【令和7年度】私立高校の入試日程が発表されたよ

千葉県の高校入試
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なまはげおじさんです、こんにちは。
君津のさくら塾のブログへようこそ。

今日は私立入試のお話です。
 
 
 

私立も考えとこうね

君津市の中3生のみなさん、あなたは千葉県の私立高校の入試について、しっかり理解していますか。

地元私立校の特集記事ですよ。
 
 
 

入試の種類について

私立高校の入試は、推薦入試と一般入試に分かれます。

図示するとこうなります。
 
 

 
 
それぞれ説明しますね。
 
 
 

学校長推薦とは

第9学区の受験生の多くが利用するのが、学校長推薦です。
 

中学校の校長先生に、

「この生徒はいいですよ」
「中学では○○で輝いてました」
「高校でもきっと頑張れますよ」

と推薦してもらうもの。
 

校長先生オススメの生徒ということなので、一般入試よりも合格ラインが下がります。つまり、学校長推薦は合格しやすくなるのです。

校長先生と私立高校との間に信頼関係があるからこそ成り立つシステムですな。校長先生ありがとうございます。
 
 
 

推薦基準は、おおまかに言うと2つ。
 

まずは、生活面

これは、ルールを守って学校生活を送ることができていれば、たいていの人はOKになります。
何回注意されても改善できなかったり、問題ばかり起こしているような人はOUT。
 

そして、学習面

中学校での成績について、各私立高校が設定した基準があります。それを超えられないと学校長推薦はいただけません。

基準をホームページで公開しているところもあります。下の画像は、東海大付属市原望洋の総合進学コースのもの。
 
 

総合進学コース【単願推薦】【併願推薦】要件
下記を満たし在籍中学校長が推薦する者
1)生活態度が良好であり、人物評価に優れている者
2)第3学年での欠席日数が原則として10日以内の者
3)原則、中学校内申成績において全教科1・2評定のない者
  *内申成績の目安
   【単願推薦】5科17または9科32
   【併願推薦】5科19または9科35

  *英検・漢検・数検は内申に加点
    3級……+1,準2級……+2
  *リーダーで加点 +1
    部活動部長・生徒会役員・委員長

 
 
中学生のみなさん、「併願推薦;5科19」って意味わかりますか?

国・数・英・理・社、5教科の3年生の年間評定の合計が、最低19必要ですよ、ということです。
だから、3年生の定期テストは重要なのです!

オール「3」だと合計15、
オール「4」なら合計20。

「5科19」「5科13」「5科22」などなど、私立高校によってさまざまなんです。
 

イメージつかめたかな。
 
 
 
 
生活面学習面

この2点に問題がなければ、

 推薦のお願い文書を担任に提出
  ↓
 学年進路会議
  ↓
 全校進路会議
  ↓
 校長先生がOKを出す

といった流れで推薦してもらえます。
 

生徒会をやっていなくても大丈夫ですし、部活動に入っていなくても問題ありません。生活面学習面がしっかりできていれば、いわゆる「フツー」の生徒でも、ちゃんと推薦してもらえますよ。
 
 
 

自己推薦とは

他の誰かに推薦してもらうのではなく、自分で自分を推薦する、それが自己推薦

高校入試では主流ではないです。
 
 
 

一般入試とは

一般入試は、推薦ではない入試と考えてください。

主に次の2つのタイプがあります。
 
 

まず、いろいろあったために校長先生に推薦を断られた人の入試

ギクッとした人へ。

千葉県の公立入試は、定員割れになってもバンバン不合格者を出すことを知っていますか。コチラ「【令和6年度入試】入試のふり返り&2次募集」という特集記事を読んでみてください。

ですから、地元の私立高校への学校長推薦がもらえない場合、進学できる高校がなくなる可能性があるんです。卒業後に行き先がない、ってヤツです。

本当に高校進学したいなら、毎日の生活を見直してくださいね。
 
 

もう1つの一般入試とは、もともと推薦入試のない進学校の入試です。

どんな優等生だろうと合格ラインは下げませんよ、うちに入学したければ入試で得点してみせてね、というストロングスタイルです。

渋谷幕張市川昭和秀英など、キラキラした大学進学実績でおなじみの県北の進学校は、みな一般入試です。
 
 
 

学校長推薦を狙おう

私立入試をするなら学校長推薦をおすすめします。

有利ですもん。

ちなみに私の経験上、私立入試をする人のだいたい98%が学校長推薦を利用しています。
落ち着いている学年だと、私立受験に挑む生徒全員が学校長推薦なんてことも珍しくありません。
 
 
 

ここからは学校長推薦に絞って話を進めていきます。

地元高校の入試日程をチェックしましょう。
 
 
 

地元私立高校のスケジュール

2025年1月、地元私立高校の学校長推薦の入試日はこうなります。
 
 

 
 
1月17日(金)、中3生の教室はかなり寂しい風景になるでしょう。

※受験予定の学校の入試日は、必ず自分の目で資料を確認してください
 
 
 

入試は1日で終わる

公立入試は2日間にかけて行われますが、私立入試は1日だけでおしまいです。

なお、同じ学校が複数の日に掲載されているのは、コースごとに受験日が異なるか、または受験する日を選ぶことができる、という意味です。あえて友達とは別日にする、という受験戦略もあります。
 
 
 

要;体調管理

千葉県の私立高校の推薦入試は、1月17日(金)からの週末に集中しています。

ここで体調を崩してしまうと、思い描いていた受験のシナリオを書き換えなければならない、なんてことにもなりかねません。

受験生のみなさん、十分気をつけてくださいね。
 
 
 

進学校のスケジュール

県北の人気進学校の入試日は、

市川   1月17日
昭和秀英 1月18日
渋谷幕張 1月19日

となっています。

チャレンジしたい人は、地元私立校の日程もよく確認しましょう。
 
 
 

1回で十分です

ここには明記しませんが、私立高校の入試は受験料がかなり高いです。

また、入試会場で半日ほど過ごすことで、コロナやインフルに感染するリスクもあります。

「入試の緊張に慣れさせるため」として2校・3校と私立入試を受けさせるご家庭もありますが、その作戦、あんまり意味ないですよ。公立入試当日、誰もがガッチガチに緊張するからです。
 

中学校の先生からもアドバイスがあると思いますが、私立入試は1校を1回だけ受験すれば十分ではないでしょうか。

県北の人気進学校を目指すなら別ですよ。地元私立校も受けときましょう。
 
 
 
 
 

以上、私立高校の入試のお話でした。

参考資料のリンクはコチラ。

令和7年度千葉県私立高等学校・中学校 入学者選抜試験日程(PDF)

それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
 
 
 

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