中学校の部活動も転換期を迎えています

ローカルなお話
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なまはげおじさんです、こんにちは。

君津のさくら塾のブログへようこそ。

今日はローカルなお話。
 
 
 

少子化時代の部活動

4月も下旬になり、入学したばかりの1年生たちも、それぞれの部に入部届を出して先輩たちの仲間入りをしています。

2・3年のさくらっ子に新入部員の数を尋ねたのですが、ニコニコしてたのは1人だけでした。
 

20人くらい入ってくれました

 
あらー、そりゃ良かったねぇ。

それだけいたら、初めてできる後輩から「●●センパイ」と呼ばれてくすぐったいような気持ちになる、なんて経験が毎日できそうです。

いばったり、偉ぶったりしない、優しいセンパイでいてね。
 
 
 

残念なことに、この1人以外はみな閑古鳥が鳴いたようで、

「3人」
「4~5人」

という返答が続きました。

うぅむ。
 
 
 

昔は、弱い部は人気がなくて、強い部に人が集まる、という傾向がありましたよね。今はそうでもないようです。

さくらっ子の中には個人戦チャンピオンがいるのですが、彼のところもあまり入ってくれなかったそうで、しょんぼりしてました。

そういえば数年前、関東大会出場権を獲得するなど強豪として知られたところも、新入部員が一人だけだったりしたっけ。
 
 
 

人が集まらなくて大変な時代です。

さくらっ子たちと交わした会話の中で強く印象に残ったのが、新入部員も現2年生部員も少ないので、
 

僕らの代が引退したら
選手が足りなくなるッス

 
と後輩たちを心配するつぶやきと、
 

お姉さんが活躍してた部に入るのかと問いかけたときに返ってきた、
 

廃部になっちゃいました

 
というひと言です。
 
 
 

少子化が加速しています。

多くの部員が集まってワァワァと活発な活動をするのが難しくなっています。特に、団体スポーツは大会に出場すること自体がハードルが高くなりつつあります。

今の中学校の生徒数を考えると、部の数が多すぎるは確かです。ひょっとしたら、部の統廃合を検討している学校もあるかも。
 
 
 

この令和5年度から、総体に地域クラブの参加が認められるようになります。学校対抗形式が変わるんです。大転換と言ってよいでしょう。

部員数が足りず大会に出られなくて困っている少年・少女にとっては、ありがたい変革かもしれませんね。
総体…総合体育大会。夏に行われる公式戦。3年生最後の大会。支部総体を勝ち上がると県、関東、全国までつながる。
 
 
 
 
 

中学校には、大会での実績にこだわるのではなく、スポーツの楽しさを味わうことを主目的に、季節ごとに実施する種目を切り替えるような部があってもいいのにな。
 
それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
 
 
 

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