【令和8年度入試】公立入試初日3教科の寸評

千葉県の高校入試
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なまはげおじさんです、こんにちは。
君津のさくら塾のブログへようこそ。

公立入試のお話、中3生向けです。
 
 
 

取りやすかったかも

公立入試、初日3教科の寸評です。

テンポよくいきますよ。
 
 
 

国語

昨年度と同じく、記述問題は各大問につき1問のみになっている。採点ミス対策か。

大問二;漢字の読み
(2)「宛てた」、(3)「芳香」、(4)「丘陵」は、初日の緊張もあって正答率は高くなさそう。
  

大問三;漢字の書き
(4)「カチョウ風月」、そんな言葉は知りませんねという受験生もいたのでは。
  

大問四;説明的文章
合う合わないがはっきり分かれそうな文という印象。落ち着いて読めたのならそこまで苦戦しなかったかも。しかし、大半の受験生(上位層含む)には難しく感じたはず。
(5)-Ⅱはイを選んだ人がたくさんいそう。
(6)、時間がない中だったこともあり、空欄にした受験生が少なくないとみた。
  

大問五;文学的文章
高校生が主人公の読みやすい物語文。できればここで得点を重ねたいところ。
(3)のウとエで迷った人もいたのでは。
(5)、「舞台」「観客」「信念」の順に並べて文を作ろうと考え込んでいるうちに時間が溶けていった、という受験生が多くいたと思われる。
  

大問六;古文
はるか昔、「くっさめ!」というフレーズで人気を博したテレビCMがありましてね。気になる人は『コンタック600』で検索してみてください。今見ても何にもおもしろくないよ
(2)はイと答えた人が少なくないのでは。
(5)-(c)はあらすじさえ掴めていればいけるのだが、それが簡単ではないのである。
  

大問七;作文
書きやすいお題だったのでは。なるべく短い時間で書ききりたいところ。
 
 

全体は以下のとおり。
 

 
 
青問題はぜひ得点したい基礎問題。ノーミスで48点。

は得点できたら差がつく問題、はやや難しい問題。

昨年度(平均56.6点)よりも得点しにくく感じる。2点程度下がるか。初日はこの教科で差がついたかもしれない。
 
 
 

数学

大問1;小問集合
今年も難しい立体問題はナシ、作図も平易。
しかし、(4)①②,(5)②,(6)①の4問は、ミスした人がかなりいると思われる。(4)はいい問題、これこそが「思考力を問う問題」なのでは。中2生は挑戦してみてほしい。 
 

大問2;関数
ひょっとしたら歴代の千葉県の関数の中で、もっとも簡単だったのではないか。
(3)でさえ拍子抜けするほど。
数学が得意な人は、気分よく図形に進めたことだろう。
  

大問3;平面図形
(2)の証明までできたら(3)はさっさとパスする、それでOK。
この問題だけは、白紙でもよいのでは。
解答例は ↓
 
 

 
∠Bの二等分線なので、最初にAGを求めてしまうのもアリですな。
 
 

 
大問4;正方形と相似
三平方の定理を使わずに相似で考えてね、とヒントまで出してくれている。
時間をかけるなら、大問3ではなく、間違いなくこちら。
 
 

全体は以下のとおり。
 

 

 
問題はぜひ得点したい基礎問題。すべて取れたら63点。

は得点できたら差がつく問題で、27点。

は得意な人が時間に余裕があれば挑戦すべきもの。

大問1で取りこぼしをしなければ、かなり得点を伸ばしやすかったのでは。昨年度の平均52.0より3点程度上がるかも。
県船橋理数科・県船橋普通科・東葛飾などの最上位校では、90点台も珍しくないのでは。国語でメンタルをやられていなければの話だが
 
 
 

英語

大問5;英文法
出題形式が変わった。適語補充2問がカットされ、語順整序3問のみになった。
(3)の間接疑問だけ心配だが、できればノーミスで駆け抜けたい。
 

大問6;英作文
こちらも、20~30語程度の自由英作文、と大きくいじってきた。これは意外。
いかに採点トラブルをなくすかが県教委の最大の関心ごとだから、採点に時間のかかる問題はもう出ないだろうなんて考えていた。
しかし、採点を担当する高校の英語科の先生方は困っていらっしゃるはず。
英語苦手な少年少女たちが問題用紙を観察してひねり出したであろう「Unique points about our school is ……」なんて英文を前に頭を抱える姿が目に浮かぶ。
採点基準は、高校ごとに大きく異なることになるだろう。
 

大問7;短文&資料の読みとり
(1)(2)のどちらも英文自体は平易だが、2点気になることが。
・(1)の「In conclusion, 」は2年生の教科書本文に出てくる。教科書が新しくなったのはまさに今年度の4月なので、ほとんどの中3生は知らなかったのでは。
・どちらも③に英問英答が出題された。「次の質問の応答文として適切なものを選びなさい」などといった日本語は一切なし。新傾向。面食らった受験生は少なくなかったはず。次年度の県内中学校の定期テストは、英問英答が必ず出題されることをここに予言する笑
 

大問8;長文問題
本文中の deserts は砂漠のことであり、甘くておいしいヤツを想像しちゃった人は残念である。
ある程度の英語力のある人なら、(1)(2)(4)は問題なく得点できるはず。
英語大嫌いな人でも、(1)(2)は取りたい。
(3)はキツい。出題文の「なお、……」にマーキングできた人のみ正答できたのでは。
 

大問9;会話文
できればここで稼ぎたいが、(2)は文の大意をつかんでいないと得点するのは難しい。昨年度よりは平易になった。
 
 

全体は以下のとおり。
 

 
 
問題が36点。これにリスニングの点数を加えると67点。
言い換えると、リスニングさえ崩されなければ高得点も十分可能だったはず。
昨年度の平均は 47.1点だが、おそらく今年は50点を上回ると予想。
 
 
 

初日3教科は、とにかく第1教科である国語。
ここで調子を狂わされてしまうと次の数学もグチャグチャになってしまったのではないか。
毎年のことではあるけれど、今年はその傾向がさらに強くなっている気がする。

2日めの理科・社会は、緊張もほぐれて実力を出せるはず。

みんな、ガンバレー! 
 
 
 
 
 

問題を確認したいあなた、私は千葉日報のサイトにお世話になりましたよ。

それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
 
 
 

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