こんにちは、なまはげおじさんです。
君津のさくら塾のブログへようこそ。
今日も公立入試のお話です。
合格発表&2次募集
3日(金)に各公立高校で入試の合格発表がありました。
テスト会社が公表した関連データをもとに、今年の合格発表のようすをチェックします。
多めに合格者を出した学校
まずは、予定よりも多めに合格者を出した学校はないか調べてみました。
ありました。
2年前が3校、
昨年が2校、
今年は1校。
『前期後期制』のように「定員よりも5~8人多く合格者を出す』なんてことは、もうなくなりました。
あえて少なめにした学校
反対に、あえて少なめにした学校はないか、探してみました。
例えば、募集人員が160人なのに受験生が159人しか集まらなかった、としましょう。この状態を「定員割れ」と呼びます。
その高校に入りたい人が159人しかいなかったのだから、みんな合格できると思うでしょう? 実際、東京都や神奈川県では「定員割れ」になったら全員合格になるようです。
しかし、千葉県では違います。
千葉県の公立入試では、「定員割れ」の状況でもあえて不合格者を出すことがあるのです。『定員内不合格』。これは今年だけの現象ではなく、しかも珍しいことではありません。
特に1・2年生と保護者のみなさまには、受験現場の実際を知ってほしい。コチラが『定員内不合格』を出した学校のリストです。
多すぎるのでカットしましたが、「A-B=1」があと6校あります。
※県教委は、『定員内不合格』はできるだけやめるようにアナウンスしていますが、禁止はしていないようです
『定員内不合格』になる可能性として私が思いつくのは、次の4つです。
・中学3年間の学習成績
・中学3年間のふるまい
・入試当日のテストの得点
・入試当日の見た目やふるまい
最初の2つは、『調査書』を見ればすぐにわかってしまいます。
『調査書』だけではありませんよ。
中学3年間でしみついてしまったふるまいは、入試当日に本人の気づかぬところで出てしまうものですし、試験官の高校の先生方はそれを見抜いてしまうのです。
ここで1・2年生のみなさんへのメッセージを2つ。
毎日の生活を大切に。
あとで後悔しないように。
学校の先生はあなたの味方。
アドバイスに耳を傾けましょう。
2次募集
さてさて、これで入試のすべてが終わったわけではありません。県教委のサイトに次のような文言が掲載されています。
『……入学許可候補者が募集定員に満たなかった、全日制の課程の56校89学科、定時制の課程の14校14学科で「第2次募集」を実施します。』
2次募集が始まります。
令和5年度入試で2次募集を行う第9学区の公立高校はコチラです。
木更津東普通科は「残席1」、木更津駅至近で通いやすいですよ。みんな集まれー!
君津普通科は、そろそろ募集定員減を真剣に検討しなくちゃいけない段階になってきましたね。
2次募集の出願は、あさっての8日(水)だけ。それを逃すと受検できません。
書類の準備には校長先生のハンコも必要なので、2次募集への挑戦を検討している人は、なるべく早く学級担任の先生に相談を。学年の先生方があなたのフォローに動いてくれるハズ。
以上、合格発表と2次募集についてのお話でした。
それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
この記事についてのコメント