こんにちは、なまはげおじさんです。
君津のさくら塾のブログへようこそ。
今日は公立入試のお話です。
削る? 残す?
県教委のサイトに、『千葉県公立高等学校入学者選抜に関する協議会(第1回)の結果』というレポートが上がっています。
協議会でどんなことを話し合っているのか、興味深く読ませていただきました。
中でも目をひいたのが、「調査書における部活動の記録の在り方について」についての協議です。
話し合いにあたっての事務局(=県教委)の見解がコチラ。
・今年度の入学者選抜から、調査書の「出欠の記録」、「行動の記録(第3学年)」、「総合的な学習の時間の記録」及び「総合所見」を削除することとした。
・調査書の「部活動の記録」の活用状況は、各都道府県によって様々。
・千葉県では、一部の学校や、一部の形態の選抜のみで部活動の実績を加点しており、活用の状況は学校によって様々。
・調査書における部活動の記録の在り方について御意見をいただきたい。
このブログでも特集しましたが、現中3生の入試から、調査書の記載内容が変更されます。
・出欠の記録
・行動の記録(第3学年)
・総合的な学習の時間の記録
・総合所見
この4つが削られます。
県教委は、「部活動の記録」も削るべきだろうかと投げかけたわけです。
調査書の「部活動の記録」の活用状況は、各都道府県によって様々
これは県教委の言うとおり。
例えば、東京都の調査書には「部活動の記録」の欄がありません。

兵庫県や埼玉県もそうです。
もう部活動は、校内活動ではありませんからね。
地域クラブで活動している生徒が、
「〇〇大会で△位になった」
「レギュラー選手です」
と申告してきた場合、それが正しい情報なのかをどうやって確認するんでしょうね
調査書を作成する学級担任の先生、大変ですな
調査書に部活動専用のスペースは設けない県は、これからも増えるのでしょう。
千葉県では、一部の学校や、一部の形態の選抜のみで部活動の実績を加点しており、活用の状況は学校によって様々
え?
「一部の学校や、一部の形態のみで」部活動の実績を加点だと!?
第9学区12校では、木高・君高・袖高以外のすべての学校が、部活動の加点をしてるんですけど!?
この点については、県教委に訂正を求めたい笑
「学校部活動」から「地域の部活動」へ移行が進められている今、調査書に「部活動の記録」を残すべきか否か。
あなたはどう思いますか。
県教委のサイトはコチラ。
それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお送りください。
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