こんにちは、なまはげおじさんです。
君津のさくら塾のブログへようこそ。
英検・漢検のお話です。
第9学区のリアル
中学生のみなさんの中には、英語検定や漢字検定に挑戦してみようと考えている人がたくさんいると思います。
検定に向けて勉強していく過程で、少しずつ基礎学力が向上していきますから、チャレンジするのはとてもいいことだと思います。
英検は5月末に、
漢検は6月半ばに、
それぞれ中学校で実施されます。
もう申込みが始まってるんじゃないかな。
ところで、英検・漢検といえば、
「公立入試で有利になる」
なんて聞いたことのある人もいるかもしれません。

センパイが言ってたよ
ホントかどうか、調べてみました。
現在の入試システムでは、各高校が公式サイトで公開している『選抜・評価方法』のとおりに合否が決定されています。
『選抜・評価方法』に、「英検3級を持っている人は、1点加点します」などとはっきり書いていなければ、加点されないのです。
というわけで、第9学区の公立高校の公式サイトを1校1校チェックして、『選抜・評価方法』をあらためて確認しました。
下表が、現高1の代の入試で『英検や漢検を持っている人に加点があったか』の調査結果です。

※1;実用英語技能検定準2級以上など、特に優れた記録については、総合的に判定する際の参考とする
※2;資格・特技等の内容を審査して加点する
多くの学校で、英検・漢検についての記述がありませんでした。

あれ???
というわけで、現在の公立入試では、英検・漢検を持っていてもほとんど加点されないという、ちょっとビックリな調査結果となりました。
学校行事が密な時期などは、無理して挑戦しなくてもいいかもしれませんね。
例えば、6月半ばの漢検。
定期テストとぶつかってる人は、パスしたほうが無難かな。
地元私立高校の入試では有利になることもあるので、そのあたりが気になる人は、学校や塾の先生に相談してみてくださいね。
※お金がかかるので、必ずお家の方と相談しましょう
参考;英検3級 ¥5,000
漢検3級 ¥3,500
それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
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