【部活動②】学校部活動、どこに入部するかは慎重に選びましょう

ローカルなお話
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なまはげおじさんです、こんにちは。
君津のさくら塾のブログへようこそ。

新中1保護者のみなさま向けに以前書いたお話を、リライトでお届けします。
 
 
 

部の選択は慎重に

先日、新中学1年生向けに 部活動を勧める内容の記事 をアップしました。

今日は、中学生ではなく保護者向け。

君津エリアの部活動について、新中1保護者のみなさまに知っておいていただきたいことをまとめます。

何かしら参考になれば幸いです。
 
 
 

地域以降はどうなってる?

まずは全国的な動きから。

部活動は、過渡期を迎えています。
 

日本中どこに行っても少子化で、スポーツをやるにしても人がなかなか集まりません。

これは都市部も郡部(=田舎のことですね)もいっしょです。
 

すでに各種報道で伝えられているとおり、部活動は学校から地域へ移されることになりました。

学校から部活動がなくなり、放課後中学生はすぐに帰宅することになります。
 
 

この動き、実際はなかなか進んでいません。

地域の受け皿が見つからないのです。

具体的には、そのスポーツの
「クラブがない」
「指導者がいない」
の2点ですね

特に郡部では深刻
 
 

文科省も困っています。

地域によって事情が大きく異なるので、霞が関から大声を出してもうまく動かないんです。
 
 

そこで、令和7年12月に発表した資料で、

・R5~R7『改革推進期間』
・R8~R10『改革実行期間(前期)』
・R11~R13『改革実行期間(後期)』

というロードマップを公開しました。

改革期間の延長ですね。
 
 

部活動の地域移行は、来月から第2段階に移行するんだそうですよ。

具体的には、いったい何が変わるんだろうと思って資料を読み込んだのですが、正直私にはよくわかりませんでした(小声)

一部お見せしますね。
 
 

 
 
何このフワッとした文。

R8から何が変わるのか、まるで読み取れません。

むむむ。
 
 
 

R8以降の学校部活動

現状、学校から部活動をなくして、地域に完全移行するのは難しい。

そこで、資料には、「学校部活動の在り方」についてもふれている箇所があります。
 
 

 
 
うん、具体的。

でも、これってR8からではなく、以前から示されてましたよね。

何にも変わってない。
 

ちなみに「週当たりの活動時間は11時間程度の範囲内」ということは「平日1・週末1のオフ日を設けろ」という意味ですが、お子さんの部では守れているでしょうか。

土日両方あり、なんてやってませんか。
 
 
 

学校部活動にはガイドラインあり

学校部活動は、平成31年4月からガイドラインが適用されています。

これは全国どこもそうで、もちろん君津市も独自にガイドラインを制定しています。

「君津市部活動ガイドライン」の主な内容は以下の通り。
 

休養日
平日に1日以上、週末に1日以上の、少なくとも週2日以上の休養日を設ける
練習時間
平日の練習時間は長くとも2時間程度、休日や長期休業中は3時間程度、週の練習時間は合計11時間程度とする
朝練習
朝練習は行わない
ただし、校長が特別な事情があると認める場合のみ教育委員会と協議の上、限定的に朝練習を行うことができる

 
残念なことに、このガイドライン、あんまり守られていないんです。

R7年度に私が見聞きしたのは、

・毎週 土日 休みなし
・定期テスト前日にコンクール参加
・特定の部のみ実施される朝練
・部活動とは別に実施される長距離走の朝練
・夜の練習 半強制参加
・引退した3年生への活動呼びかけ

書ける範囲でこんな感じ。
なお上記エピソードについて質問は一切受け付けません

生徒が自由に使えるはずの時間を奪われ、
睡眠時間を奪われ、
テスト勉強の時間も奪われ、

もうひどいもんでした。

このエリアの一部の部活動、外から見てるとかなりヘンです。

校長先生がしっかりブレーキをかけていただきたいところ。
 
 
 

部活動選びは慎重に

ここまでお読みいただきありがとうございます。

最後に、新1年保護者のみなさまに、進学塾の中の人からメッセージを送ります。
 
 

部活動の選択は、どうか慎重に。

熱心すぎる顧問のいる部は避けましょう
 

部活動だけにエネルギーを削られてしまうと、お家で勉強することが難しくなってしまうからです。

そうした日々の積み重ねが、定期テストの結果に大きく影響するからです。

テストの点が悪ければ、「1」「2」「3」「4」「5」で表される『年間評定』も、低いものになってしまいます。
※『年間評定』とは、すなわち『調査書』の内申点のこと
 

ここは千葉県です。

『調査書』の内申点は、1年生の成績も記入され、合否の検討材料になることをお忘れなく。
 

 
 
 
 
 
以上、保護者向けの部活動のお話でした。

それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

↓ おまけ ↓
 

部活動推薦進学の現実

中学校の部活動のスター選手が、大会で活躍し、すごい選手だと評判になって、高校に推薦で進学する。

そういうお話を耳にしたことはありませんか。
 

実際、関東大会や全国大会は、「スター選手の見本市」の側面が強いです。
大きな大会に行くと、試合まで待機しているチームのところに強豪高校の監督さんが挨拶に訪れている光景を頻繁に目にします。

学力はほぼ関係無しで、高校進学。

そのマンガのような展開と、大人から「特別な存在」と認められることに、憧れてしまう中学生がいるのもわかります。
 

しかし、現実問題として、部活動推薦で進学すると、その高校生活はなかなか厳しいものになることをご存知でしょうか。
 

まず、競争が激しすぎること。

強豪校には各地域のエースばかりが集まるので、常に激しいレギュラー争いにさらされます。

全国大会の常連校では、部員が100人を超えることも珍しくありません。

活躍の場が与えられないどころか、まともに監督と話をしたことがないまま引退することさえあります。
 

もう1つ、退学の可能性についても指摘しておきます。

 激しいレギュラー争い
  ↓
 ハードな練習
  ↓
 深刻なケガ
  ↓
 競技続行不可能
  ↓
 退部
  ↓
 退学

というケース、どこでもよくあるんです。

部活動で進学したのにその競技を続けられなくなった場合、校内に居場所がなくなったように感じてしまい、退学を選んでします。

それは決して珍しいことではないのです。
 
 
「部活動で活躍して高校や大学に推薦入学だ」

と夢見ている中学生、そして保護者のみなさまには、光の当たりにくいところに危険な要素もあることを知っておいてほしいです。
 
 
 
 
 
 

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