 
 
 

……第9学区の公立高校って、

「部活動頑張りたい人を優遇します」

ってところばっかりなんですよね。
 

どこも似たり寄ったりで、「カラー」が見えてこない。
 

いつまで「部活動推し」を続けるのかな。

その土俵で戦ってると、設備の面で私立校に勝てないのに。

今年の入試も、私立校に生徒を奪われて、また定員割れ続出になっちゃいますよ。
 
 
 

おおまかな傾向

最後に、千葉県公立入試のおおまかな傾向について、短くまとめておきます。
 

◆大学進学実績の良い進学校
 →「内申点」の比重が小さい
  「調査書の加点」ナシ

◆進学校以外の公立校
 → 部活動を続ける人に有利

◆すべての高校に好まれるのは
 → 休まず3年間通ってくれる生徒

◆すべての高校が嫌がるのは
 → 問題を起こしそうな生徒
 
 
 
 
 

以上、公立高校の選抜・評価方法についての2回目の特集記事でした。

それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
 
 
 

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