※志願変更初日のようすは、コチラ
なまはげおじさんです、こんにちは。
君津のさくら塾のブログへようこそ。
公立入試のデータ特集です。画像が大きめなので、パソコンなどでご覧ください。
出願のようすをチェック!
令和7年度入試まであと12日、出願についてのデータが公表されました。第9学区を中心にさっそく見ていきましょう。
なお、全日制の全県平均倍率は 1.14倍なので、この特集記事では、
1.14倍以上なら 青
小さければ 緑
1.00割れは 赤
と3色に分けて表します。
各学区のようす
まずは各学区の一番手を見てみましょう。
コチラです。

一番手校の中で今年最も厳しい入試になったのは東葛飾、圧巻の2倍超えです。これはさすがにキツい。普通だったらこのあと志願変更で大きく減るのですが、ここは周りに近いレベルの学校がないので、多くの受験生がこのまま動かないはず。こりゃ大変だ。
佐原は今年も定員割れを回避できました。ヒヤヒヤした関係者も少なくないはず。
県船橋、昨年度よりはマシとはいえ、この倍率はイヤですよねぇ。高すぎます。かといって、県千葉に移るかというと、『思考力を問う問題』の対策をしなければなりません。今からやるのはねぇ……。2番手校への移動を検討する人は多いかも。ただ、薬園台も小金も 1.6倍台でかなり高いんですよねぇ。さてどうする?
第9学区公立上位校のようす
それでは内房エリアの上位校の倍率をチェックしましょう。

県千葉はズルズルと倍率が下がってきましたね。『思考力を問う問題』を避けて、県船橋に挑戦する人もいるんだろうなぁ。
千葉東はこのあたりの数字でここ3年ほど落ち着いてしまいました。『思考力を問う問題』をやめれば、おそらく1.7倍前後まで人気は復活すると思います。
木更津普通科、今年はチャンスになりました。県千葉・千葉東ともに倍率が高くないため、両校から移って来る人は多くないはず。志願変更後も、1.30倍程度になるでしょう。
逆に木更津理数科は激戦です。隔年現象ですなぁ。理数科から普通科に移る人、いるんでしょうか。ちょっとイメージしにくいですね。
君津普通科の先生方は、さぞかし肝を冷やしたのでは。どうしてこんなに人気が落ちてしまったのか、先生方はどのように分析していらっしゃるのか、一度聞いてみたいものです。
第9学区のようす
最後に、毎年恒例のランキングです。
第9学区の学校・学科に県千葉・千葉東・幕張総合を加えて、倍率の高い順に3グループに分けてまとめました。
まずは多くの受検生が集まったグループです。

来週水曜から2日間行われる『志願変更』は、このグループに出願している人が検討しているんじゃないでしょうか。
姉崎がえらいことになりました。いくらなんでも集まり過ぎですよね。さて、志願変更する人は、どのくらいいるでしょうか。市原市内のほかの高校(市原緑とか)はいかがでしょうか。
次は、県平均より倍率は低いけれど、定員割れにはならなかったグループです。穏やかな入試になりそうです。

君津園芸科は君津普通科を上回りましたね。おじさんは、驚きのあまり見開いた目が元に戻らなくなっています。君高生のみなさんもでは???
このグループからは志願変更で動く人はほとんどいないでしょう。市原八幡から市原緑と、袖ヶ浦普通科から情報C科は、あり得るかな。
3つめは、定員割れになってしまったグループです。

どこも厳しいですねぇ。『私立高校授業料の実質無償化』制度の影響もあるんでしょうなぁ。
これから志願変更がありますが、リストに載ってるどこの高校も、倍率 1.00 には届かないんじゃないでしょうか。
袖ヶ浦情報C科の出願倍率が、なんと昨年度の半分程度しかありません。いったい何があったんでしょうか。理由をご存じの方、教えてください。
以上、公立高校出願のようすの特集でした。県教委発表のデータはコチラ。
それでは今日はこのあたりで失礼します。どうぞ健やかな一日をお過ごしください。
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