なまはげおじさんです、こんにちは。
君津のさくら塾のブログへようこそ。
今日は公立入試のお話。
とうとう君商が「減」!
昨日21日(水)、県教委が令和7年度公立入試の募集定員(いわば入学式の会場に並べてあるイスの数)を発表しました。
まずは、基礎データ。
『令和7年3月の千葉県における国公私立中学校卒業予定者は、約52,320人で、前年と比較して約870人の減となる見込み』
つまり、現高1の代に比べると、卒業予定者が870人ほど少なくなるので、その分だけ公立高校の募集定員を減らす必要がありますよ、ということ。
募集定員が「減」になった高校はどこか、チェックしていきましょう。
「減」になった学校学科
以下のリストの学校学科はすべて1クラス、すなわち40人の「減」です。また、学科名が書いていないのは普通科を表し、丸数字は募集するクラス数を表します。
●第1学区
・京葉工業機械科①
・千葉北⑦
・泉③
・幕張総合総合学科⑯
・柏井⑤
・土気⑥
・犢橋⑤
●第2学区
・八千代西④
・船橋豊富③
・浦安南③
●第3学区
・柏の葉 「減」ではなく「増」⑦
・沼南高柳⑤
・流山北⑤
・我孫子東⑤
●第4学区
・成田西陵園芸科①
・富里④
・八街総合学科③
●第5学区
・県銚子③
●第6学区
なし
●第7学区
・一宮商業商業科②
●第8学区
・安房拓心総合学科③
●第9学区
・君津商業商業科③
・姉崎③
うーん、今年は一気に削ってきましたなぁ。定員割れを起こしていたところが狙われた感じです。
ただ、千葉北・幕張総合総合学科・犢橋・姉崎の4校は、定員割れになっていなかったんですよ。それを考えると、ほかの定員割れ常連校といっしょの扱いはちょっと厳しいなぁ、という印象です。
第9学区のようす
3つのグループに分けて見ていきましょう。
上位校
まずは内房エリアの公立上位校のようすを、昨年度入試と比較しつつチェック。
なんと!
幕張総合が「減」に!
なんで???
人気校なので、R7入試でも多くの受験生が集まってくるはず。仮に、R6入試と同程度の志願者が集まってしまったとすると、倍率は1.62倍に。
激戦、必至。
割れなかったグループ
次は、上位校以外で定員割れしなかったグループです。
あ、姉崎が「減」だッ!
たしかに姉崎は定員割れになることもありましたよ。ですけど、どうしてこのタイミングで「減」にしたの???
市原市の公立高校が多すぎるってことなのかもしれませんが、なんだかひっかかりますねぇ。
割れちゃったグループ
最後は、昨年度定員割れを起こした(=二次募集を行った)グループです。
昨年のこの特集で、「君津商業は商業科を40人削って、120人にするべき」と書きました。ここ何年も、ずぅっと定員割れが続いてましたからね。
君商、とうとうXデーが来ましたよ。今年の入試はどれだけ受験生が集まるでしょうか。注目ですね。
以上、募集定員のお話でした。県教委の資料はコチラ。
それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
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