なまはげおじさんです、こんにちは。
君津のさくら塾のブログへようこそ。
今日は高専のお話です。
木高専のいいところ
こちら内房エリアは、都市部ではなく郡部です。まぁ田舎ってことですな。
塾の中の人としては、大学進学に強い中高一貫校がないのが、このエリアの特徴であり弱点だと考えています。
しかしその一方で、県内の都市部にはないステキな学校が、内房エリアにはあります。
それが高専、国立木更津工業高等専門学校です。
関東には、群馬県・栃木県・茨城県・東京都、そして千葉県に1つずつ高専が存在します。
そうなんです、木高専は、県内唯一の高専なんです。
もはや地域の財産ですよ。
高専は、高等学校ではありません。国立の工業高等専門学校です。高校じゃないので、システムがいろいろ異なります。
3年経てば卒業できる高校とは違い、5年制です。
5年間、工業に関する高等教育を受け、卒業できると「準学士」をもらえます。これは短大卒業相当の学位です。
早期受け入れしてくれる工業大学のようなイメージでしょうか。指導してくださる先生方も、各分野の専門家ばかり。
ですから、高専の卒業生は各企業から高い評価を得ています。
木高専の卒業生就職先一覧、見たことあります? そこらの大学よりよっぽどキラキラしてますよ。令和5年度卒業生のデータはコチラです。
また、5年間過ごしたあとに、就職するのではなく進学することもできます。木高専専攻科がメインルートです。
ちなみに、大学3年生への編入という道もあります。この春も、千葉大2名、筑波大2名、東北大1名、横浜国立大2名。おぉ、国立大卒業。データはコチラ。
木高専は、高いレベルの教育を受けることができ、就職にも進学にも強い。
地元の人間として強く推したい学校です。
以上、木高専のお話【前半】、でした。続きはまたいずれ。
それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
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