こんにちは、なまはげおじさんです。
君津のさくら塾のブログへようこそ。
勉強とはまるで関係のない、昨日のニュースのお話をします。そういうのに興味のない方は、また明日、お会いしましょう。
昨日の夕方、ICBMという単語が twitter のトレンドに上がっているのに気づきました。いったい何のことだろうと検索したら、
―― ロシアがICBMを発射か
教室でひとり奇声を発してしまいましたよ。ヒェーーーーーーーーーーーーーッて。
『大陸間弾道ミサイル』
『核弾頭も搭載できる』
『世界大戦に拡大?』
そんな物騒な語が私の脳内をバババーッと埋め尽くしました。
ちょっとしたパニックです。
麦茶を一口飲んでから、最近のニュースを思い返してみました。
露によるウクライナ侵攻に、遠く離れた東アジアから北朝鮮が派兵。
これって事実上の参戦ですよね。
北朝鮮の動きに対抗してか、アメリカは提供したミサイルATACMSをロシア領土内に使用することをウクライナに許可しました。
イギリスも、ウクライナに提供したストームシャドーというミサイルの使用を許可。
アメリカもイギリスも、「ミサイルは提供するけどロシア国内に打ち込むのはやめてね」「争いがエスカレートしちゃうからダメだからね」とウクライナにお願いしていたわけですが、方針転換したわけです。
実際に、北朝鮮軍やその武器庫に向けて、アメリカとイギリスが供与したミサイルが発射されました。
ロシアから見れば、「ウクライナからミサイルが飛んできた」というよりも、「アメリカとイギリスのミサイルが飛んできた」、つまり「NATO軍からロシア国内が攻撃された」と捉えているはず。
「報復だ」「やり返すぞ」となるだろうけど、それはいつになるのか、またどのレベルの反撃をするのか、注目されていました。
プーチン大統領は、「我々は核を使用できますよ」とういカードをチラチラと見せるようになり、ヨーロッパの緊張が高まる中、
まさか、ICBMを発射するとは。
数日前、ウクライナの首都キエフにあるアメリカ大使館が閉鎖、大規模な攻撃があるという確かな情報を掴んだとして大使館員は全員避難した、というニュースもありました。
このICBM発射のことだったのか。
フィンランドとスウェーデンでは、ヨーロッパに戦火が広がる可能性があるとして、国民に医薬品の備蓄をするようパンフレットを配布した、なんてことも報じられてたな。
NATOが本格参戦するのか。
そういったさまざまな報道も結びつけると、ICBM発射は「今夜の授業は中止にすべきじゃないか」と検討したほど衝撃的なニュースでした。
実際は、ICBMではなく中距離弾道ミサイルだったようです。しかし、両者の違いは、その届く距離くらい。
アメリカ国内まで届くか、
ヨーロッパ各国まで届くか。
「いつでもオマエの国に核攻撃できるからな」「これ以上この戦争に手を出すなよ」というプーチン大統領からのメッセージであることは変わりません。
来年1月に、アメリカはトランプさんが大統領に就任します。彼は、「すぐにこの戦争を終わらせるぞ」と鼻息荒く宣言しています。
どうやって終結させるつもりなんだろう。長屋のご隠居がトラブルを収めるよりも、もっとずっと強引に丸めちゃうんでしょうか。まるでイメージできません。
どうなるのかはさっぱりわかりませんが、トランプさんが介入する前に、ウクライナもロシアも、自分たちに少しでも有利な状況を作り出しておきたいのは確かです。
戦況はさらにエスカレートする可能性が高い、そう考えるべきなんでしょうね。
入試には出題されないであろうお話、ここまで。
それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
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