なまはげおじさんです、こんにちは。
君津のさくら塾のブログへようこそ。
今日も公立入試のお話です。
合格発表&2次募集
昨日3日(火)に、各公立高校で、入試の合格発表がありました。
県教委が公表した関連データをもとに、今年の合格発表のようすをチェックします。
多めに合格者を出した学校
まずは、予定よりも多めに合格者を出した学校はないか調べてみました。
昨年のR7入試では、
・東葛飾 3人多く
・県千葉 1人多く
以上2校で定員より多めに合格者を出したんです。
さて今年の入試はどうかな???
――ありませんでした。
R8入試は、すべての学校で定員通りの合格者としたようです。
2次募集を行う学校
今年は、全日制の59校95学科で、1875人の新入生が足りていません。
昨年度は、47校76学科で1760名の不足だったので、だいぶ増えてしまいました。
少子化のせいなのか、
県教委の定員設定ミスか、
それともその両方なのか。
もともと県教委は全日制の新高1生を 28880人募集していました。
昨日、合格者(=入学内定者)として発表されたのが、27005人。
言い換えると、入学式の席を28880用意したけれど、そのうち27005席しか埋まっていないということ。
座っているのは、93.5%。
空席の 6.5%の募集が始まっています。
2次募集です。
中1・中2のみなさんへ
全日制の59校95学科で、2次募集を行っています(「行います」ではないんです、もう始まっているので「行っています」なのです)。
59校95学科は、2月の入試の時点で定員割れが確定していました。

じゃぁ、受けた人は
みんな合格でしょ?
「定員割れなら、受験者はみな合格する」
と思ってる人、いるでしょう?
違うんですよ。

え???

定員割れなのに?
不合格もあるの?
定員割れなのに不合格を出した学校があるんです。
ビックリしている人もいるかもしれませんが、なにせここは千葉県、あるんですよそういうことが。
データをお見せする前に、用語の説明を。
例えば、募集人員が160人なのに受験生が159人しか集まらなかった、としましょう。これを「定員割れ」と呼びます。
その高校に入りたい人が159人しかいなかったのだから、みんな合格できると思うでしょう? 実際、東京都や神奈川県では「定員割れ」になったら全員合格になるようです。
しかし、千葉県では違います。
合格者を157人しか出さずに、あえて2人落とす、なんてことが起きるのです。
千葉県の公立入試では、「定員割れ」の状況でもあえて不合格者を出すことがあるのです。これを「定員内不合格」と言います。
特に中1・中2のみなさんには、受験現場の現実を知ってほしい。コチラが「定員内不合格」を出した学校のリストです。

このほかにも、
・館山総合;家政科
・大原;総合学科
・天羽;普通科
・浦安南;普通科
・浦安;普通科
・泉;普通科
・東金商業
・行徳;普通科
・千葉女子;普通科
・犢橋;普通科
・流山南;普通科
・大網;食品化学科環
で、定員割れなのにもかかわらず、1人ずつの不合格者を出していました。
あなたの地元の高校、ありましたか?
「定員内不合格」になる可能性として私が思いつくのは、次の4つです。
・中学3年間の学習成績
・中学3年間のふるまい
・入試当日のテストの得点
・入試当日の見た目やふるまい
中学3年間の学習成績は、『調査書』を見ればすぐにわかってしまいます。
また、中学3年間でしみついてしまったよくないふるまいは、入試当日に本人の気づかぬところで出てしまうものですし、試験官である高校の先生方は短時間でそれを見抜いてしまうのです。
ここで中1・中2のみなさんへ、私なまおじから2つメッセージを。
毎日の生活を大切に。
可能性のトビラを少しずつ閉じていってしまうような言動を続けていると、間違いなくあとで後悔することになりますよ。
学校の先生はあなたの味方。
感情にふり回されて先生に失礼な態度をとっても、結局、損をするのはあなたです。意見はまっすぐに受け止めるよう心がけるべきです。
大人のみなさんへ
さて、第9学区の今年の入試をふり返りましょう。
2次募集を行わない学校がコチラ。

受験者数÷合格者数=実質倍率。
第9学区でもっとも高倍率になったのは、袖ヶ浦情報Cでした。
昨年度は定員割れになり、普通科からのスライド合格を行って2次募集を回避したんですよね、ここ。どうして今年は人気を集めたんでしょうか。謎。
木更津東家政科、君津普通科、京葉普通科は、R9入試でも定員割れスレスレになるのか、それとも割ってしまうのか、ちょっと心配です。
このあたりの高校は、私立高校授業料実質無償化の影響を思いきり受けています。みんな私立単願を選び、公立中堅校を受けてくれなくなってしまいました。
2次募集を行う学校。

第9学区では、半分以上の公立校で2次募集を行います。
ろくに勉強しなくても高校生になれてしまうわけですよ。トラブルが起きたとき、退学という選択肢を選ぶハードルは、昔よりかなり低くなっているはず。
上のデータは、「第9学区では教育がうまくいってない」ということを表しています。
子育て世帯の移住先候補から外されてしまう要因にもなり得ます。
このままだと地域が先細っていきますよ。
どうにかしないと。
2次募集に挑むあなたへ
2次募集への挑戦を検討している人は、なるべく早く学級担任の先生に相談を。書類の準備には校長先生のハンコも必要なので、できれば今日中に。
ネット登録はもう始まっていて、明日の5日(木)に締め切られちゃう。だから急がなきゃダメ、間に合わなかったら受検できませんよ。
大事なことなのでもう一度。
2次募集に挑戦するなら今日中に学級担任に相談すること。
2次募集については コチラの特集記事 を
県教委の資料は コチラ を。
以上、合格発表と2次募集についてのお話でした。
それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。


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