なまはげおじさんです、こんにちは。
君津のさくら塾のブログへようこそ。
昨日のブログの続きです。中1・中2の保護者向けのデータ記事です。
私立高校も変革の時代
昨日のブログでは、内房エリアの私立高校を特集しました。
今日は千葉県全体です。
ただし、私立高校は私企業。それぞれが独自の経営方針・経営戦略があり、それに基づいて生徒募集を行っています。
ですから、例えば「今年度の志願者数が大幅に減少した」としても、想定通りなので問題ない学校もあれば、経営陣がアワアワしてる学校もあるわけです。
数字だけを見てその私立高校を論ずることはできないのです。
そのあたりを踏まえて、この記事をお読みください。
志願者数の多かった学校
3000人の受験生を集めるマンモス学校なんてのが、かつては県内に5校ほど存在しました。
昨年度も専大松戸がそうだったんですが、今年はとうとう割り込んでしまいました。少子化の波を感じます。
今年最も受験生を集めたのは……

日大習志野です。
R5 1934人
R6 2666人
R7 2762人
昨年度からグーンと数値が伸びていますね。県内屈指の人気校に成長しました。
内房エリアからは木総合がランクイン。人口を考えると大健闘といえるでしょう。
増加率の大きかった学校
昨年度に比べて受験生が増えた度合いを計算し、%で表してみました。
サイズの小さい学校の方が、増加率は派手な数値になってしまいますが、そこはご容赦ください。
データはコチラです。

昨年度大苦戦した不二女子、今年は定員の2倍以上の受験生を集めました。先生方もニッコリしてそうです。
我孫子二階堂や昭和学院もグングンきてますね。
内房エリアはランクインならず。昨日取り上げた市原望洋は18位。残念。
減少率が大きかった学校
今度は反対に、減少率でランキングを作ってみました。
県内有名校がズラリと並びますよ。

「私立高校授業料の実質無償化」が始まってから、私立高校は大きく変わったと言われています。
あまり学習意欲のない生徒も、私立に入学するようになりました。にぎやかになるのは経営的に良いことですが、望ましくない変化もあったことでしょう。
昨年度から、県北の大きな私立高では、なるべく多くの受験生を集めようとする方針をやめる学校が出てきています。
「公立のおさえ」「滑り止め」としての受験の廃止をしたり、推薦基準を引き上げたり。
出願者数が大きく落ち込んだ学校は、そうした改革を打ち出しているところなのかもしれません。
中1・中2の保護者のみなさま、
公立高校だけでなく、私立高校も大きく変化しようとしています。
ひょっとしたら、
本命 公立高校
抑え 私立高校
という昔ながらの受験スタイルが、オール「3」だとできなくなるかもしれません。
情報のアップデートを怠らないこと、そしてお子さんは勉強を怠らないこと、ですね笑
それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
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