ためこまずに吐き出して、浮かれずに落ち着いて

さくら塾日記
この記事は約3分で読めます。

 
 
 
こんにちは、なまはげおじさんです。

君津のさくら塾のブログへようこそ。
 
 
 

先日、自習に来た某3年さくらっ子、

入ってくるなり、
 

聞いてくださいよぉーッ!

 
とほっぺを膨らませておりました。
 
 

何をそうプンスカしてるのかと耳を傾けていると、やがて気が済んだのか、穏やかな表情に戻って勉強を始めたのでした。
 
 

まあ、そういう日もあるよね。
 
 
 
その翌日も自習に来たさくらっ子。

からかい気味に、
 

今日は何か聞くことはないのかい?

 
と声をかけました笑
 

すると、その日の学校でのエピソードをひとしきり語ったあと、
 

だから今日は機嫌がいいんです♪

 
と笑顔で自習を始めたのでした。
 
 
 

ちょっと感心しましたね。

「今日の私は機嫌がいい。」

このさくらっ子、中学生ながらメタ認知できてますもん。

自分の「感情」を律することができてますもん。
 
 

中高生なんてほとんどみんなが

ムカツクー
メンドクサー
ワーイワーイ

なんていう「感情」に振り回されがち。

うまく制御できないので、あとで後悔するような行動をとってしまう……

「あるある」ですよね。

感情的になって、というヤツ。
 
 

このやっかいな「感情」とうまく折り合いをつけることこそ、自律という概念そのものである、私はそう考えています。
 
 
 

さくらっ子の話に戻ります。
 

イライラ・ムカムカしているとき、そのまま自習を始めてもなかなか集中できないと思うんです。
 

聞いてくださいよぉーッ!

 
ってやってましたよね。

very good です。
 

思いきって吐き出してみるのは、上手な「感情」の発散方法。

腹が立つ
不安でしょうがない
怖くてたまらない

こういった「感情」をココロの中にためたままにしておくと、いいコトは何にもありません。

どんどん吐き出すべきなんです。
 
 

だから今日は機嫌がいいんです♪

 
って言ってましたよね。

very good です。
 

うれしくてふわふわした気分のまま自習を始めても、うまく勉強に集中できないものです。

まるで他人を観察するように
「あ、私は今気分がいいな」
ととらえる(=メタ認知)、

これを意識すると、プラスの「感情」に引っ張られすぎることなく、高いモチベーションを保ったまま勉強に集中できるようになります。

「今日は機嫌がいいな」
「なんだかいい気分だ」
「集中してやれそうだぞ」

と、口にするのも良い作戦ですよ。

 
 
 
自分の「感情」とうまく折り合いをつけて、目標に向かってがんばろうね、3年さくらっ子。
 
 
 
 
 

以上、教室での一コマでした。

それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
 
 
 

この記事についてのコメント

タイトルとURLをコピーしました